12月4日(火)
セリーグのMVPを二年連続受賞した丸選手がカープを出て行きます。
そういうの、カープファンには慣れっこなんですけどね。
ジャイアンツに行った川口・江藤、タイガースへ行ったシーツ、金本、新井、メジャーへ行った黒田、マエケン、そうそう、大竹もジャイアンツに行きました。
黒田と新井は戻ってきて、一昨年、25年ぶりの優勝に貢献し、今の強いカープの礎になってくれましたが、メジャーへ行った二人と金本を除くと、現実には、なかなか国内フリーエージェントで移籍して大活躍ということにはなりません。
「丸選手は格が違う」と言えばそれまでですが、彼だって人の子です。
身体能力が強く欠場の少ない彼が、今年の4月下旬、調子を落として集中力を欠いたのか、捕球の際に負傷し一ヶ月戦列を離れました。そしてシーズン終盤、ホームラン王争いに加わったためか、彼らしいバッティングが影を潜め、その不振は日本シリーズまで尾を引いてしまいました。
きついようですが、私は、カープが今年日本一になれなかった要因のかなりの部分、彼の不振が占めていたと思っています。
今となってみれば、「そうか、フリーエージェントの件も頭をよぎって、集中力に影響していたのかもしれない」と思いたくもなってしまいます。
今後、カープ戦で大活躍されたら全く以って困りものですが、彼の能力から言えば、トリプルスリーはおろか三冠王だって夢ではない逸材であることは確かです。はたして、ジャイアンツで岡本の前の3番バッターとして不動の地位を築けるかどうか、残念ではありますが、ぜひともそうなってもらわないとと、期待と一抹の不安の中で見守ることになりそうです。
ちょっと話は変わります。
先週の金曜日、大宮へKAZU君を迎えに行った日。ただ往復するだけではつまらないので、昼に銀ブラをしましたが、そういえば年末ジャンボの時期ということで、西銀座のチャンスセンターへ行ってみました。
平日なのに、
すごい行列
最後尾は
高速道路下まで
小一時間ほど並ばないと買えないのでしょうか。「発売日とか最終日とかじゃあるまいし」と退散しましたが、庶民も皆、お金が欲しいのでしょうね。なんか、呆れるというより寂しくなってしまいました。
たしかに「ミニジャンボ」とか「プチジャンボ」とかもありますが、年末ジャンボの売りは「1等前後賞で10億円」という触れ込みです。一庶民がそんな大金を手にして、いったいどうするのでしょう。
やっぱり、私には「ミニジャンボ」くらいが相応かなと、有楽町駅前の売り場で購入してみましたが。
そんな他愛ない状況の中で、ふと、「さすがに年に何億円も稼ぐ人たちにとっては、こんな行列には無縁なんだろうな」と、ジャイアンツに移籍するらしい丸選手のことが浮かんできてしまいました。
もちろん、彼が千葉の出身であること。嫁さんも同郷であること。さらに、「太く短く」というプロスポーツ選手の置かれた厳しい状況は重々承知の上で。
今年の丸選手の年俸は2億1千万円らしいのですが、カープは4年17億を提示したそうです。それに対して、ロッテが6年30億とか、ジャイアンツが6年35億とか、推定ですが、提示金額が噂されています。
庶民にとって1億円といったら、まったく途方もない大金ですが、年に4億円稼ぐ人にとっても、さらに1億円、2億円余計にもらえれば「ウッハッハ」ということなのでしょうか。
張本氏曰く「桁が違う。高いほうへ行くのが自然だし、プロ選手ならば当たり前」とのことですが、換算すると、年俸4億円より5~6億円を選んで古巣を去るということになります。
一ファンが「それでカープ去っちゃうのか」と思ってみても、やはり、別世界の一庶民の溜め息にすぎないのでしょうね、きっと。気分消沈。
いや、別に丸選手を責めているんじゃないんです。初めに言ったように、カープファンはこういうことに慣れていますし、だいたいですよ、ちゃんと制度があって、それに則っているんですから、愚痴ってみてもはじまりません。カープはそんなことでへこたるチームじゃないんです。だいたい、三連覇だって、マエケンが出て行った後に達成しているんですから、丸選手が抜けたってなんとかなるにきまっています。
ただ一つ残念なのは、移籍先が彼の地元の千葉ロッテじゃなくて、いい生え抜き選手がいるのに毎年フリーエージェントの補強に頼って、それでいてそれなりの成績で甘んじている金満球団ジャイアンツという点。
「あーあ、なんともやりきれん」。思わず溜め息。
ご満悦!金で鯉釣るジャイアンツ 弁人
セリーグのMVPを二年連続受賞した丸選手がカープを出て行きます。
そういうの、カープファンには慣れっこなんですけどね。
ジャイアンツに行った川口・江藤、タイガースへ行ったシーツ、金本、新井、メジャーへ行った黒田、マエケン、そうそう、大竹もジャイアンツに行きました。
黒田と新井は戻ってきて、一昨年、25年ぶりの優勝に貢献し、今の強いカープの礎になってくれましたが、メジャーへ行った二人と金本を除くと、現実には、なかなか国内フリーエージェントで移籍して大活躍ということにはなりません。
「丸選手は格が違う」と言えばそれまでですが、彼だって人の子です。
身体能力が強く欠場の少ない彼が、今年の4月下旬、調子を落として集中力を欠いたのか、捕球の際に負傷し一ヶ月戦列を離れました。そしてシーズン終盤、ホームラン王争いに加わったためか、彼らしいバッティングが影を潜め、その不振は日本シリーズまで尾を引いてしまいました。
きついようですが、私は、カープが今年日本一になれなかった要因のかなりの部分、彼の不振が占めていたと思っています。
今となってみれば、「そうか、フリーエージェントの件も頭をよぎって、集中力に影響していたのかもしれない」と思いたくもなってしまいます。
今後、カープ戦で大活躍されたら全く以って困りものですが、彼の能力から言えば、トリプルスリーはおろか三冠王だって夢ではない逸材であることは確かです。はたして、ジャイアンツで岡本の前の3番バッターとして不動の地位を築けるかどうか、残念ではありますが、ぜひともそうなってもらわないとと、期待と一抹の不安の中で見守ることになりそうです。
ちょっと話は変わります。
先週の金曜日、大宮へKAZU君を迎えに行った日。ただ往復するだけではつまらないので、昼に銀ブラをしましたが、そういえば年末ジャンボの時期ということで、西銀座のチャンスセンターへ行ってみました。
平日なのに、
すごい行列
最後尾は
高速道路下まで
小一時間ほど並ばないと買えないのでしょうか。「発売日とか最終日とかじゃあるまいし」と退散しましたが、庶民も皆、お金が欲しいのでしょうね。なんか、呆れるというより寂しくなってしまいました。
たしかに「ミニジャンボ」とか「プチジャンボ」とかもありますが、年末ジャンボの売りは「1等前後賞で10億円」という触れ込みです。一庶民がそんな大金を手にして、いったいどうするのでしょう。
やっぱり、私には「ミニジャンボ」くらいが相応かなと、有楽町駅前の売り場で購入してみましたが。
そんな他愛ない状況の中で、ふと、「さすがに年に何億円も稼ぐ人たちにとっては、こんな行列には無縁なんだろうな」と、ジャイアンツに移籍するらしい丸選手のことが浮かんできてしまいました。
もちろん、彼が千葉の出身であること。嫁さんも同郷であること。さらに、「太く短く」というプロスポーツ選手の置かれた厳しい状況は重々承知の上で。
今年の丸選手の年俸は2億1千万円らしいのですが、カープは4年17億を提示したそうです。それに対して、ロッテが6年30億とか、ジャイアンツが6年35億とか、推定ですが、提示金額が噂されています。
庶民にとって1億円といったら、まったく途方もない大金ですが、年に4億円稼ぐ人にとっても、さらに1億円、2億円余計にもらえれば「ウッハッハ」ということなのでしょうか。
張本氏曰く「桁が違う。高いほうへ行くのが自然だし、プロ選手ならば当たり前」とのことですが、換算すると、年俸4億円より5~6億円を選んで古巣を去るということになります。
一ファンが「それでカープ去っちゃうのか」と思ってみても、やはり、別世界の一庶民の溜め息にすぎないのでしょうね、きっと。気分消沈。
いや、別に丸選手を責めているんじゃないんです。初めに言ったように、カープファンはこういうことに慣れていますし、だいたいですよ、ちゃんと制度があって、それに則っているんですから、愚痴ってみてもはじまりません。カープはそんなことでへこたるチームじゃないんです。だいたい、三連覇だって、マエケンが出て行った後に達成しているんですから、丸選手が抜けたってなんとかなるにきまっています。
ただ一つ残念なのは、移籍先が彼の地元の千葉ロッテじゃなくて、いい生え抜き選手がいるのに毎年フリーエージェントの補強に頼って、それでいてそれなりの成績で甘んじている金満球団ジャイアンツという点。
「あーあ、なんともやりきれん」。思わず溜め息。
ご満悦!金で鯉釣るジャイアンツ 弁人