毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
DUKE JORDAN / FRIGHT TO DENMARK
2008-05-23 / 音楽
今回のこの『 FRIGHT TO DENMARK 』のご紹介は、ジャケット写真からして
真冬にする予定でした。
でもその時 手元に見当たらなくて、探しても出てこなくて、、、、。
そして冬が過ぎ、なんと、こんな春真っ盛りになってしまいました。
でも見つかってよかった!
そうそう、このジャケット写真がねえ、なかなか良いんだなあ。
雪国育ちの人なら誰でもすぐにイメージするにちがいない、吹雪のあと、
もしくは大雪どか雪のあとのあの静かな一面の銀世界の中に
デューク・ジョーダンがぽつりと立っているんです。 いいでしょう!
デューク・ジョーダンは40年代から活躍してきたジャズピアニストですが、
60年代に入ってからは、仕事が減って、ニューヨークで生きてゆくために
タクシードライバーをしていた、というのは悲しいけれど有名な話らしい。
当時、60年代後半から70年代にかけては、ロックの台頭により
ジャズはどんどん下火になっていって、
スタープレイヤーであっても生活してゆけずに、ヨーロッパや北欧へと活動の拠点
を移さざるを得ない状況だったみたいです。
この 『 フライト トウー デンマーク 』 も、ジョーダンがデンマークへと
生活を移し、ニューヨークのジャズシーンから ” 消えて ”から、なんと
11年振りに(!)吹き込んだアルバムなのです。
デンマークでの地道な演奏活動が伝えられないまま、ジャズ界から去った、と
思われていたデューク・ジョーダンが帰ってきた!!
大反響を巻き起こした、そして長い沈黙を破ってジョーダン大健在!と喝采された
傑作アルバムなのです。 なるほどー。
いやー、だって凄っくいいもん、これ! 深く納得 です、うん。
1曲目の 『 NO PROBLEM 』でまずはハートはきゅーんとなります。
きっと知っている人も多いとおもいますが、日本語のタイトルは
『 危険な関係のブルース 』 。テンポのよいマイナー調のテーマにうっとり。
2曲目、3曲目、、、、どんどんとジョーダン節に酔わされていって
11曲目、再度 『 NO PROBLEM 』 の別テイクがきて、
さらにラストはなんと! CDのみのボーナストラック、『 JORDU 』!!
この『 JORDU 』のノリの良さよ!!
たたみこむようなスウイング感が高まり、怒涛の大団円へ!
ああーっ、よかったあー!! も1回聴いちゃおう!! となります。
中でも私が最も好きなのは、4曲目の 『 GRAD I MET PAT 』。
この曲はデューク・ジョーダンがニューヨークにいた頃近所に住んでいた、
パトリシアという9歳の女の子の思い出のために書かれた曲で、
ショッキングなことにパットは誘拐されてしまったそうです。
この曲を聴いていると、会ったこともないパットが、私に、輝くような笑顔を
向けて通りをスキップしているのが見えるようです。
本当に愛らしい小さなワルツなんです。
デューク・ジョーダンの優しい面、人間性を感じる曲でしょう。
レコードもあるのですが、別テイク3曲+ボーナストラック1曲、全12曲、
断然CD版が聴き応えアップです。
ここ2週間ばかりずっと店でかけているのですが、
その間2回お客様にきかれました、
「 今かかっているCDは、なんというのですか? 」
そのつど私はよろこんでタイトル・レーベル・ナンバーをメモしてお渡ししました
「 デューク・ジョーダン、というピアニストのCDですよ。」って。
真冬にする予定でした。
でもその時 手元に見当たらなくて、探しても出てこなくて、、、、。
そして冬が過ぎ、なんと、こんな春真っ盛りになってしまいました。
でも見つかってよかった!
そうそう、このジャケット写真がねえ、なかなか良いんだなあ。
雪国育ちの人なら誰でもすぐにイメージするにちがいない、吹雪のあと、
もしくは大雪どか雪のあとのあの静かな一面の銀世界の中に
デューク・ジョーダンがぽつりと立っているんです。 いいでしょう!
デューク・ジョーダンは40年代から活躍してきたジャズピアニストですが、
60年代に入ってからは、仕事が減って、ニューヨークで生きてゆくために
タクシードライバーをしていた、というのは悲しいけれど有名な話らしい。
当時、60年代後半から70年代にかけては、ロックの台頭により
ジャズはどんどん下火になっていって、
スタープレイヤーであっても生活してゆけずに、ヨーロッパや北欧へと活動の拠点
を移さざるを得ない状況だったみたいです。
この 『 フライト トウー デンマーク 』 も、ジョーダンがデンマークへと
生活を移し、ニューヨークのジャズシーンから ” 消えて ”から、なんと
11年振りに(!)吹き込んだアルバムなのです。
デンマークでの地道な演奏活動が伝えられないまま、ジャズ界から去った、と
思われていたデューク・ジョーダンが帰ってきた!!
大反響を巻き起こした、そして長い沈黙を破ってジョーダン大健在!と喝采された
傑作アルバムなのです。 なるほどー。
いやー、だって凄っくいいもん、これ! 深く納得 です、うん。
1曲目の 『 NO PROBLEM 』でまずはハートはきゅーんとなります。
きっと知っている人も多いとおもいますが、日本語のタイトルは
『 危険な関係のブルース 』 。テンポのよいマイナー調のテーマにうっとり。
2曲目、3曲目、、、、どんどんとジョーダン節に酔わされていって
11曲目、再度 『 NO PROBLEM 』 の別テイクがきて、
さらにラストはなんと! CDのみのボーナストラック、『 JORDU 』!!
この『 JORDU 』のノリの良さよ!!
たたみこむようなスウイング感が高まり、怒涛の大団円へ!
ああーっ、よかったあー!! も1回聴いちゃおう!! となります。
中でも私が最も好きなのは、4曲目の 『 GRAD I MET PAT 』。
この曲はデューク・ジョーダンがニューヨークにいた頃近所に住んでいた、
パトリシアという9歳の女の子の思い出のために書かれた曲で、
ショッキングなことにパットは誘拐されてしまったそうです。
この曲を聴いていると、会ったこともないパットが、私に、輝くような笑顔を
向けて通りをスキップしているのが見えるようです。
本当に愛らしい小さなワルツなんです。
デューク・ジョーダンの優しい面、人間性を感じる曲でしょう。
レコードもあるのですが、別テイク3曲+ボーナストラック1曲、全12曲、
断然CD版が聴き応えアップです。
ここ2週間ばかりずっと店でかけているのですが、
その間2回お客様にきかれました、
「 今かかっているCDは、なんというのですか? 」
そのつど私はよろこんでタイトル・レーベル・ナンバーをメモしてお渡ししました
「 デューク・ジョーダン、というピアニストのCDですよ。」って。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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「STEAL AWAY」もとても良かった。
夫も気に入ってました。
ちなみに私のマイブームは、高田渡と開高健。
なのに車の中でのBGMは娘の好きなアニメソングです。
デューク・ジョーダンさん、聴いた事ないので楽しみです。
高田 渡、私は全く知らなかったのですが、うちの
ダンナさんが「自衛隊に入ろう」他、何曲かの題名を
言ってましたよ、この方の訃報をラジオで聴いた時。
フォークの人、ですよねえ、のんべえの母さまの
高田渡ブームというのはいつどうして巻き起こった
のですか?そして開高 健・・・しっぶーい!!です
なのに車内はアニメソング!!やっぱり!
おもしろかわいいあの方はアニメソングでノリノリ
ですよね。楽しいー!
デューク・ジョーダンはどちらかというと大人向け、
ご夫妻でしみじみと気に入っていただけるとイイナ。
買っちゃいましたね。わたし。♪デューク・ジョーダン
興味津々でCDの紹介を読み ふむふむ...
見てみよう→ ジャケットに惚れた
聴いてみよう→ 音に聴き惚れた
そして ひとりに酔った(笑)
前回の ♪バリー・ハリス 同様
すっかり気に入っています!
素敵なので 友人のプレゼントにと考えています♪
ありがとうございます♪♪♪
p.s 再度 りんごさんポストカードを買いしめに
行ってしまいました。
たくさんの ”♪”ではたけやまさんのお気に入り度
が伝わって・・・私もうれしい気持ちで一杯です。
レコードもあるんですが、やはり別テイク+ボーナス
曲の4曲が加わっているCD版がうれしい。
がしかしジャケット写真的にはLP版かな。サイズ
という点で。はたけやまさんも惚れたあの写真は。
真冬のうーんと冷え込む日に、これを、暖かい部屋
で聴く、というのも、ジャケット写真から広がる
幸せなイメージの贈り物としてたのしめますよネ!
りんごポストカードがまたお入用になられましたら
ぜひご来店を。重版してお待ちしてまーす!!