

ニイニイゼミの初鳴きから気象台の梅雨明け発表日を勝手に予想する「ニイニイゼミの梅雨明け発表予報」を2年ぶりに発表しま~す。
そうです! 昨年は ニイニイゼミの初鳴き前に気象台が梅雨明け発表をしたので、16年目にして初の「ニイニイゼミの梅雨明け発表予報ができなかった年」となりました。(→昨年のブログ)



…ということで東北南部の「観測史上最も早い6月の梅雨明け発表」は幻となりましたが、ニイニイゼミの初鳴き7月1日が16年間の観測期間中「最も早い初鳴き」だったという記録は残りました。
で、今年のニイニイゼミの初鳴きですが、7月4日に自宅から数kmほど北にある商業施設でニイニイゼミが鳴いているのに気付き、その日の夕方のNHKローカルニュースでも「今日、セミの声が聞こえました!」と放送してたので鳴き始めたのは確かですが、定点観測地点である自宅では鳴き声が聞こえなかったので、そこからニイニイゼミの初鳴きを待つこと約1週間…
やっと昨日の7月12日に自宅で初鳴きを観測しました~。昨日は朝は晴れ、日中に雷雨があって夕方は夕焼け空に虹が架かるという不安定な天気でしたが夕方からニイニイゼミが一斉に鳴き始めました。


これは単純にニイニイゼミ初鳴き日にこれまでの平均値11日を足しただけの日付ですが、今年はこの標準パターンで予報してみます。
本日7月13日はニイニイゼミだけでなくヒグラシの声も聞こえたので夏は確実に近づいているようです。夜半過ぎに南の空に昇る土星は早くも観望好機となっているので早く梅雨明けしてほしいですね。ちなみに今年の土星の衝は8月28日で~す。
ニイニイゼミ初鳴き日の夕方の空

2023.7.12 19:28 Canon PowerShot G7 X Mark II
夕焼け雲に掛かる虹

2023.7.12 18:52 iPhone
今年も出ました、ニイニイゼミの梅雨明け予報。定点観測地点で待つ1週間は、ずいぶん長かったことと思います。さて、記事中に去年の梅雨明けについて書かれているので思いだしました。そうでしたね、やたら早く宣言したのにそれからグズグズしだしたのでした。今年は春にエルニーニョになると言っていましたが、冷夏になるか猛暑になるかどっちかだとも言ってた気がします。間をとって普通でいいんですがね。それも気になりますが、うちのマンション、十数年ぶりの大規模修繕で、11月まで足場と覆いをしています。ベランダから惑星が見られなくなってどうしようか困ってます。見る機会は激減しますね。
こんばんは~、気象庁のデータによると、今年は2021年秋から続いたラニーニャ現象が2月に終了して、その直後の4月にはエルニーニョ監視海域の海水温度がエルニーニョ現象発生を示す+0.7℃に達したようです。このように冬にラニーニャ現象、その年の夏にエルニーニョ現象が発生するのは1976年以来の47年ぶりということらしいです。1976年の8月はどんな天気だったかを気象庁の過去データで見たら仙台は日照時間がとても少なく8/15と8/16の最高気温が18℃となっていて、あー、寒くて布団を出して寝ていたあの夏だな~と思い出しました。
今年は1年半続いたラニーニャ現象の影響が残って猛暑になると予想されていますが、日照時間は少なくなりそうですね。となるとペルセウス座流星群はキビシイかもです。今年はマンションが大規模修繕で11月まで足場囲いとはそれもかなりキビシイですね。自宅からそう遠くない場所にプライベート天文台があればストレスレスな天文ライフが楽しめるのですがね~。