JAZZ LIVE ありがとうございました。



引っ越してきて、もうすぐ1ヶ月。

三谷ビルにきてくださっていたみなさんが、立ち寄られます。

そして、この17丁目で当店を 「 発見! 」 してくださった新しいお客様も。

2月末に一時休業してから2ヶ月間のブランクがどんどん埋まっていってます。

まず、お客様が繋がって、

商品も収まるところに収まって、

刻印キーホルダーも復活、

おとついは、とうとう ジャズライブが復活しました!

前回が1月でしたので、なんと4ヶ月ぶりです。


引っ越ししての最初のライブ、ワクワクしておりました。

以前よりすこし横に幅がある店舗スペースいっぱいに椅子を並べ、間接照明のチェック

も完了、飲み物の準備もOK、息子は 『 ハリー・ポッター / アズカバンの囚人 』 の

DVD でバックヤードのパソコン前に封じ込めOK、あぁ~~~っ今日はどうかなぁ~~~

と、ワクワクしながらも、ソワソワ落ち着かない気持ちでサックスとベース両人の軽い

リハーサルを聴いておりますと、開場7時30分前に、最初のお客様が!!

ホッ。嬉しいです。一安心。

それからだんだんお席が埋まってゆき、再会のご挨拶と、初めましてようこそ、のご挨拶

が交差して、いよいよ開演時間となりました。




・ALL BLUES

・HUSH A BYE

・SWEET & LOVELY

・DOXY

・IN THE WEE SMALL HOURS ( OF THE MORNING )



4ヶ月ぶりの大関・小林デュオ、最初の曲は、「 オールブルース 」!

低音域の二つの楽器の、それぞれが繰り出す渾身の低音が室内一杯に充満し、

この新居は音響もOKです。よかった!

重低音のゆったりとしたノリの中で、ジャズの愉しみが広がってゆきます、そんな

オープニングの 「 オールブルース 」、いい感じの滑り出しでした。

この曲は、マイルス・デイビスの 『 KIND OF BLUE 』 での演奏をお聴きに

なっている方が多いのではないでしょうか。J.コルトレーンがテナーサックスでした。


二曲目は、「 ハッシャ バイ 」。

これは、子守歌なのだそうです。

子供を眠りに誘うときに小声で 「 HUSH. 」 と言いながら

お尻や背中をトントン、と ( 懐かしいねぇ・・・ )して寝かしつける。

HUSH とは、静かに、という意味で、 SILENCE : 静けさ  と同意語だそうです。

ちょっと哀愁のあるマイナーメロディの良い曲ですが、まさか子守歌だとは・・・。

ジョニー・グリフィンの演奏が日本でも人気なようですね。


三曲目は 「 スウィート アンド ラブリー 」。

ソプラノサックスに持ち替えて、曲終盤での1オクターブ上のピーンと張った高音での

ソロが良かったな。小林さんの繊細さに満ちたソロも復活、久々に聴けてホント嬉しい。


四曲目、今回の最終曲は、「 ドキシー 」 でした。

今まで何度か演奏していましたが、テナーの大関にとってこの一曲は、何度吹いても

いつも新しいインスピレーションのようなものを得る、特別な曲だそうです。

ずーっと続くメロディラインを吹き続ける、という構成ではなく、おおらかな主題メロディ

をひとかたまり吹いて、ちょっと一区切りがあって、また主題を吹いて・・・

「 その一区切りがある 」 ということが作用しているかも、、、とかなんとか、

演奏者ならではのナニカがある曲なんでしょうねぇ、ふむふむ 。

今回の演奏のテナーソロは、実に新鮮、言うだけあってか、今までとなんか ( ← 理論的

には表現できないワタシを許して・・・ ) 違うんです。そして伸びのある、底光りして

いるような大関ともなりの鳴りが十分出ていてとても良かった!!



アンコール曲は、


” 全てが眠っている夜明け前、目が覚めて彼のことを想っている

  もし彼が呼んでくれたら、彼のところへと行く

   こんな夜明け前に、一番、彼を思い出して淋しくなる  ”


という切ないラブソングの小品 「 イン ザ ウィ スモール アワーズ 」

でした。



お忙しい中、たくさんの皆様にご参加いただきました。

ありがとうございました。

当店自慢の ジャズライブ、どうやらこの新店舗でもオリジナリティを発揮して

継続して開催する自信がつきました。

次回は、7月、初夏の熱気も感じられる頃。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

スタッフ一同、更なる精進を誓います!!

どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。






































































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