本好きの必需品は・・・



本編を読み終わると、

まずは 「 ふぅ・・・ 」 とか 「 ほぅ・・・ 」 とか 「 はぁぁああ 」 とか

溜息のような、口から出るに任せた音を発し、

しばし様々な余韻に浸る。

余韻は、内容への感動であったり、とうとう踏破した感慨であったり、その両方、

もしくはそのどちらでもない何かの時もあるけれど、一冊読み終えたときは

なんだかとってもいい気分ではあります。

次に、じっくりと解説や後書きなどの巻末のお楽しみを読んでしみじみし、

そして次に、その本を読んでいる間中ずっと伴走してくれた栞に、読み終えた日付

を書き入れて、「 ふむ、〇〇日で読み終えたな。 」 と確認する。

栞をまたその本に挟み、本棚に立て直す。

そう。栞。

栞は必需品ではないですか?

ここまで読み進んでいるという印であり、ふたたびページを開くときの、

過去と今の繋ぎ目、ピッケルであります。

さらに、年数を経て再読した際には、書き込んだ日付が貴重な記録にもなっている。

栞が挟まれていないと、どこまで進んでいたかをちょっと探しますので、

すぐに読み進むことはできないものね。

出版社が本に挟んでくれる営業用のオマケ栞も使い易くて嫌いじゃないけど、

せっかく一冊の旅の道連れ、自分の好きな栞が楽しいと思う。

私の栞は、とても簡単な手作り栞なのです。

好きな色の紙を、切って、本のタイトルと、読み始めの年号と日付を書き込み、

矢印も書く。

読み終えた到達時点で、矢印の先に、その日付 ( 時間なんかも加えてもいい

かも ) を記して完了。

そんな栞なのです。

栞の紙は、文庫本のようなペーパーバックタイプには、適度に撓ってくれ、

適度に厚みもあるのが理想ですし、ハードカバー本だったら多少固めでも大丈夫。

で、そのようなかんたん工作の栞のハイライトは、ちょっとした趣向を、

技巧を凝らすでもなく ( つまりカンタンに ) 加える作業でありましょう。

栞の余白部分に、小さくさり気なく。

例えば、自分専用のスタンプを押すのはスタンダードだし、

押し花系も読書に似合って素敵です。

私の場合は、シールなのです。

本に合わせて、紙の色に合わせて、季節のモチーフで・・・・・

このシール選びが、ページを閉じたり開いたりする度に目にする栞作りの

一番楽しみな仕上げ作業なので、実は真剣だったりもします。


この度、わたしはシミー書房新作商品のモニターとなる栄誉 ( 役得 ) を

いただきました!

本日の写真のしおりは、その新作シールを使って作ったものなのです。

新作シールは 「 切って使ってねシール 」 、びっしり23図柄が1シートに。

どれにしようかな・・・と人差し指の数え歌を歌い出してしまう楽しさに満ち、

近年 「 超カッワイイイー ♡ 」 子ども向けキラキラシールが幅をきかせるシール

業界、なかなかコレというシールに巡り会えないでいたシール難民の大人達を

にっこりさせてくれる図柄、色調、シックなことこの上なし。









本が好きで、シールも好き、というみなさま、

さあ、13日 ( 火 ) から始まる 『 シミー書房のいってんものてん 』 で、

新作 「 切って使ってねシール 」 がお目見えしますよ。

お楽しみに!

栞、作りましょうよ!

ご来場、お待ちしております。

















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