『ちびまる子ちゃん』に登場する「城ヶ崎さん」はクラス1の美人で、ちょっといばってる面はあるけど決してイジワルではない。2ヶ月ほどまえのアニメでの話:まる子は彼女がほかの同級生たちとの会話で「さくらさんが嫌いだからよ」と言うのを耳にして気にする、しかし彼女の態度にはぜんぜんそれらしいところはない。
真相は、「(私が)さくらさんをキライ」なのではなくて、「さくらさんが(バラの香りつき消しゴムを)キライ(だからそれをプレゼントにするのはやめたほうがいい)」と話していたのだった。
「好き」および「嫌い」は、助詞として「が」でも「の」でも、主格か目的格かがまぎらわしい、少なくともそのまえに来る名詞がヒトだと上記のような誤解が生じる。目的語をとる場合は「を」にしたほうが無難だろうな。
ついでに言うと:「○○のことが好き」という言い方を私は好まない。「こと」があると、はっきりとはするけれど、ど~~もカッコ悪さを感じる。○○「を」 がいちばんすっきりとすると思う、でも、「が」のほうがよく使われているのだろう。
真相は、「(私が)さくらさんをキライ」なのではなくて、「さくらさんが(バラの香りつき消しゴムを)キライ(だからそれをプレゼントにするのはやめたほうがいい)」と話していたのだった。
「好き」および「嫌い」は、助詞として「が」でも「の」でも、主格か目的格かがまぎらわしい、少なくともそのまえに来る名詞がヒトだと上記のような誤解が生じる。目的語をとる場合は「を」にしたほうが無難だろうな。
ついでに言うと:「○○のことが好き」という言い方を私は好まない。「こと」があると、はっきりとはするけれど、ど~~もカッコ悪さを感じる。○○「を」 がいちばんすっきりとすると思う、でも、「が」のほうがよく使われているのだろう。
『象~』はずいぶんまえに図書館から借りてざっと読んだだけですので,はっきりとした記憶ではありませんが,半世紀もまえに,ことばに対する感覚が今よりも保守的だったとおもわれるときに,大胆なことをいったものだと,ここだけは印象にのこっています.
それは知りませんでした、ご教授ありがとうございます。そもそも、「好き」「嫌い」が品詞でいえばなんなのかをわかってません。「好む」「嫌う」ならば動詞なのでしょうけど、こちらは多少堅苦しい感じだし。
『象は鼻が長い』、古典として名前だけは知ってますけど、なるほど、この問題とも関わっているのですね。