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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

月と木星の接近

2010年01月17日 | 
夕方からきれいに晴れ上がり

西空で木星と月の接近が見られました。

2010.01.17 17:32 D50 f48mm ISO800 F4.8 1sec

今日の月齢は2.0、きれいな三日月です。

2010.01.17 17:19 SE200N D90 ISO400 1/50

三日月の楽しみ方

その1「明るい空の中で淡く輝く日没直後の三日月」
まだ青みが残る空で突然視界に三日月が入ると、いつも
そこにいたんですか~気づきませんでした…と思ってしまいます。
イメージフォト→月齢1.3

その2「地球照が見え始める頃」
三日月を見ると満月の日と同じくらい月って、まん丸だな~と
感じます。まだ地球照の模様は見えません。

2010.01.17 17:20 SE200N D90 ISO400 1/15

その3「空が暗くなってからの三日月」
ほひょ…三日月って実は明るくてけっこう太いんだー、と
実感できます。地球照の模様も楽しめます。

2010.01.17 17:40 SE200N D90 ISO800 1sec

明日は木星と四日月が横に並びます。角距離は3.5°です。

三日月(月齢2.6)

2009年06月25日 | 
本日も晴れ 梅雨の中休みが続いています。

日没直後、きれいな三日月が見えました。

日中は雲が多かったのですが、夕方には快晴となりました。

BORG60で撮影をしていたら、その1枚にジェット機のシルエットが…
ほひょ~、まるでジェットストリームの世界ですね~。

2009.6.25 19:24 BORG60 D90 ISO200 1/50

三日月の欠け際もなかなか魅力的です…。

2009.6.25 19:27 BORG60 D90 ISO200 1/80 トリミング

さて、日没から30分が過ぎました。そろそろ一番星が見えるころです…。
では、一番星さがしをしてみましょう。日没30分後に星は見えるのでしょうか。

ありました! 天頂で光る一番星、見つけました!

2009.6.25 19:34 BORG60 D90 ISO400 1sec

うしかい座のアークトゥルスは全天で4番目に明るい恒星です。
ややオレンジ色をしています。薄暮のなかで見る星はきれいですね~。

次は二番星です。今日の空で二番目に明るい星は…

ありました! こと座のベガ、おりひめ星です。

2009.6.25 19:37 BORG60 D90 ISO400 1sec

いつの間にか星がいくつも見えています。

空のグラデーションが変化していく中で、ひとつ、またひとつと数を増していく星々…。
いつ見てもきれいですね~。梅雨の中休みは明日まで続くそうです。

土星、月、二重星をRegiStax!(その2)

2009年06月03日 | 
さて、土星の次は月です。今日の月齢は8.0…、昨日が上弦です。

今回は広範囲を撮影するためアイピースを25mmにしています。
では今宵も、月面の欠け際ウオッチングをしてみましょう。

上弦前後のウオッチング・スポットと言えば…、そうです、
第1位に輝くのは「中央クレーター列」です。

きれいですね。とにかく目立ちます。存在感100%ですね。
上弦と違って太陽光がしっかりあたっています。紫外線が強そうです。

さて次は、ちょっと箸休めということで「海」に目を向けてみました。
「腐敗の沼」近辺です。そうそう、月面にはおどろおどろしい名前が
ついている場所が、なぜかありますよね。

名前からは想像つかないほどきれいな場所です。

最後はウオッチング・スポット第2位に輝くこの場所…
そうです。「直線壁」の登場でーす!!!!

直線壁の近くにあるクレーターの名前はおもしろいですね。
「レギオモンタヌス」と「デランドル」…、しょこたんが聞いたら
よろこびそうーなネーミングです。

いや~、それにしても不思議です。なぜに崖が300kmも続いたのでしょうか。
まさに、自然の驚異でーす!! と言いたいところですが、実はこの崖
段差の高さが300m、傾斜が30°!?… しかないそうです。

つまり地球規模で考えると実はたいしたことないものなのです。
たぶん、月面上から見るグランドキャニオンのほうが息をのむ
美しさがあると…思います。

さて、今夜は見られませんでしたが、上弦前後の月には、めったに見ること
のできない超レアなウオッチング・スポットがあるのをご存じでしょうか?

その名は「Lunar X」…、突如月面に現れる光り輝く「X(エックス)」の模様、
それは宇宙人の秘密基地なのか…、その正体は……

この続きはまた次回~。

上弦の月で Moon Watching!

2009年05月02日 | 
本日も好天が続いています。
しか~し、この天気も今日限り…、
明日から5日までは曇りの予報がでています。

ということで本日も土星の撮影ですが…、
その前にD90で月を直焦点撮影してみましょう。

今日は上弦です。月齢は…7.4です。

5.2 21:11 SE200N D90 ISO200 1/320sec
なかなかきれいに写っています。上弦の月は欠け際に
きれいなクレーターがたくさん並んで見えます。

ということで、今日は始めにToUcamで月面クレーターを
撮ってみることにしました。

撮影システムは土星撮影と同じです。
合成焦点距離は約6,000mm、合成FはF20です。
拡大写真がレジスタックス処理をしたもの、
全体像は直焦点撮影した写真です。


2009.5.2 21:30 SE200N ToUcam 10fps 30秒
ヴァルター・クレーターの中央丘が長~い影を落としています。


2009.5.2 21:33 SE200N ToUcam 10fps 30秒
ストーフラーはクレーターがいくつも重なった構造になっています。


2009.5.2 21:34 SE200N ToUcam 10fps 30秒
有名なアルフォンスス・クレーターは日の出直後のようです。
クレーターの中にはまだ太陽の光が差し込んでいません。
中央丘のてっぺんだけが輝いています。


2009.5.2 21:37 SE200N ToUcam 10fps 30秒
上記クレーターよりは小さめのゴダンとアリスチュッロス、
まわりに丘が広がっているのが見えます。

月は月齢によってクレーターの見え方が変わります。
天気が良くなったら、またMoon Watchingをしてみることにしましょう。

月齢3.3

2009年04月28日 | 
大荒れだった天気もおさまり、日没後にきれいな月が見えました。
そこでNikonD90のテスト撮影もかねてBORG60で月を撮影してみました。

2009年4月28日20時36分BORG60 NIKON D90 1/100

月齢は3.3、四日月です。4月26日が月齢1.3の月が見える日
でしたが、仙台では天気が悪く見ることができませんでした。

さて、固定撮影ですが、地球照も撮影してみました。

2009年4月28日20時44分BORG60 NIKON D90 1sec
いずれの写真もトリミングと画像処理をバリバリかけてます。
ライブビューによるピントあわせはとっても楽ですね。
今までのようにマグニフャイアーで合わせて、さらに撮影画像を見て
微調整という手間がなくなるので、効率よく撮影できそうです。

〈訂正〉月齢1.1→月齢1.3

2009年02月27日 | 
う~ん…、何かおかしい?

天文年間の2月のページにある新月時刻は2月25日15時13分、
この時刻をもとに計算すると2月26日日没時の月齢は1.1…
しか~し、2月26日21時月齢は1.4となっている。逆算すると
2月26日日没時の月齢は1.3…、あわないですね~。なぜだろう?

う~ん、ほひゃ、そーか、な~るほど…、わかりました。
2月26日に撮影した月は月齢1.1ではありません。月齢1.3です。

天文年鑑の新月時刻に間違いがありました。
正しい新月時刻は10時35分です。(天文観測年表2009より)

15時13分は26日の月が赤道を通過する時間です。
よく見ると2月25日の新月時刻だけ太字になっていません。
編集でミスがあったようですね。

〈正誤表〉
20ページ
〈誤〉25水0.4 15時13分●新月
   26木1.4 10時35分月が赤道を通過
〈正〉25水0.4 10時35分●新月
   26木1.4 15時13分月が赤道を通過

いや~、すっきりです。ですから昨日のファーストショットの
月齢は新月から31時間8分(月齢1.3)でした。

では、あらためまして月齢1.3の写真を一枚…

2009年2月26日18時04分 SE200N 直焦点 D70 ISO400 1sec

月齢1.1

2009年02月26日 | 
2月26日は月齢1の月が見える日…
昼間の天気は雲が多く透明度も良くないが、夕方からは晴れるらしい…

ということで月齢1のお月さま撮影ミッション決行です。
撮影地は西の空がとにかく広い、とある星見ポイントです。

今日の日没は17時30分頃、金星はすでに見えているのですが月は見えず…、
双眼鏡で探すも全く見えません。月があるはずの場所を見ること10分、
ふひゃ~、ありました!今まで見たことのない細さです。

いそげ~、望遠鏡のファインダーで即導入です。
ピン合わせは金星で済ませてあります。

とりあえずの一枚…

2009年2月26日17時43分 SE200N 直焦点 D50 ISO200 1/40

この時の正確な月齢は、新月が25日の15時13分なので…
月齢26時間30分(月齢1.1)です。
空が明るいので、まだ肉眼では見えません。待つこと数分…

ここからが、まさに絶景でした。茜色から群青色へと変わっていく
空のグラデーションの中で輝く金星と細い細い月…、
言葉では表すことのできない美しさでした。
この美しさ、写真では表れていませんが撮影風景を一枚…

2009年2月26日 18時05分06秒 f22mm 1sec F4
この時の月の高度は6.6°です。望遠鏡がほぼ水平を向いています。


2009年2月26日17時48分 SE200N 直焦点 D70 ISO200 1/10

月が見えていた時間はわずかに35分間…、
その間にも月齢はどんどん増えていきます。

2009年2月26日18時16分 SE200N 直焦点 D70 ISO400 10sec
この写真がラストショット、この時の高度が4.6°です。
この後、雲にかくれて見えなくなりました。
いや~、きれいでした。月齢1の月を見るチャンスはもう一度あります。
4月26日です。条件は今日よりちょっといいかも…、
天気が良かったら再度、チャレンジしてみることにしましょう。

この後、ついでにルーリン彗星の撮影もしました。
その様子は、またの機会に~。

月齢3.0

2009年01月29日 | 
1月29日の夕方、月齢3.0の月が見えました。

2009年1月29日 17時17分 D50 F14 1sec

この時の月の高度は26°なので、かなり高い位置に感じます。

2009年1月29日 17時29分 D50 200mm F6.3 2.5sec

天気は下り坂、薄雲の中を飛行機雲が横切っています。

2009年1月29日 17時41分 D50 BORG60 F5.4 1.6sec
明日は金星と月の接近ですが、予報では雨のようです。

月齢2.0

2009年01月28日 | 
1月28日の日没直後…
西の空低いところに月齢2.0の細い月が見えました。

2009年1月28日 17時34分 D70 F4 1/5

春は細い月がよく見える時期です。
28日は新月の翌々日の三日月でした。
正午月齢は1.8ですが撮影した時の月齢は2.0です。

月齢1の月を撮影する機会はめったにありません。

そのチャンスが2月26日に訪れます。その日は
新月の翌日で月齢1.3 太陽離角が14° 
日没40分後の月高度は約6°です。
天候に恵まれれば十分撮影可能な条件です。

もっとも西の空が開けている場所でないと見られません。
標高の高いところほど条件は良くなります。
天候も大事ですが撮影場所の選定が鍵となりますね。

BIGGEST FULL MOON OF THE YEAR

2008年12月12日 | 
今夜は、天気に恵まれて
今年最も大きな満月を見ることができました。

23時23分、月の高度が最も高くなる時間です。

おお~、月がまぶしい…。さすが30%増しの明るさです。

なるほど…、庭木もくっきりはっきり見えます。

なかなかの明るさです。

そして、こちらが今日の月…、「初冬の名月」

12月12日23時44分撮影 SE200N直焦点 ISO200 1/2000秒

天頂付近では大きさの差は感じられませんでしたが、
とってもきれいな月でした。