熱き戦いの・・・



今、5歳の息子の生活は、仮面ライダーとスーパー戦隊に染め上げられております。

彼にも遂にやってきました、人類を守るための熱き戦いの日々が・・・・。

4歳かなあ、きっかけは何だったのだろう、まあ、保育園でのお友達同士での遊びです

よね、気づいたら仮面ライダーに変身していました。

が、しかし、我が家にはテレビがないもので、『 海賊戦隊ゴーカイジャー 』 とか

『 仮面ライダーオーズ 』 とかいっても、実際のヒーロー達の動画を観たことはなか

ったのに、彼のあの熱さ!!は大したもので、TVガイド絵本( ” ゴーカイジャー

超ずかん ” みたいな本デス )を研究し、想像を膨らませては保育園にてリアルタイ

ムの情報を仕入れてきて研鑽を積む日々。

仮面ライダーシリーズは1971年、スーパー戦隊シリーズは1975年に放送開始。

その後40年間連綿と続いて、子供たちを熱狂させてきたのですって。

そうそう、思い返すと、わが弟 ( 47歳 )が初代ライダー、そして初代ゴレンジャ

ーの洗礼を受けて大きくなった言ってみれば一期生。とにかく 「 へんっしんっ!!」

「 とぉーーーーーっ!!! 」 ばっかだったよねえ、当時。あはははは。

現在、初期のライダー達は、昭和ライダーといい、年号変わっては 平成ライダーと

いうんだって。へえーー。なるほどー。

昭和から平成へと世の中が大きく変わっても、男の子たちのヒーローへの熱き想いは

全く、本当に微動だにせず、感動です。

そこで、オッカサンは、動く仮面ライダーフォーゼと、しゃべる海賊戦隊ゴーカイジャ

ーを息子にプレゼントしてやってもいいかなー、という気になり、毎週土曜日に顔を出

す実家のじいじに頼んで、番組を録画してもらうことにしたのでした。

ま、1週遅れではありますが、ようやっとオープニングテーマから途中の関連グッズの

CMから次週の予告編からエンディングテーマ曲まで、もうもうたあーっぷりどっぷりと

浸りきり、そのの集中ぶりたるや、水を吸う砂の如く・・・・。



そして、4月、ついつい観ちゃいました。





『 仮面ライダー VS スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 』、映画、です。

シーズンごとに上映される子供用のこの手の映画が大人気なのは知っていましたが、

いやはや自分が観る日が来ようとは驚き&ちょっとワクワクも。

今回の作品は、ライダー誕生40周年、スーパー戦隊誕生35周年のアニバーサリー

作品ということで、なななんと!!! いままでのヒーロー全員集合!なのでした!!

しかも、全ライダーと全戦隊が激突し、はてしない戦いが繰り広げられるという空前絶

後の大バトル!! 宣伝によりますと、「 東映が総力を結集して贈る、奇跡の超大作

! 」 なんだとサ。

で、どうだったか? といいますと、「 凄かった 」の一言です。

歴代仮面ライダー達はブインブイ〜ンとバイクで勢ぞろい砂埃と気勢を上げまくり、

歴代スーパー戦隊勢ぞろいに至りましては、彼らチームは基本5人で、赤・青・黄・緑

ピンクor白、それらのカラフルコスチュームのかっこいい人たちが全員、全員ですよ!

戦いの野っ原にそれぞれのキメのポーズで集まっている・・・・・カラフルすぎて

過激でシュールで、さらにそんな人たちが、戦うんですよ。そのチームごとの独自の

技( 例えば、忍者戦隊 カクレンジャー達の忍者技・・・詳細省略 ・・・とか )で。

もう、凄すぎて、私ととーしゃんは、途中から頭くらっ。 息子を見やると、ほけーっ

と画面を見つめて放心状態。

観にいったのは平日の月曜日でしたが、場内には一人で来ている30代男性もちらほら

いて、巨大ポップコーンを抱えて平日の午前中の映画鑑賞は全然OKだけど観るのがこの

作品、っていうところに軽い衝撃。おとなこども?マニアなんですね。

幼児から、( いい年した ) 大人まで、40年間手を変え品を変えがっちりとファン

の心を掴んで離さないマーケティングと新奇なアイディア、関連グッズ営業もますます

大繁盛。全く見事! としか言いようのない東映とバンダイの緻密な連携プレイに

感嘆符!!! です。

愛すべきイモ兄ちゃん達 ( ゴメン ) が繰り広げる、” 絆 ” と ” 友情 ” と

” 信じる気持ち ” と、えーとあと何だっけか? ああ、そうそう、” 人類を守り

たい!っていう熱い気持ち ” だった、そのようなものが入り乱れる超大作、でした。



さて、うちの息子、今は、ただひたすらに、ひたむきに一途に、変身しまくる日々。

いつまで続くだろう、この熱き戦いの日々・・・・。

かあちゃんは、それなりにさり気無く応援したいと思います。




仮面ライダーフォーゼ、「 宇宙 キターーーッ!! 」  

photo by 変身第一期生の、チカラの叔父さん。











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