マグカップ



当店でも一年を通して需要が高い 「 マグカップ 」。

取手つきの円筒形の茶碗のことですが、マグカップのいいところは、やはり

その取手、ですよね。本や雑誌のページをめくりながら、パソコンの画面を

見ながらマウスを操作しつつ、片手で飲み物を飲むことができますもの。

カフェオレボウルのようなものや、日本茶の湯飲み茶碗ですと、どうしても

一旦作業はやめて、両手で持ち上げたくなる ( あ、でもお父さん達は片手

で大きな湯飲みを持つイメージだな )。

マグカップは、〇〇しながらの ” ながら族 ” 向きの必需品といえるでしょう。

だからみんなお気に入りのマグを使っているし、気分によって替えたいから

いろいろ揃えたくなるし、誰かに贈りたくなるのでしょうね。

マグカップ、シンプルな白いものをいつも使っておりました。

そうしながらも長年にわたり、常に、これぞ私のマグカップ!!! と思える

1品を水面下では探し続けてもいて、ちょっと奮発して高級磁器製のマグカッ

プはどうかな? それともムーミンマグもいいな、 マリメッコのマグカップ

もなかなか素敵、ウチの店のいろいろの子達もいいよねえ・・・・

うーーむ、決めかねる・・・・長年迷い続けておりました。

そして。かれこれ4年ほど前、出会ったんです。一瞬で決定です。

それは・・・・・「 ヴィクトル・ユゴー 」マグカップ。

モノクロ写真のオリジナルプリントを販売するお店のオープン記念品でした。

夫が、開店祝いにパンを焼いて届けた際にいただいたノベルティ品。

「 ほれ、これもらったよ。」 とホイッと手渡されて、箱から出して、瞬間。

それは、私の探し求めていたマグ、究極のお気に入りマグ、なのでした。

ユゴーが胃のあたりに手をあてて横を眺めている、古典的な有名ショットが

ノベルティ用の白磁の大きめのマグにプリントされている、ただそれだけです。

地味だし、かわいくもなんともない、でも 、「 これぞ 私の! 」 マグカップ、

と、それ以来毎日愛用のコーヒーマグです。

そういう 「 これぞ私の! 」 な出会いは、そうめったには無く、

でも確かに数年~十数年に一度~数十年に一度、くらいにはありますね。

そういう出会いのものがいくつかあれば、わたしは大丈夫、強く生きていける、

そう思っておりますが。



明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

グラハム粉の丸いプチパンです。

このパンも、グラハム粉系列?のいろいろなパンがある中、「 これぞわたしの! 」

と呼びたい究極のパンです。粉の味を正直に追求しているからです。

噛むほどに、美味しいですよ!

ぜひお試しください。



グラハム粉の丸いプチパン
1個 150yen




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )