ジャズライブ ありがとうございました




昨日 9月14日はすごいお天気でしたねー!!

早朝は快晴、午前中からあっという間に暗雲垂れ込め、ザザザーーッ と

大粒の雨が降ってきたかと思いきや、

ぴたりと止んで、またしばし雲が切れてお日様が顔を出し、

やれやれと安心もつかの間、

また急激に空が暗くなって、雨がだーーっと・・・・・ の繰り返しでした。

そんな心許ない、女心のような ( ? ) 天候の中、

ジャズライブにご参加くださった皆様、ありがとうございました。

心よりお礼を申し上げます。


昨夜の演奏曲目は、



    ・The man I love

    ・Alone together

    ・Easy living

    ・September song

    ・Mr. P. C.

    ・single petal of a rose ( encore )



以上の6曲でした。

穏やかで落ち着いた ” 初秋 ” のムードを伝える前半の4曲のバラードでしたね。

なかでも、3曲目の 『 セプテンバーソング 』 、まさに9月のための曲。

1938年の マックスウェル・アンダーソン/詩 と クルト・ワイル/ 曲、の作品です。

ジャズでの演奏も多い名曲ですが、私はクリフォード・ブラウンのトランペットを

バックにサラ・ヴォーンが歌い上げるセプテンバーソングがなんと言っても素晴らしい!

と思っております。




  5月から12月までは長い、とても長い

  でも 9月になると、日は短くなり始める

  秋の天気が木々の葉を燃え上がらせれば

  時間つぶしをする暇など 残されていない



  9月になり、11月になり、

  毎日が 「 いとしいもの 」 に 変わっていく

  この残り少ない 貴重な日々を

  僕は君と過ごしたい

  この黄金の日々を 僕は君と過ごしたい




という内容の歌詞。

季節の巡りと、人生のときを重ね合わせて表現される、味わい深い大人の恋の歌なのでした。

テナーサックス、ベース、ともに少しスローテンポでの演奏、いかがでしたか?


そして、今回のライブの最後の曲 『 ミスターP.C. 』 。

ジョン・コルトレーンが、ベーシスト ポール・チェンバースに捧げた曲です。

コルトレーンに自分の名前がタイトルの曲を作らせてしまう!!

作曲された1959年当時、ポール・チェンバースはそれほどに凄腕で超売れっ子のベース

弾きだったのです。名だたる名盤の録音クレジットには、常に Mr.ポールP・チェンバースC

の名が載っています。コルトレーンのスタジオ録音盤 『 ジャイアント ステップス 』 に

て演奏されていますが、テンポの速いテーマ部分のダブルトンギングが難関の、サックス吹き

泣かせの曲ということですが、オオゼキさん、鍛錬の甲斐あってか、今回のライブでは

かなり高得点でイケてるミスターピーシーでした。サックスもよく鳴っていましたし、ソロ

も熱く自在に。それというのも、小林さんのベースがサックスを、渋く鋭く煽りながら

サックスが走り抜けるのを支えているから。実によかった。ライブならではの醍醐味でした。



ジャズという、本当に少数派の、特殊 ( といってもいい、 ) な音楽に心奪われし者ども

である私たちは、降っても晴れても JAZZ! JAZZ! JAZZ!! なので、

ジャズへの愛を、私は興業主として、大関&小林は演奏者として、立体的に表してゆきたい

と思っております。

降っても、晴れても、JAZZ! JAZZ! JAZZ!!

みなさま、どうぞ季節ごとの、この特殊な ( 笑 ) ライブにご参加いただいて、深くて

大きなジャズの森に一歩迷い込んでみませんか?

抜け出せなくなること、必至です。


次回はきっと冬の初め頃。

ご参加お待ちしております。














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