レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

「相棒」だった左之助&平助の中の人

2018-12-06 10:58:10 | 新選組
 先月か先々月、テレビアニメの『ドラえもん』で、同じテレビ朝日の『相棒』とのコラボ企画で『あい棒』という道具が出てきた。
 もともと「相棒」という言葉は、駕籠かきがかつぐ棒を指していたという。
 そこで連想:
 私の偏愛する『燃えよ剣』(といえば栗塚主演、結束脚本で70年放映の連続テレビ映画を意味する)で原田左之助を演じた西田良さんの話。左之助、黒部進さんの永倉新八、平沢彰さんの藤堂平助は作中でとてもいいトリオだったが、「中の人」たちも実際に仲良しだった。良さんと一番性格が近かったのは黒部さんで、平沢さんは見かけによらず理屈っぽかったそうだ。
 西田良さんと平沢彰さんは大柄で背が同じくらいなので、彼らが駕籠かき役だとちょうどよい具合で好評だったという。文字通りの良い相棒だったのだ。
 そんなことを久々に思い出した。

 この『燃えよ剣』を見たことのない人に。
 史実では、左之助も平助も美男である。しかしこの『燃えよ剣』ではその期待はしないでもらいたい。顔の悪い「いい男」である。まさに「好漢」というキャラクターである。そこんとこよろしく(?)。
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