チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

ようやく、少しだけ春の気配が

2014-03-17 19:29:15 | 身辺雑記
3月17日(月)

 今年の冬は長かった感じがします。

 1月の末に何日か暖かい日があって、関東の桜、今年も去年と同様に3月半ばには開花しそうな気がしていたのに、2月に入って寒さがぶり返し、二回も大雪に見舞われ、その後ずっと気温が上がらず、ちょっとイライラしながら春の訪れを待っていました。

 雪の重みでカーポートの屋根がゆがんでしまったということで、様子を見がてら、今月の初めに一週間ほど逗子に帰っていましたが、湘南もなかなかしぶとい寒さで、家に閉じこもりがちになってしまいました。
 寒さももう少しの我慢と覚悟して明石に戻って来たものの、先週の一週間はずっと冷え込みが続いて、保育園からの帰りも車で直行という日々になりました。

 でも、暦の上では確実に春なのです。

 東播磨に春を告げるイカナゴ漁、逗子に帰る前日の2月28日が今年の解禁日でした。明石に戻った時には最盛期を迎えていて、魚の棚を時々覗きに行ったのですが、日々大きくなって行くので、急ぎ14日の金曜日に「くぎ煮」を炊きました。
 県の水産センターの調査では、今年は不漁という予測が出ていたのですが、いざ解禁してみると、予想外の豊漁ということで、外の寒気とはうらはらに、魚の棚のアーケードの中は活気に満ちていました。5年前の不漁の時はキロ2000円以上でしたが、今年は例年並みに1000円を割って、私が炊いた14日は6~700円で手に入りました。

 実は、3年前の東北の大震災の時、ちょうど「くぎ煮」を炊いていたので、今年も11日にと思っていたのですが、この日は今年初めてカープが関西にやって来る日と重なり、大阪でオープン戦の観戦となりました。

 寒くてもドームならばと、
  京セラドームへ
  

 オリックス戦。
  黙祷の後始まりました
  

 カープの先発は3年目の野村。まだ調整段階なので、こんなものかなという感じでしたが、打線は好調のようで快勝しました。目立ったのがJR東日本から入った内野手の田中。打撃センスだけでなく守備もなかなかで、3塁の堂林が外野へ回されそうな雰囲気もあります。

 実は、翌12日には甲子園でタイガース戦が組まれていて、注目のルーキー大瀬良投手が先発とのこと、どちらの球場へ出向くか悩んでいたのです。結果的には、12日は暖かい日になったのですが、屋外の寒さと、関西なのでタイガース戦はテレビ中継がありそうと考え、オリックス戦にしたわけでした。

 それはともかく、今年のカープ。公式戦に入ってどうなるかはわかりませんが、田中や大瀬良だけでなく、ドラフト2位の九里投手、4位の西原投手も好投していて、大竹が抜けてしまったものの、代わりにジャイアンツから来た一岡投手も好調ということで、新顔の選手たちが活躍しそうな気配。そして、それに負けじと若手が目の色を変えて頑張っているので、とても楽しみになりました。特に堂林、芯をとらえた打球がほとんどで、今年は三振の数がぐっと減りそうです。

 さて、13日は低気圧が瀬戸内海を東上し、大荒れの天気になり、そのあと冬型の気圧配置になって、金・土の二日間は再び真冬のような寒さになりました。


   春なかば霜注意報とか出でにけり   弁人



 そして、昨日の日曜日。朝方は少し冷え込んでいたのですが、風も穏やかで、陽射しも暖かそう。そういえば保育園のある稲爪神社の河津桜もだいぶ咲いていたなと、買物に出たついでに寄ってみました。

 陽射しも春らしく、
  とてもきれいです
  

 でも、よく見ると、
  まだつぼみがたくさん残っています
  

 梅だって、
  満開の一歩手前なのですから
  

 あと半月で4月なのに、まだ梅の季節なのです。桜はいったいいつになるのかと溜め息をつきたくなりますが、春の明るい陽光を浴びて、少しほっとした気分になりました。

 振り返ってみると、明石の桜、去年は一週間くらい早かったのですが、その前の2011年と12年は4月に入って、やっとつぼみが膨らんだ程度でしたから、この雰囲気だと、今年のお花見はやっぱり4月の中ごろになりそうな気配です。

 すぐそばの大蔵院。門が開いていたので覗いてみました。

 ここも紅梅が
  ほぼ満開になっていました
  


   梅の花赤児のごとく笑ひけり  弁人


コメント
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