レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

セラミューのノベライズ

2015-05-17 12:59:02 | マンガ
「太洋社」のHPでコミックスと文庫本の来月出るものを点検するのが常である。
 6月ぶんでは、確実に買うのが5冊。『ポワソン①』、『大奥⑫』『だめっこどうぶつ⑦』など。ーーあれ?『パピルスは神』がリストにないぞ!?
 ブックオフ待ち2冊。


 書店の「サブカルチャー」の棚で、「講談社キャラクター文庫」の『セーラームーン』ミュージカルのノベライズを見つけた。まえのミュージカルはおおむねマンガよりもアニメに近い設定を使っていたが、いまはアニメでも新作のCrystalのほうを意識しているようだ。「ダーク・キングダム編」(旧アニメでは「無印」)の敵方の「四天王」が本来は王子エンデュミオンの側近の騎士であったという設定はマンガにあり(男キャラをあまり優遇しないマンガ版としては珍しい)、旧アニメにはなかった。(実写では使っていた) 
 マンガの連載時のタイトルページで、前世ではジェダイトxマーズ(これはマンガ内に少しだけ名残がある)、ネフライトxジュピター、ゾイサイトxマーキュリー、クンツァイトxヴィーナスの設定があったことが示されている。これがセラクリ(多少抵抗を感じる略称)で改めて取り上げられて、ミュージカルではいっそうはっきりと描かれているようだ。
 「所詮二次」というと語弊があるけど、だからこそ、ヴァリエーションを気楽に楽しめるのはありがたい。
 まえはセラミューのCDがたくさん出ていたのに、いまはDVDだけ?そこまで買う気はないんだけど。ツタヤにあれば見る。

 先月出た新しいキャラソンのCDはけっこう気に入っている。セーラー戦士たちの配役は、うさぎ=三石以外は交代しているけど、まえのを覚えていても違和感はない。(キャラ設定が全然違っているレイは多少事情が違うけど) 
 私のひいきはジュピター=まこちゃんである。「どしゃ降りの空と泣いていた昨日のあたしはもういないけど その雫もあの涙も今日のあたしにつながってる  太陽の下できらめいて笑顔の蕾ふくらませて 毎日ちゃんと育てていくんだ あたしだけに咲くこんなきもち」 悲しみも淋しさも糧となっている、そういう前向きさがさわやかで良い。
 
コメント (2)
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