毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
ゆきのひの
12月のはじめころ、
友人から届いたポストカードは、
ディック・ブルーナの 『 ゆきのひの うさこちゃん 』 でした。
おおー 懐かしのうさこちゃん!!
息子がまだまだ小さかったとき、1冊また1冊と買っていきました。
そして繰り返し、繰り返し、せがまれるままに読んでやった福音館のこの
うさこちゃんシリーズでした。
とても久しぶりに絵本の本棚の片隅にぎゅっと並んだ 165mm x 165mm の
小さな絵本たちを取りだしてみたのです。
表紙が取れそうなほどのものもあるし、食べ物か飲み物か?どの1冊にも
なんらかのシミがついているページがある。。
めくりすぎのせいで紙は皺っぽく、表紙の四つ角みんなつぶれてる。
そして、このシリーズには、表紙を開けてタイトルのページの前に、なまえを
書くところが用意されていて、『 ゆきのひの うさこちゃん 』 には、
なまえ 2008.12. おおぜき ちから
と、私の書き込みがありました。
2歳になったばかり。
はぁ・・光陰矢のごとし。
雪の季節のはじまりにいただいたこのポストカードの裏面 ( 宛名とお便り文を書
く面 )の縁には、 illustration Dick Bruna © copyright Mercis bv, 1963
と印刷されていて、ゆきのひの窓辺のうさこちゃん、1963 年に描かれたのかしら。
そうだとしたら、わたしと同い年なのですね。
ディック・ブルーナが遺した、世界中の子ども達へのメッセージは、
独創的で愛に満ちた小さな絵本という形で、時代を超えてますます美しいデザイン
アートで、語りかけ続けます。
この世界は素晴らしいよ、ようこそ! と。
ゆきのひの窓辺のうさこちゃんとの久しぶりの再会。
子どもの絵本時代のぬくもりも久しぶりに思い出しました。
パスキューアイランドの年末年始は、
2022年は、12月28日 ( 水 ) まで
2023年は、 1月 4日 ( 水 ) より
営業いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
そして、
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
今年の営業日最後のパンの日です。
年末年始、すこしゆっくりと過ごせるお休みに、絵本を開いてみるのは
いかがでしょう。こどものための最高のアートワークは、元こどものこころをも
癒やし満たしてくれるでしょう。
絵本とパンと温かな飲み物とともに、部屋のすみへ。
明日も、こんがりと焼けた丸いプチパンを山盛りにして、みなさまのご来店を
お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen