『赤毛のアン』が最も有名なカナダの作家L.M.モンゴメリの別シリーズ「パット・ブックス」が角川文庫から新訳で『銀の森のパット』『パットの夢』として出た。
パットは、自分の家・家族に対する愛の強すぎるところが好きになれないーーと前に書いた覚えがある。今回読んで、その点の反感はやはりあるけど、まえほどは気にならずに読めた。
幼馴染のヒラリー(これ、男女共通の名前なのか)が遠くに行っている間に、あれこれとBFはできるけど、結局は幼馴染と結ばれるという王道展開。
自然描写が魅力という点はいつものモンゴメリ節。映像化した際の大きな強みだろう。
ところで、カナダの作家でほかに日本で知られた人は誰だろう。私は全然知らないのだ。
ついでに言えば、アイスランドの作品では『魔女遊戯』しか読んでない、エッダやサガ以外では。あ、今思い出した、『赤毛のオルムの冒険』があったか。
デンマークの有名どころはアンデルセン(などと表記するのは日本だけだろうが)。
ノルウェーはイプセン。
スウェーデンはストリンドベリ、ミステリー分野も強い。
フィンランドは、カレワラ、ムーミン。
それぞれ、もっとほかにもいるぞ~!と詳しい人は言いたいことだろう、私が少女マンガでメディアミックスされてなくて海外進出しにくい名作を推薦したいみたいに。ノーベル文学賞は逃しても井上靖作品のほうが川端や大江よりもずっと好きなように。
日本にどういう外国作品が紹介されているかは情報が氾濫しているけど、逆に、日本の作品の他国への紹介事情、どの作品がどこの国で翻訳・出版・放映・上映されているかを網羅したHPや冊子があってもいいのに。宣伝にもなるだろうに。
世界文学名作大系の類はいろいろあるけど、国で言うとかなりの偏りがあるとは思う。大半は西洋文学。 こういう全集ものはよその国でもあるのだろうか。
パットは、自分の家・家族に対する愛の強すぎるところが好きになれないーーと前に書いた覚えがある。今回読んで、その点の反感はやはりあるけど、まえほどは気にならずに読めた。
幼馴染のヒラリー(これ、男女共通の名前なのか)が遠くに行っている間に、あれこれとBFはできるけど、結局は幼馴染と結ばれるという王道展開。
自然描写が魅力という点はいつものモンゴメリ節。映像化した際の大きな強みだろう。
ところで、カナダの作家でほかに日本で知られた人は誰だろう。私は全然知らないのだ。
ついでに言えば、アイスランドの作品では『魔女遊戯』しか読んでない、エッダやサガ以外では。あ、今思い出した、『赤毛のオルムの冒険』があったか。
デンマークの有名どころはアンデルセン(などと表記するのは日本だけだろうが)。
ノルウェーはイプセン。
スウェーデンはストリンドベリ、ミステリー分野も強い。
フィンランドは、カレワラ、ムーミン。
それぞれ、もっとほかにもいるぞ~!と詳しい人は言いたいことだろう、私が少女マンガでメディアミックスされてなくて海外進出しにくい名作を推薦したいみたいに。ノーベル文学賞は逃しても井上靖作品のほうが川端や大江よりもずっと好きなように。
日本にどういう外国作品が紹介されているかは情報が氾濫しているけど、逆に、日本の作品の他国への紹介事情、どの作品がどこの国で翻訳・出版・放映・上映されているかを網羅したHPや冊子があってもいいのに。宣伝にもなるだろうに。
世界文学名作大系の類はいろいろあるけど、国で言うとかなりの偏りがあるとは思う。大半は西洋文学。 こういう全集ものはよその国でもあるのだろうか。