レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

きのう書店で

2009-09-20 06:47:23 | 
 行きつけ書店の一つで、和風小物をいろいろ並べていて、ブックカバーもあった。「ふすま地ブックカバー」、デザインが上品で、値段が840円で許容範囲(文庫サイズでは1000円以上は出さないことにしている)なので、とりあえず2種買ってみた。使い心地によってはまた買おう。

「ねっとわーく ぎゃらりーならっぷ」

 光文社文庫がフェア中。対象の本のオビのシール1枚で図書券1000円ぶんが当たる。1冊で一口と手軽だ。気乗りするのは、宮部みゆき編『贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き』(英米短編のホラー)なのでこれを買った。
 文春文庫も、5冊で一口の懸賞をしている。折り返しの三角マークを使う。私はかつてこれを、意義があるのかどうかわからずに集めていたことがあるが、おととしあたり問い合わせたところ、あのマークはかつてのフェアの名残で、いまのところ新しいフェアの予定はない、という回答だったので捨てた。いまのフェアは、たいへん心をそそるというほどのものではないけど、いつかもっと楽しい企画があるかもしれないのでこれからはとっておくことにしたほうがいいのだろうか。

 ほかにきのう買った本、
・清水義範『身もフタもない日本文学史』 PHP新書
 出たのは7月で、どうも目次に見覚えはある、買った記憶はないのだけど、・・・まぁいいか、たとえ2度になっても。
・グレゴリー『愛憎の王冠  ブーリン家の姉妹2』  集英社文庫
 英国王家のシリーズの続きがめでたく出た。これはヘンリー8世の娘、メアリとエリザベスの時代。

 同じ集英社文庫の新刊で、藤本ひとみ『令嬢たちの世にも恐ろしい殺人』が出たのでこれも手にしたけど、すでに読んだ『殺人の四重奏』で、再読したいほどではないのでパス。
 題を変更することが悪いとは言わないが(『逆行のメディチ』→『ダ・ヴィンチの愛人』なんて最低最悪のセンスもあるけど。『ジャンヌ・ダルク暗殺』→『聖女ジャンヌと娼婦ジャンヌ』は、内容を適切に表すようになってよろしい)、巻末の作品リストで、変更まえのタイトルが書かれていないことには毎度腹がたつ。わかりにくいだろうが!
コメント
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