チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

六月に青空いっぱいの西日本

2013-06-14 16:04:31 | 身辺雑記
6月14日(金)

 空梅雨で水不足の心配がさかんに報道される関西。

 先週末に台風が近づいて来て、9日の日曜から火曜日までの三日間は厚い雲に覆われ、いよいよ梅雨本番かと思われましたが、その台風、突然進路が東にそれて、5月の半ばに明石に来て以来、ぽつぽつと雨が落ちて来たかなという記憶が一、二度あったくらいです。

 12日の水曜日の朝、カーテンの隙間から入る光がやけに眩しくて目を覚ましました。快晴です。ジョキングの予定を散歩に変えて海岸へ行くと、

  水面にキラキラと星がきらめくように朝日が射し込み
  

  夏とは思えない澄みきった海と空が目の前に
  

  淡路島へ向かう高速船もスイスイと
  


   夏空にいよいよ青し瀬戸の潮   弁人


  目にしたことのないフェリーが通過
  
 宮崎から大阪へ向かう「みやざきエキスプレス」です。ふだんは四国沖を航行するフェリーですが、太平洋上には進路を変えた台風が居座っているので、瀬戸内海へ迂回してきたのでしょう。

 それにしてもいい天気です。こんなに海と空とが青く輝いて、淡路島がくっきりと目の前にある日は年に数回くらいしかないでしょう。

 ところで、朝から気分も爽快で申し分ないのですが、心配なのは、やはり水不足。この日、大阪より気温が低めな明石でも、昼過ぎには、この夏初めて30度を越える真夏日となりました。

 道端の紫陽花も咲くには咲いたが、
  今にも干からびそうです
    


   冷や汗も乾きし紫陽花夏の空   弁人


  夕方、保育園から帰るKAZU君
  
「お空、青いね。おじいちゃん、あの船、タンカーなんやんね」
と、電車を見ながら、この日は、目が海の方にも向いていました。

 今は一年でいちばん日が長い時期です。KAZU君と別れて、丘の道を通って帰ると、

  まだ海が輝いています
  

 夕暮れ時になっても見晴らしが良いので、そのまま海岸まで歩いて行ってみると、西の空はかなり雲が厚く垂れ込めていましたが、まだ空気は十分に澄んでいて、

  久しぶりに小豆島を見ることができました
  


   オリーブの島影揺るる夏の夕   弁人


コメント
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