今年はせっかく東京勤務に復帰して、以前よりは超過勤務の少ない部署に座ったのに作品数がかなり減ってしまった。正直観たいと思うような映画が少なかったように思う。
世間的には「君の名は。」がスーパーサプライズのヒットとなり活況を呈したようであるが、ぴりっと味のある小品があまりなかったのではないか。最近ミニシアターが減ってきているのも一因かもしれない。
俳優も、最近特に外国の女優さんで目を奪われるような人にお目にかかれていない。ときどきいいなと思っても覚えきれない頭の方に問題があるという話もあるけれど。そのような中で、例年になく邦画が上の方に来ている今年の記録は次のとおりです。
1.「この世界の片隅に」(11月14日)
グローバリズムに対する反動が顕著になった2016年。内向きも外向きもイデオロギーの押しつけが激しくなる中で、目線の位置を変えて冷静かつ丁寧に物事を捉える本作の姿勢に心を動かされた。来年も心惑わされることなく謙虚に生きていきたいと思う。
2.「シングストリート 未来へのうた」(7月23日)
今年は70~80年代の音楽界をけん引した偉大なスターが多くこの世を去った。D.Bowie、Prince、G.Frey、そして最後にG.Michaelまでも。本作がこのタイミングで、30年以上前に音楽を聴き始めたころの気持ちを呼び覚ましてくれたのは偶然ではない気がしている。
「シン・ゴジラ」(8月3日)
災害も多かった2016年。本作のゴジラに対して政府は「防衛出動」という判断を下したが、かの石破茂元防衛大臣は「災害派遣」で対応可能であるしそうするべきだと述べていたようだ。
4.「教授のおかしな妄想殺人」(6月11日)
あまり一般的評価は高くないようだが、人間誰しもが持つしよーもなさを面白おかしく描いた良品と感じた。先生の肩書で難しいことさんざん語っての最後のどたばたには声を出して笑った。
5.「殿、利息でござる!」(6月18日)
今年、磯田道史先生の話を直接聴く機会があったが、本当におもしろかった。個別の民家などに埋まっている古文書を地道に発掘し読み解いていく作業にも感嘆するが、これからもまだまだ我々の知らない史実が明らかになるのではないか。
6.「エクスマキナ」(7月2日)
AIの造形がどこかのコミックから抜け出たような完璧なたたずまいだった。所詮穴だらけの人間が取って代わられるのではないかという危惧は、本当に取って代わられることがない限り永遠に続くのだろう。
7.「イットフォローズ」(1月23日)
新年初回に観ていなかったらもっと評価を上げていたはず(1作めの評点は基準扱いなので)。発想の新しさ、画にしたときの恐怖、じりじりと迫ってくるものにこれほど絶望感を覚えるとは。館内の空調が故障していたわけでもないのに震えが止まらなかった。
8.「X-MEN:アポカリプス」(8月14日)
新3部作の大団円。前の3部作をひっくるめて上手く話をまとめ上げた力量に評価。ウルヴァリンのH.ジャックマンは来年が見納め。シリーズはどうなるのだろう。
9.「ズートピア」(5月7日)
意外と侮れない巧妙な設定に感心した。行き過ぎた理想の追求が世界中で摩擦を引き起こしている中で、誰でも夢を持っていいという米国の伝統芸に立ち帰ってみる作品。
10.「シビルウォー/キャプテンアメリカ」(5月4日)
ただヒーローを集めればいいわけではない。DCコミックスになくてMARVELにあるものを映し出しているのが本作。「アベンジャーズ」より遥かにこなれた感があった。
11.「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(12月29日)
時間軸のベクトルを変えることで生まれた感情の高まりの行き違いが唯一無二の切ないドラマを完成させた。不思議な魅力を湛える小松菜奈が健気な女性を演じるところも新鮮。
12.「ヘイトフルエイト」(4月21日)
一からしっかり作り込まれた舞台のようなサスペンス作品。怪演あり、グロあり、観終わった後は不思議な爽快感に包まれた。
13.「ソーセージパーティー」(11月5日)
なんでこんなに上にいるのだろうと我ながら不思議に思うが、下品なお遊びがときに必要なこともある。
14.「ハドソン川の奇跡」(9月25日)
T.ハンクスの主演作が立て続けに公開された1年。いずれも権威を持った初老に差し掛かる男性役だが、物語として本作が最も優れていた。
15.「ルーム」(4月9日)
少女の監禁を描いているが、テーマは事件そのものやその恐怖ではなく、事件後の心の解放に迫るもの。これは重要。
16.「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」(12月10日)
「ハリーポッター」シリーズの映画を観たことも原作を読んだこともないのに子供とMX4Dで鑑賞。観ればそこそこおもしろいことは容易に想像がついていたということ。
17.「PK」(11月3日)
インド映画の現在。娯楽にプラスアルファで、宗教という世界的にも神経質な問題に敢えて触れた異色作。
18.「デッドプール」(6月1日)
お下品映画をわが国で、特に大きい市場の商品として売り込むのは難しい。それでも「ウルヴァリン」での借りを返す活躍を見られて良かった。
19.「ブリッジオブスパイ」(1月30日)
米ソ冷戦のころが最も平穏な時代だったという皮肉。次期トランプ政権はプーチン大統領と通じ合っているということだが、今よりはマシになると期待していいのか?
20.「アンフレンデッド」(7月30日)
PCの画面だけで展開するという実験的な意欲に敬意を表する。年に数本はこうした一芸モノの作品を観ることも映画の楽しみ。
21.「マネーショート 華麗なる大逆転」(3月6日)
経済の報道は冷静で実利に繋がる分だけ政治よりマシだが、いわゆるエコノミストが語る見解は地震予知級で当てにならない。情報が溢れていながら確かなものがない世の中をどう生きるかを突き付けられている。
22.「ドントブリーズ」(12月23日)
新しい恐怖を求める映画業界の佳作。身体に障害があったとしてもサイコパスに油断は禁物。
23.「ザギフト」(11月3日)
こちらもサイコパス・・・と思いきやの変化球で記憶に残る作品に。最後はギフトで痛恨の一撃。
24.「死霊館 エンフィールド事件」(7月17日)
かわいい女の子に無慈悲な悪魔が憑依したという映画。本当に悪魔がいるのか何かしらのフェイクなのかは微妙にぼかしている点が良心的。
25.「クリード チャンプを継ぐ男」(1月28日)
ロッキーの永遠のライバルはやはりアポロ・クリード。数多く制作した続篇の中でもっともと言っていいほど高い評価を獲得。S.スタローンは映画人としての嗅覚が秀でている。
26.「帰ってきたヒトラー」(6月18日)
実物は似ても似つかぬ俳優が髪型をいじってヒゲを付ければ、はい(る)ヒトラー。メディア操作の怖さは現代の漂流する政治とも繋がって興味倍増。
27.「君の名は。」(8月26日)
2016年の社会現象。しかし、この映画をして隕石災害対策に腰を上げようとしない政府は何をやっているのだ。とゼロリスクを求める風潮に言ってみる。
28.「ザウォーク」(2月6日)
9.11から15年。WTCが初めて迎えた珍客は更に遡ること28年。無機質に見えた細長い建物にも歴史と人々の思いが詰まっていた。
29.「ヒメアノ~ル」(6月5日)
森田剛の怪演が話題に。とはいえ、アイドルグループにいながらも元々危険な匂いがする人物であったから、それほど意外性は感じなかった。
30.「高慢と偏見とゾンビ」(10月1日)
「不朽の名作、感染。」のコピーだけで、評判が悪くても映画館に足を運んでしまった。コンセプトはいいと思う。
31.「怒り」(9月22日)
黙っていると不気味な東洋人。イケメン枠の俳優だってそれは同じ。さて犯人は誰でしょう?の展開は面白かったけど、ちょっとミスリードをやり過ぎ。
32.「ライト/オフ」(9月1日)
今年はアイデア系の恐怖映画が頑張った年。動画映像を膨らませて映画にした本作も同類だが、元の動画を超えられていないところが惜しかった。
33.「スポットライト 世紀のスクープ」(5月4日)
アカデミー作品賞の箔が付いたが、よく言えば真摯な、身も蓋もなく言えば地味な作品。でも日常の仕事の積み重ねが地味なのは事実。
34.「ファインディングドリー」(8月1日)
最近のピクサーが続けている過去の遺産で商売するシリーズ。元が良作なので安心して観られる。
35.「アイアムアヒーロー」(5月3日)
ノリにノッている大泉洋の主演作。でも片瀬那奈のZQNっぷりの方がインパクトあったなー。
36.「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」(5月1日)
劇団ひとりが脚本を担当。器用な人であることは周知のことであるが今回は合わなかった。
37.「鷹の爪8~吉田くんの×ファイル」(8月27日)
鷹の爪シリーズといいながら吉田くんの昔話という設定。鳥取にスタバができて、山口・長門にはプーチンが来て、広島は野球で盛り上がって、島根はどうする?
38.「ロストバケーション」(7月27日)
ここにも1点アイデア勝負作品。映画史に輝く「ジョーズ」で描かれた人喰いザメの恐怖に、切り口を変えて敢然と挑んだ心意気や良し。
39.「10クローバーフィールドレーン」(6月21日)
前回の「クローバーフィールド」とは特に関係ないらしい本作。これって何かの記号なのでしょうか?
40.「キャロル」(2月14日)
世間的に評価が高いらしい本作が理解できなかったのは誠に遺憾。同性愛に対して偏見を持っているつもりはないのだけれど。
41.「エージェントウルトラ」(1月28日)
何がしたかったのかよく分からなかった作品。コメディ要素があると勘違いして入ったのも敗因のひとつ。
42.「レヴェナント 蘇えりし者」(5月14日)
おめでとう、ディカプリオ。動物の毛皮にくるまると暖かいことだろう。
43.「オデッセイ」(2月20日)
プーチンには接近しても、中国と手を携えて宇宙開発などということはまずもって考えられないところ。オバマ時代の映画ということでハリウッド的には何ら不思議はなし。
44.「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(3月28日)
「マンオブスティール」は微妙と思っていたら、やっぱり破壊し過ぎと世論の反発を買っていたスーパーマン。絶対的な強さを無理くり隠して話を作ったけどやはり微妙。
45.「暗殺教室 卒業編」(3月26日)
前作を普通に評価した分だけマイナスイメージが強くなった。映画館に足を運ぶレベルではない。
世間的には「君の名は。」がスーパーサプライズのヒットとなり活況を呈したようであるが、ぴりっと味のある小品があまりなかったのではないか。最近ミニシアターが減ってきているのも一因かもしれない。
俳優も、最近特に外国の女優さんで目を奪われるような人にお目にかかれていない。ときどきいいなと思っても覚えきれない頭の方に問題があるという話もあるけれど。そのような中で、例年になく邦画が上の方に来ている今年の記録は次のとおりです。
1.「この世界の片隅に」(11月14日)
グローバリズムに対する反動が顕著になった2016年。内向きも外向きもイデオロギーの押しつけが激しくなる中で、目線の位置を変えて冷静かつ丁寧に物事を捉える本作の姿勢に心を動かされた。来年も心惑わされることなく謙虚に生きていきたいと思う。
2.「シングストリート 未来へのうた」(7月23日)
今年は70~80年代の音楽界をけん引した偉大なスターが多くこの世を去った。D.Bowie、Prince、G.Frey、そして最後にG.Michaelまでも。本作がこのタイミングで、30年以上前に音楽を聴き始めたころの気持ちを呼び覚ましてくれたのは偶然ではない気がしている。
「シン・ゴジラ」(8月3日)
災害も多かった2016年。本作のゴジラに対して政府は「防衛出動」という判断を下したが、かの石破茂元防衛大臣は「災害派遣」で対応可能であるしそうするべきだと述べていたようだ。
4.「教授のおかしな妄想殺人」(6月11日)
あまり一般的評価は高くないようだが、人間誰しもが持つしよーもなさを面白おかしく描いた良品と感じた。先生の肩書で難しいことさんざん語っての最後のどたばたには声を出して笑った。
5.「殿、利息でござる!」(6月18日)
今年、磯田道史先生の話を直接聴く機会があったが、本当におもしろかった。個別の民家などに埋まっている古文書を地道に発掘し読み解いていく作業にも感嘆するが、これからもまだまだ我々の知らない史実が明らかになるのではないか。
6.「エクスマキナ」(7月2日)
AIの造形がどこかのコミックから抜け出たような完璧なたたずまいだった。所詮穴だらけの人間が取って代わられるのではないかという危惧は、本当に取って代わられることがない限り永遠に続くのだろう。
7.「イットフォローズ」(1月23日)
新年初回に観ていなかったらもっと評価を上げていたはず(1作めの評点は基準扱いなので)。発想の新しさ、画にしたときの恐怖、じりじりと迫ってくるものにこれほど絶望感を覚えるとは。館内の空調が故障していたわけでもないのに震えが止まらなかった。
8.「X-MEN:アポカリプス」(8月14日)
新3部作の大団円。前の3部作をひっくるめて上手く話をまとめ上げた力量に評価。ウルヴァリンのH.ジャックマンは来年が見納め。シリーズはどうなるのだろう。
9.「ズートピア」(5月7日)
意外と侮れない巧妙な設定に感心した。行き過ぎた理想の追求が世界中で摩擦を引き起こしている中で、誰でも夢を持っていいという米国の伝統芸に立ち帰ってみる作品。
10.「シビルウォー/キャプテンアメリカ」(5月4日)
ただヒーローを集めればいいわけではない。DCコミックスになくてMARVELにあるものを映し出しているのが本作。「アベンジャーズ」より遥かにこなれた感があった。
11.「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(12月29日)
時間軸のベクトルを変えることで生まれた感情の高まりの行き違いが唯一無二の切ないドラマを完成させた。不思議な魅力を湛える小松菜奈が健気な女性を演じるところも新鮮。
12.「ヘイトフルエイト」(4月21日)
一からしっかり作り込まれた舞台のようなサスペンス作品。怪演あり、グロあり、観終わった後は不思議な爽快感に包まれた。
13.「ソーセージパーティー」(11月5日)
なんでこんなに上にいるのだろうと我ながら不思議に思うが、下品なお遊びがときに必要なこともある。
14.「ハドソン川の奇跡」(9月25日)
T.ハンクスの主演作が立て続けに公開された1年。いずれも権威を持った初老に差し掛かる男性役だが、物語として本作が最も優れていた。
15.「ルーム」(4月9日)
少女の監禁を描いているが、テーマは事件そのものやその恐怖ではなく、事件後の心の解放に迫るもの。これは重要。
16.「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」(12月10日)
「ハリーポッター」シリーズの映画を観たことも原作を読んだこともないのに子供とMX4Dで鑑賞。観ればそこそこおもしろいことは容易に想像がついていたということ。
17.「PK」(11月3日)
インド映画の現在。娯楽にプラスアルファで、宗教という世界的にも神経質な問題に敢えて触れた異色作。
18.「デッドプール」(6月1日)
お下品映画をわが国で、特に大きい市場の商品として売り込むのは難しい。それでも「ウルヴァリン」での借りを返す活躍を見られて良かった。
19.「ブリッジオブスパイ」(1月30日)
米ソ冷戦のころが最も平穏な時代だったという皮肉。次期トランプ政権はプーチン大統領と通じ合っているということだが、今よりはマシになると期待していいのか?
20.「アンフレンデッド」(7月30日)
PCの画面だけで展開するという実験的な意欲に敬意を表する。年に数本はこうした一芸モノの作品を観ることも映画の楽しみ。
21.「マネーショート 華麗なる大逆転」(3月6日)
経済の報道は冷静で実利に繋がる分だけ政治よりマシだが、いわゆるエコノミストが語る見解は地震予知級で当てにならない。情報が溢れていながら確かなものがない世の中をどう生きるかを突き付けられている。
22.「ドントブリーズ」(12月23日)
新しい恐怖を求める映画業界の佳作。身体に障害があったとしてもサイコパスに油断は禁物。
23.「ザギフト」(11月3日)
こちらもサイコパス・・・と思いきやの変化球で記憶に残る作品に。最後はギフトで痛恨の一撃。
24.「死霊館 エンフィールド事件」(7月17日)
かわいい女の子に無慈悲な悪魔が憑依したという映画。本当に悪魔がいるのか何かしらのフェイクなのかは微妙にぼかしている点が良心的。
25.「クリード チャンプを継ぐ男」(1月28日)
ロッキーの永遠のライバルはやはりアポロ・クリード。数多く制作した続篇の中でもっともと言っていいほど高い評価を獲得。S.スタローンは映画人としての嗅覚が秀でている。
26.「帰ってきたヒトラー」(6月18日)
実物は似ても似つかぬ俳優が髪型をいじってヒゲを付ければ、はい(る)ヒトラー。メディア操作の怖さは現代の漂流する政治とも繋がって興味倍増。
27.「君の名は。」(8月26日)
2016年の社会現象。しかし、この映画をして隕石災害対策に腰を上げようとしない政府は何をやっているのだ。とゼロリスクを求める風潮に言ってみる。
28.「ザウォーク」(2月6日)
9.11から15年。WTCが初めて迎えた珍客は更に遡ること28年。無機質に見えた細長い建物にも歴史と人々の思いが詰まっていた。
29.「ヒメアノ~ル」(6月5日)
森田剛の怪演が話題に。とはいえ、アイドルグループにいながらも元々危険な匂いがする人物であったから、それほど意外性は感じなかった。
30.「高慢と偏見とゾンビ」(10月1日)
「不朽の名作、感染。」のコピーだけで、評判が悪くても映画館に足を運んでしまった。コンセプトはいいと思う。
31.「怒り」(9月22日)
黙っていると不気味な東洋人。イケメン枠の俳優だってそれは同じ。さて犯人は誰でしょう?の展開は面白かったけど、ちょっとミスリードをやり過ぎ。
32.「ライト/オフ」(9月1日)
今年はアイデア系の恐怖映画が頑張った年。動画映像を膨らませて映画にした本作も同類だが、元の動画を超えられていないところが惜しかった。
33.「スポットライト 世紀のスクープ」(5月4日)
アカデミー作品賞の箔が付いたが、よく言えば真摯な、身も蓋もなく言えば地味な作品。でも日常の仕事の積み重ねが地味なのは事実。
34.「ファインディングドリー」(8月1日)
最近のピクサーが続けている過去の遺産で商売するシリーズ。元が良作なので安心して観られる。
35.「アイアムアヒーロー」(5月3日)
ノリにノッている大泉洋の主演作。でも片瀬那奈のZQNっぷりの方がインパクトあったなー。
36.「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」(5月1日)
劇団ひとりが脚本を担当。器用な人であることは周知のことであるが今回は合わなかった。
37.「鷹の爪8~吉田くんの×ファイル」(8月27日)
鷹の爪シリーズといいながら吉田くんの昔話という設定。鳥取にスタバができて、山口・長門にはプーチンが来て、広島は野球で盛り上がって、島根はどうする?
38.「ロストバケーション」(7月27日)
ここにも1点アイデア勝負作品。映画史に輝く「ジョーズ」で描かれた人喰いザメの恐怖に、切り口を変えて敢然と挑んだ心意気や良し。
39.「10クローバーフィールドレーン」(6月21日)
前回の「クローバーフィールド」とは特に関係ないらしい本作。これって何かの記号なのでしょうか?
40.「キャロル」(2月14日)
世間的に評価が高いらしい本作が理解できなかったのは誠に遺憾。同性愛に対して偏見を持っているつもりはないのだけれど。
41.「エージェントウルトラ」(1月28日)
何がしたかったのかよく分からなかった作品。コメディ要素があると勘違いして入ったのも敗因のひとつ。
42.「レヴェナント 蘇えりし者」(5月14日)
おめでとう、ディカプリオ。動物の毛皮にくるまると暖かいことだろう。
43.「オデッセイ」(2月20日)
プーチンには接近しても、中国と手を携えて宇宙開発などということはまずもって考えられないところ。オバマ時代の映画ということでハリウッド的には何ら不思議はなし。
44.「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(3月28日)
「マンオブスティール」は微妙と思っていたら、やっぱり破壊し過ぎと世論の反発を買っていたスーパーマン。絶対的な強さを無理くり隠して話を作ったけどやはり微妙。
45.「暗殺教室 卒業編」(3月26日)
前作を普通に評価した分だけマイナスイメージが強くなった。映画館に足を運ぶレベルではない。
おめでとうございます。東京勤務なられたとのこと、
良かったですね。今年はもう少し観れるのでは。
さて私もマイベスト出しましたのでTBさせて頂きました。
今年も何卒宜しくお願いします。
自宅通勤はいろいろ負担が減って助かっています。
明日は仕事始めです。と言いながら、さっそく今年のはじめに何を観ようかと考えていたりします。
お互いたくさんの良い作品にめぐり会えるといいですね。
「シン・ゴジラ」だけ被っています。
というか,未見の作品多いです。
「ハドソン川~」観てみたい。DVDになったらチェックします。
「この世界~」は軒並みブロガーさんが一位に選んでいるので興味ありますね。
東京勤務になられましたか。映画館よりどりみどりですね~
私は一年に一度だけお正月に東京に行くのですが
過去に新宿ピカデリーと新宿武蔵野館に行ったことがあります。
地元はメジャーな作品しか来ないので東京,うらやましいです。
今年は昨年より秀作が多く鑑賞できるといいですね。
全作順位とは、恐れ入ります。
お時間がある時にでも、ご覧くださいませ。
では、今年もベスト10でよろしくお願いします。
東京はいいですよ。
最近ミニシアターの閉館がいくつかあって寂しくなりましたが、
基本的には東京で公開されない作品ってないですし。
今年はどれだけ観られるかですが、もうすぐ1月も終わるにも拘らずまだ2本です。
寒いこともあってつい出不精になってしまいます。
また本数減っちゃうかな。
ブロガーが選んだベスト10はいつも楽しみにしています。
他の方と被るとうれしいし、自分だけが評価しているというのも、
それはそれでにんまりするという、いろいろな味わい方のある企画ですね。
昨年なくて寂しく感じていましたが、一気に2年分とはうれしいサプライズです。
後ほど伺わせていただきます。