カラーカメラによる中国宇宙ステーションのテスト撮影記録です。
今回のパスは南天を通過する比較的追尾しやすいコースですが、仰角が最大で51°なので大気分散の影響が多分に出るコースでもあります。ということで今回は大気分散プリズム(ADC)を装着して撮影してみることにしました。
システムとしては30cmドブ+Powermate2× + ADC +ASI290MC +UV/IR cutフィルターです。まー、かなりの狭写野ですがそれも含めてテストしてみましょう。
CSSはISSに比べ視直径がかなり小さいので解像度の悪いカラーカメラ向きの対象ではありませんが、問天がドッキングする前に一度だけカラーカメラで撮影をしたことがありました。
その時は夕方のパスで、北西から垂直上昇をして天頂で地球の影に入る通過だったのですが… 惑星カメラに写っていたのは、え!? カメラ壊れたの? と思えるような変な写真だったので、それ以来カラー撮影は無理だなーとおもって封印していました。
みごとに大気分散を拾って青と赤の2色だけになっていますね~。なぜか地球の影に入るまですべてこのような画像でした。
で、今回の撮影ですが、直前までは雲一つ無い快晴だったのにCSSが地平線から出るのに合わせて雲がやってきて、発見できたのは南西の仰角20°のところ… その後も雲に入ったり出たりだったため全体的にダメダメ不鮮明動画となりました。気流もイマイチだったのでダブルでダメダメでした。
2022年10月20日の中国宇宙ステーション(カラー撮影)
↓ こちらは4枚コンポジットした画像ですが大気分散も拾って青が強く出ています。
Shutter=0.833ms Gain=300 (50%)
今回の動画を見ると、進行方向に神舟4号の貨物船があって後方に天和のドッキングポートがあるようにみえます。10月31日の夢天ドッキングに備えて逆向き飛行をしているのでしょうかね~。
今回のパスは南天を通過する比較的追尾しやすいコースですが、仰角が最大で51°なので大気分散の影響が多分に出るコースでもあります。ということで今回は大気分散プリズム(ADC)を装着して撮影してみることにしました。
システムとしては30cmドブ+Powermate2× + ADC +ASI290MC +UV/IR cutフィルターです。まー、かなりの狭写野ですがそれも含めてテストしてみましょう。
CSSはISSに比べ視直径がかなり小さいので解像度の悪いカラーカメラ向きの対象ではありませんが、問天がドッキングする前に一度だけカラーカメラで撮影をしたことがありました。
その時は夕方のパスで、北西から垂直上昇をして天頂で地球の影に入る通過だったのですが… 惑星カメラに写っていたのは、え!? カメラ壊れたの? と思えるような変な写真だったので、それ以来カラー撮影は無理だなーとおもって封印していました。
みごとに大気分散を拾って青と赤の2色だけになっていますね~。なぜか地球の影に入るまですべてこのような画像でした。
で、今回の撮影ですが、直前までは雲一つ無い快晴だったのにCSSが地平線から出るのに合わせて雲がやってきて、発見できたのは南西の仰角20°のところ… その後も雲に入ったり出たりだったため全体的にダメダメ不鮮明動画となりました。気流もイマイチだったのでダブルでダメダメでした。
2022年10月20日の中国宇宙ステーション(カラー撮影)
↓ こちらは4枚コンポジットした画像ですが大気分散も拾って青が強く出ています。
Shutter=0.833ms Gain=300 (50%)
今回の動画を見ると、進行方向に神舟4号の貨物船があって後方に天和のドッキングポートがあるようにみえます。10月31日の夢天ドッキングに備えて逆向き飛行をしているのでしょうかね~。