レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

松の内

2014-01-04 12:43:44 | 雑記
 「松ノ木ばかりが松じゃない~」というナツメロがあった。「あなた待つのもまつのうち」と続くけど、最後までは知らない。
 小学校の遠足で行った神社で、「ここの神様は気短で待つことが嫌いなので松ノ木は植えても育たない」と言われたことがあった、真偽は知らない。
 日本の縁起かつぎは言葉の洒落が多いので、外国人に説明しにくいと思う。

 大晦日には紅白も「ゆく年くる年」見ないで早々に寝た。
 元日、地元の小さな神社へ行くのが恒例。届いた年賀状で出していなかったぶんに返事を2枚書いてそれを出すこともついでに散歩がてら出かける。40年まえの子供は、お年玉もらっても数日は使いに行くところがなかったものだが、いまはコンビニが少なくとも開いているよなあと思う。
 夜はウィーンフィル。途中まで見て、そのあとはラジオできいた。
 2日、この地域では初詣の名所である神社へ。JRで45分くらい。歩く間、天気が良ければ富士山が見えるはずなのだけど、通り道がこれまでと違っているのか(たいして考えずに、ほかの人々と一緒にぞろぞろ歩いているだけなので)、歩く距離が短く、見晴らしが悪くなった気がする。視界をさえぎる建物の間から見えていたのが富士山であったと思っておこう。
 お参りよりも屋台を楽しみにしていることは言うまでもない。うずらの玉子入りのたこ焼きは初めて食べた。おやつに大判焼き(たいして大きくもない)クリーム入り。
 夜、きのうのウィーンフィルの続きの録画を見る。今年の花の飾りはピンクがメインで楽しかった。
 1月2日とは地味な日だと思う。1日は元日であり、3日は「三」の数に華やかさがあるけど、その点「2日」は中途半端だ、年賀状の配達もないし。(変人で有名な内田百鬼園が、列車は一等、三等は用事のあるときしか乗りたくない、二等は嫌いだと書いていたことを思い出す)
 3日に届いた年賀状に、こちらから出すぶんはなかった。
 今日はまだ届いていない。もしこれから出すならば「寒中見舞い」にする。かわいいハガキを何種類も買ってあって消費もしたいのだ。

今年使用のカレンダー:自分の部屋では机の横にいつもの郁文堂の実用のみの品、机の片隅に去年のプチ柴のカレンダー部分を切り落としたもの、壁には去年のヘタリアの絵のみ(カレンダー部分を曲げてある)
 テレビの部屋には:テレビの上に柴犬、壁に(母の)星野富弘。
 過去の「しばわんこ」も、絵の部分だけにしたものが数箇所下げてある。

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2 コメント

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まつの木小唄 (ひでかず)
2014-01-05 00:14:56
「あなた待つのもまつのうち」は最終の第四節です.冒頭の「松ノ木ばかりが松じゃない」とのあいだには「時計をみながら ただひとり/今か今かと 気をもんで」という歌詞が入ります.「まつの木小唄」はいわゆるお座敷ソングで,日本調のスケベな内容満載の,こんにちでは忌避されるかもしれない作品ですけど,俗情にうったえるところがあるので,これを撲滅するのはむずかしいのではないでしょうか.『新版 日本流行歌史 下』(社会思想社,1995年 5月)は「歌詞編」に「まつの木小唄」の一番から六番までの歌詞を載せています.
ちょっとお知らせまで.
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訂正ありがとうございます (レーヌス)
2014-01-05 11:51:49
 「お座敷小唄」というヒット作も私の生まれた年にあったあときいていて、懐メロで多少の親しみを感じます。
 でも「お座敷」なんてものは一部の人々にしか縁のないもののような気がします、いろいろと格の違いはあるかもしれませんが。
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