書店員等による「マンガ大賞」を、すでにあちこちで話題の『テルマエ・ロマエ』が受賞したというニュースが数日まえに載った。
「マンガ大賞受賞式」
先日、同じヤマザキマリ作品『それではさっそくBuonappetito!』(講談社 A5サイズ)と『ルミとマヤとその周辺』全3巻(講談社 KC Kiss 新書サイズ)を購入した。
前者はエッセイまんが。タイトルで想像つくように、イタリアその他、食の話題。「ヘーゼルナッツとチョコをミックスした、パンなどにつけて食べるペースト」である「ヌテッラ」をイタリア男はこよなく愛しているとか(ドイツでもその品はよく見たな)、同じラテンでもポルトガル人はイタリア人よりシャイだとか。 かんたんな料理のレシピも載っていて、食べることには大いに気乗りするので困る。
後者は、昭和ノスタルジー。留守がちなバイオリニストの母と暮らす小学生の姉妹と、友達、祖父母、近所の人々との関わりあい。母子家庭でバイオリニストとしてやっていくのはたいへんだけど、それでも、生き生きした自分を見せるのがいいと信じてがんばるママと、ときどき淋しくても楽しんでいる子供たちの姿勢が良い。
ルシウスの驚いていた、銭湯でのフルーツ牛乳と「スッポン」には作者の郷愁もこめられているのだろうと思えるシーンもある。
私は大型書店に探しに行って購入した(なければ注文する気満々だった)けど、どうせならば『テルマエ・ロマエ』と並べて置けばいいのに。
「マンガ大賞受賞式」
先日、同じヤマザキマリ作品『それではさっそくBuonappetito!』(講談社 A5サイズ)と『ルミとマヤとその周辺』全3巻(講談社 KC Kiss 新書サイズ)を購入した。
前者はエッセイまんが。タイトルで想像つくように、イタリアその他、食の話題。「ヘーゼルナッツとチョコをミックスした、パンなどにつけて食べるペースト」である「ヌテッラ」をイタリア男はこよなく愛しているとか(ドイツでもその品はよく見たな)、同じラテンでもポルトガル人はイタリア人よりシャイだとか。 かんたんな料理のレシピも載っていて、食べることには大いに気乗りするので困る。
後者は、昭和ノスタルジー。留守がちなバイオリニストの母と暮らす小学生の姉妹と、友達、祖父母、近所の人々との関わりあい。母子家庭でバイオリニストとしてやっていくのはたいへんだけど、それでも、生き生きした自分を見せるのがいいと信じてがんばるママと、ときどき淋しくても楽しんでいる子供たちの姿勢が良い。
ルシウスの驚いていた、銭湯でのフルーツ牛乳と「スッポン」には作者の郷愁もこめられているのだろうと思えるシーンもある。
私は大型書店に探しに行って購入した(なければ注文する気満々だった)けど、どうせならば『テルマエ・ロマエ』と並べて置けばいいのに。