5月24日(火)
8年前に明石暮らしを始めた頃、関西では、野球はもちろんタイガース中心でしたが、J1のサッカーとなると、大阪へ行くとガンバで神戸ではヴィッセルと、人気に少々地域差を感じました。
というのも、関西のNHKテレビのローカルニュースや天気予報は、関東とは異なり、各県の地方局ごとに流れる時間があります。明石では神戸放送局が作成するニュースが流れるので、そういう番組の中で取り上げられるのは、野球は阪神タイガースとオリックスバッファローズで、サッカーはヴィッセル神戸ということになります。
中でも「ヴッセル神戸」は、社長が明石出身の楽天と地元企業の川崎重工がスポンサーになっているということもあって、地元のケーブルテレビでも取り上げられることがよくありました。
ひと冬明けていよいよ開幕が近づいて来た2009年の春。ヴィッセルはバックスに冷静でいかにも賢そうなベテラン宮本恒靖、フォワードには現在フロンターレ川崎にいて歴代得点記録を伸ばしている大久保嘉人という看板選手を擁していたこともあって、熱い期待に包まれていました。
ホームタウンは新長田から地下鉄で行ける「ノエビアスタジアム(当時はホームズスタジアム)」で、明石から1時間もかかりません。
実は、それまでJ1のサッカーは一度も観戦したことがなく、応援する贔屓チームもありませんでしたが、市営バスにはマスコットのモーヴィーの絵をあしらったヴィッセルのラッピングバスも走っていて、一度足を運んで面白かったらファンになっちゃおうかなと思っていたのですが、サッカーのホームゲームは年間17回しかなく、そのほとんどが土曜日ということもあって、KAZU君とお出かけしたり、そうでない時もデーゲームのカープの試合に気を取られたりして、ホームズスタジアムへ行こうかと腰を上げることもないまま時間が経って行きました。
「まあ、そのうちに行けばいいか」とのんびりしているうちに、2011年にベテランの宮本が引退、翌2012年は成績ふるわず2部に降格、1年でJ1に復帰するも、降格にともない人気選手の大久保も川崎に移籍してしまい、とうとうヴィッセルのファンになる機会を持たないまま明石から引き揚げてしまいました。
さて、逗子に戻っての妻君との二人暮らし。実は妻君、スポーツは大の大相撲好きなのですが、もう一つ、横浜マリノスの中村俊介の大ファンで、いつもマリノスの試合がテレビで流れるのを楽しみにしているのです。
そんなこともあって、この春に再び明石に来ることになったのを機に、Jリーグの日程を調べたところ、5月21日にヴィッセルとマリノスのゲームが組まれていたので、さっそくチケットを手配、初めてのJ1観戦を楽しみにしていました。
兵庫の御崎公園にある
「ノエビアスタジアム」
4年前の秋に、女子サッカーのアイナック神戸の試合を観に来ましたが、あの時は「ホームズスタジアム」と呼んでいました。
始球式は米国生まれの歌手安田レイ。
キーパーはモーヴィー
せっかくのサッカー専用スタジアム。選手を間近に見れればと、バックスタンドは少しマリノス席寄りのほぼ最前列の席を取ったのですが、開閉式の屋根の間から差し込む夏の西日が計算外でした。16時キックオフとはいえ、前半は暑くて眩しくて参りました。
選手入場と伊野波選手の
1000試合出場の表彰
盛り上がるヴィッセル神戸の
応援席
妻君感激、俊介クンが目の前に。
左、オレンジのシューズ
彼もまた足技冴えて西日中 弁人
ところでこの両チーム。前節までの時点で、ヴィッセルが7位でマリノスが10位。たぶん、どちらも優勝の目は遠のいているし、まあJ2降格もなさそうな位置なので、あまり勝敗にはこだわっていなかったものの、やはりヴィッセルに勝ってほしいという気分でしたが。
前半23分、俊介クンにフリーキックのチャンス。これを栗原勇蔵が見事にヘディングで合わせる最高の形でマリノスが先制。そのまま後半戦に入り一進一退も、
その後は、両軍ともゴールネットを揺らせられず
1-0で試合終了
大喜びの
マリノスファン
妻君にとってもサイコーの結果になって、まあ良しとしましょう。
惜しくも敗れた
ヴィッセルイレブンとモーヴィー
サッカーはほぼ時間どおりに終わるのが素晴らしい。スタジアムから東へ歩いてJR和田岬線の駅へ。朝夕にしか走っていない一駅の盲腸線ですが、終了ホイッスル40分後に発車する電車に乗って、兵庫駅経由で帰って来ました。
8年前に明石暮らしを始めた頃、関西では、野球はもちろんタイガース中心でしたが、J1のサッカーとなると、大阪へ行くとガンバで神戸ではヴィッセルと、人気に少々地域差を感じました。
というのも、関西のNHKテレビのローカルニュースや天気予報は、関東とは異なり、各県の地方局ごとに流れる時間があります。明石では神戸放送局が作成するニュースが流れるので、そういう番組の中で取り上げられるのは、野球は阪神タイガースとオリックスバッファローズで、サッカーはヴィッセル神戸ということになります。
中でも「ヴッセル神戸」は、社長が明石出身の楽天と地元企業の川崎重工がスポンサーになっているということもあって、地元のケーブルテレビでも取り上げられることがよくありました。
ひと冬明けていよいよ開幕が近づいて来た2009年の春。ヴィッセルはバックスに冷静でいかにも賢そうなベテラン宮本恒靖、フォワードには現在フロンターレ川崎にいて歴代得点記録を伸ばしている大久保嘉人という看板選手を擁していたこともあって、熱い期待に包まれていました。
ホームタウンは新長田から地下鉄で行ける「ノエビアスタジアム(当時はホームズスタジアム)」で、明石から1時間もかかりません。
実は、それまでJ1のサッカーは一度も観戦したことがなく、応援する贔屓チームもありませんでしたが、市営バスにはマスコットのモーヴィーの絵をあしらったヴィッセルのラッピングバスも走っていて、一度足を運んで面白かったらファンになっちゃおうかなと思っていたのですが、サッカーのホームゲームは年間17回しかなく、そのほとんどが土曜日ということもあって、KAZU君とお出かけしたり、そうでない時もデーゲームのカープの試合に気を取られたりして、ホームズスタジアムへ行こうかと腰を上げることもないまま時間が経って行きました。
「まあ、そのうちに行けばいいか」とのんびりしているうちに、2011年にベテランの宮本が引退、翌2012年は成績ふるわず2部に降格、1年でJ1に復帰するも、降格にともない人気選手の大久保も川崎に移籍してしまい、とうとうヴィッセルのファンになる機会を持たないまま明石から引き揚げてしまいました。
さて、逗子に戻っての妻君との二人暮らし。実は妻君、スポーツは大の大相撲好きなのですが、もう一つ、横浜マリノスの中村俊介の大ファンで、いつもマリノスの試合がテレビで流れるのを楽しみにしているのです。
そんなこともあって、この春に再び明石に来ることになったのを機に、Jリーグの日程を調べたところ、5月21日にヴィッセルとマリノスのゲームが組まれていたので、さっそくチケットを手配、初めてのJ1観戦を楽しみにしていました。
兵庫の御崎公園にある
「ノエビアスタジアム」
4年前の秋に、女子サッカーのアイナック神戸の試合を観に来ましたが、あの時は「ホームズスタジアム」と呼んでいました。
始球式は米国生まれの歌手安田レイ。
キーパーはモーヴィー
せっかくのサッカー専用スタジアム。選手を間近に見れればと、バックスタンドは少しマリノス席寄りのほぼ最前列の席を取ったのですが、開閉式の屋根の間から差し込む夏の西日が計算外でした。16時キックオフとはいえ、前半は暑くて眩しくて参りました。
選手入場と伊野波選手の
1000試合出場の表彰
盛り上がるヴィッセル神戸の
応援席
妻君感激、俊介クンが目の前に。
左、オレンジのシューズ
彼もまた足技冴えて西日中 弁人
ところでこの両チーム。前節までの時点で、ヴィッセルが7位でマリノスが10位。たぶん、どちらも優勝の目は遠のいているし、まあJ2降格もなさそうな位置なので、あまり勝敗にはこだわっていなかったものの、やはりヴィッセルに勝ってほしいという気分でしたが。
前半23分、俊介クンにフリーキックのチャンス。これを栗原勇蔵が見事にヘディングで合わせる最高の形でマリノスが先制。そのまま後半戦に入り一進一退も、
その後は、両軍ともゴールネットを揺らせられず
1-0で試合終了
大喜びの
マリノスファン
妻君にとってもサイコーの結果になって、まあ良しとしましょう。
惜しくも敗れた
ヴィッセルイレブンとモーヴィー
サッカーはほぼ時間どおりに終わるのが素晴らしい。スタジアムから東へ歩いてJR和田岬線の駅へ。朝夕にしか走っていない一駅の盲腸線ですが、終了ホイッスル40分後に発車する電車に乗って、兵庫駅経由で帰って来ました。