Con Gas, Sin Hielo

細々と続ける最果てのブログへようこそ。

(新規)「鬼滅の刃 無限列車編」

2020年12月31日 21時04分24秒 | 映画(2020)
日本映画史の新たな1ページ。


この特別な2020年という年に生まれた伝説。

社会現象と化し、既に世の中にありとあらゆるコメントがあふれる中で、ひとかじりの知識さえ持たない者が何を言っても野暮というもの。

ただこれだけは言える。報道などで見聞きする情報しかない状態で観に行ったにも拘らず、映画の世界に没頭することができたのは、作り手の極めて高い技量によるものに違いない。

がまんの年末年始は、子供が持っているコミックスを読破するか、CSで集中放映されるアニメを観るかになりそうである。

(80点)※2020年11月23日21時投稿
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作品インデックス(あ~こ)

2020年12月30日 21時51分26秒 | 映画インデックス
○過去(2009年以前)の記録

2009年以前(あ~こ)
2009年以前(さ~と)
2009年以前(な~ほ)
2009年以前(ま~わ)

○当ページ内

<あ行>
「アーティスト」
「アイアムアヒーロー」
「愛、アムール」
「アイアンスカイ」
「アイアンマン2」
「アイアンマン3」
「愛がなんだ」
「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」
「アイフィールプリティ! 人生最高のハプニング」
「青くて痛くて脆い」
「アオハライド」
「アクアマン」
「悪人」
「悪の教典」
「悪の法則」
「アザーガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」
「アス」
「あと1センチの恋」
「アナと雪の女王」
「ANNIE/アニー」
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」
「アバウトタイム~愛おしい時間について」
「アバター」
「アベンジャーズ」
「アベンジャーズ/エイジオブウルトロン」
「アベンジャーズ/インフィニティウォー」
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
「アメイジングスパイダーマン2」
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」
「アメリカンスナイパー」
「アメリカンハッスル」
「怪しい彼女」
「アラジン」
「アリー/スター誕生」
「アリスインワンダーランド」
「アリスのままで」
「アルゴ」
「アンコール!!」
「暗殺教室」
「暗殺教室 卒業編」
「アンストッパブル」
「アントマン」
「アントマン&ワスプ」
「アンフレンデッド」
「イースターラビットのキャンディ工場」
「イエスタデイ」
「怒り」
「イコライザー」
「1917 命をかけた伝令」
「一枚のめぐり逢い」
「IT/イット"それ"が見えたら、終わり。」
「IT THE END/"それ"が見えたら、終わり。」
「イットフォローズ」
「伊藤くん A to E」
「イニシエーションラブ」
「犬ヶ島」
「いぬやしき」
「イミテーションゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
「インクレディブルファミリー」
「インサイド」
「インサイドヘッド」
「インシディアス」
「インセプション」
「インターステラー」
「イントゥザウッズ」
「イントゥザスカイ 気球で未来を変えたふたり」
「ウィンストンチャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
「ウーマンインブラック 亡霊の館」
「ヴェノム」
「ウォームボディーズ」
「ウォールフラワー」
「嘘を愛する女」
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
「宇宙人ポール」
「ウディアレンの夢と犯罪」
「海街diary」
「裏切りのサーカス」
「ウルヴァリン:SAMURAI」
「映画と恋とウディアレン」
「映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?」
「映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光レインボージュエルを守れ!」
「映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ虹色の花」
「英国王のスピーチ」
「エイプリルフールズ」
「エージェントウルトラ」
「エクスペンダブルズ」
「エクリプス/トワイライトサーガ」
「SP 野望篇」
「SP 革命篇」
「エクスマキナ」
「X-MEN:ファーストジェネレーション」
「X-MEN:フューチャー&パスト」
「X-MEN:アポカリプス」
「X-MEN:ダークフェニックス」
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
「エリジウム」
「エル ELLE」
「遠距離恋愛 彼女の決断」
「おおかみこどもの雨と雪」
「オールユーニードイズキル」
「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」
「オズ はじまりの戦い」
「オデッセイ」
「男はつらいよ お帰り 寅さん」
「おとなのけんか」
「おとなの恋は、まわり道」
「オブリビオン」
「オリエント急行殺人事件」
「俺物語!!」
「オンザハイウエイ その夜、86分」
「女と男の観覧車」

<か行>
「ガーディアンズオブギャラクシー」
「ガーディアンズオブギャラクシー:リミックス」
「怪盗グルーの月泥棒」
「怪盗グルーのミニオン危機一発」
「怪盗グルーのミニオン大脱走」
「海難1890」
「帰ってきたヒトラー」
「鍵泥棒のメソッド」
「崖っぷちの男」
「かごの中の瞳」
「カフェソサエティ」
「神さまの言うとおり」
「紙の月」
「カメラを止めるな!」
「カラスの親指」
「カラフル」
「カリフォルニアダウン」
「華麗なるギャツビー」
「渇き。」
「完全なる報復」
「カンフーヨガ」
「キス&キル」
「寄生獣」
「寄生獣 完結編」
「北のカナリアたち」
「キックアス」
「キックアス ジャスティスフォーエバー」
「きっと、星のせいじゃない」
「ギフテッド」
「きみがくれた未来」
「君に届け」
「君の名は。」
「君の名前で僕を呼んで」
「君への誓い」
「キャタピラー」
「キャピタリズム~マネーは踊る」
「キャビン」
「キャプテンフィリップス」
「キャプテンマーベル」
「キャロル」
「CURED キュアード」
「教授のおかしな妄想殺人」
「桐島、部活やめるってよ」
「麒麟の翼 劇場版・新参者」
「キングスマン」
「キングスマン:ゴールデンサークル」
「グッモーエビアン!」
「海月姫」
「グラスホッパー」
「グランドイリュージョン」
「クリード チャンプを継ぐ男」
「グリーンブック」
「グリンチ」
「来る」
「クレイジーハート」
「クレイジーリッチ」
「グレイテストショーマン」
「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」
「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」
「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
「クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」
「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」
「クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」
「クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~」
「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~」
「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」
「クロニクル」
「クワイエットプレイス」
「GAMER」
「劇場版 SPEC~天~」
「劇場版3D あたしンち 情熱のちょー超能力♪母大暴走!」
「劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク」
「劇場版ポケットモンスターベストウィッシュ ビクティニと白き英雄レシラム」
「劇場版ポケットモンスターベストウィッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ(前編、後編)」
「ゲットアウト」
「ゲティ家の身代金」
「検察側の罪人」
「恋するベーカリー」
「恋とニュースのつくり方」
「恋のロンドン狂騒曲」
「高慢と偏見とゾンビ」
「ゴーストインザシェル」
「コードネームU.N.C.L.E.」
「ゴールデンスランバー」
「ゴーンガール」
「告白」
「GODZILLA」
「GODZILLA 怪獣惑星」
「この世界の片隅に」
「(500)日のサマー」
「コララインとボタンの魔女3D」
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
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作品インデックス(さ~と)

2020年12月30日 21時47分50秒 | 映画インデックス
<さ行>
「search/サーチ」
「最強のふたり」
「最後の忠臣蔵」
「サイドエフェクト」
「西遊記 はじまりのはじまり」
「サイレントヒル:リベレーション」
「ザウォーカー」
「ザウォーク」
「ザギフト」
「ザサークル」
「サスペリア」
「ザタウン」
「サバイバルファミリー」
「砂漠でサーモンフィッシング」
「ザファイター」
「サプライズ」
「ザマミー/呪われた砂漠の王女」
「猿の惑星:創世記」
「30年後の同窓会」
「しあわせの隠れ場所」
「シェイプオブウォーター」
「ジェニファーズボディ」
「ジェミニマン」
「シビルウォー/キャプテンアメリカ」
「ジャージーボーイズ」
「シャーロックホームズ」
「シャーロックホームズ シャドウゲーム」
「シャザム!」
「ジャスティスリーグ」
「シャッターアイランド」
「ジャンゴ 繋がれざる者」
「十三人の刺客」
「シュガーマン 奇跡に愛された男」
「シュガーラッシュ」
「シュガーラッシュ:オンライン」
「ジュマンジ/ウェルカムトゥジャングル」
「ジュラシックワールド」
「ジュラシックワールド/炎の王国」
「シュレックフォーエバー」
「少年は残酷な弓を射る」
「女王陛下のお気に入り」
「ジョーカー」
「ジョジョラビット」
「白ゆき姫殺人事件」
「死霊館」
「死霊館 エンフィールド事件」
「死霊のはらわた」
「白いリボン」
「新感染 ファイナルエクスプレス」
「SING」
「シングストリート 未来へのうた」
「シングルマン」
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」
「シン・ゴジラ」
「人生の特等席」
「人生万歳!」
「シンプルフェイバー」
「スイスアーミーマン」
「スウィート17モンスター」
「ズートピア」
「スーパー!」
「スカイスクレイパー」
「好きっていいなよ。」
「スコットピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」
「スターウォーズ フォースの覚醒」
「スターウォーズ/最後のジェダイ」
「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」
「ストーリーオブマイライフ/わたしの若草物語」
「スノーデン」
「スパイアニマル Gフォース」
「スパイダーマン:ホームカミング」
「スパイダーマン:ファーフロムホーム」
「スパイダーマン:スパイダーバース」
「スプライス」
「スプリット」
「スポットライト 世紀のスクープ」
「スマーフ」
「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」
「スマホを落としただけなのに」
「300 帝国の進撃」
「スリービルボード」
「世界にひとつのプレイブック」
「セッション」
「セル」
「ゼログラビティ」
「ゼロダークサーティ」
「ゼロの未来」
「ソーシャルネットワーク」
「ソーセージパーティー」
「ソウルサーファー」
「そこのみにて光輝く」
「ソロモンの偽証 前篇・事件」
「ソロモンの偽証 後篇・裁判」
「ゾンビ処刑人」
「ゾンビランド」
「ゾンビランド:ダブルタップ」

<た行>
「ダークナイトライジング」
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
「ダーリンは外国人」
「第9地区」
「大統領の執事の涙」
「タイピスト!」
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
「TIME/タイム」
「鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス」
「鷹の爪8~吉田くんのXファイル」
「抱きたいカンケイ」
「007 スカイフォール」
「007 スペクター」
「ダラスバイヤーズクラブ」
「タリーと私の秘密の時間」
「ダンケルク」
「チェイス!」
「チェブラーシカ/くまのがっこう」
「中学生円山」
「超高速!参勤交代」
「ちょっと今から仕事やめてくる」
「沈黙-サイレンス-」
「月に囚われた男」
「綱引いちゃった!」
「TSUNAMI -ツナミ-」
「ツレがうつになりまして。」
「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
「テイクディスワルツ」
「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡」
「テッド」
「テッド2」
「デッドドントダイ」
「デッドプール」
「デッドプール2」
「TENET テネット」
「テルマエロマエ」
「天気の子」
「10 クローバーフィールドレーン」
「デンジャラスラン」
「トイストーリー3」
「トイストーリー4」
「東京島」
「TOKYO TRIBE」
「塔の上のラプンツェル」
「透明人間」
「トータルリコール」
「ドクターストレンジ」
「ドクタースリープ」
「Dr.パルナサスの鏡」
「図書館戦争」
「殿、利息でござる!」
「ドライヴ」
「ドラフトデイ」
「トランス」
「ドリーム」
「ドリームハウス」
「トロン:レガシー」
「トワイライトサーガ/ブレイキングドーンPart1」
「トワイライトサーガ/ブレイキングドーンPart2」
「翔んで埼玉」
「ドントブリーズ」
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作品インデックス(な~わ)

2020年12月30日 21時44分04秒 | 映画インデックス
<な行>
「ナイト&デイ」
「ナイトクローラー」
「ナイブズアウト 名探偵と刃の館の秘密」
「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」
「七つの会議」
「2分の1の魔法」
「ニューイヤーズイブ」
「NY心霊捜査官」
「脳内ポイズンベリー」
「のぼうの城」
「ノルウェイの森」

<は行>
「her 世界でひとつの彼女」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「ハートロッカー」
「ハーフデイズ」
「バーフバリ 王の凱旋」
「バーレスク」
「はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳」
「はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン」
「バイス」
「ハイブリッド刑事」
「バウンティハンター」
「博士と彼女のセオリー」
「バクマン。」
「運び屋」
「パシフィックリム」
「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
「パッセンジャー」
「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」
「パッドマン 5億人の女性を救った男」
「ハッピーデスデイ」
「ハッピーデスデイ2U」
「パディントン2」
「ハドソン川の奇跡」
「バトルシップ」
「パラサイト 半地下の家族」
「パラレルワールドラブストーリー」
「パレード」
「バレンタインデー」
「ハンガーゲーム」
「阪急電車 片道15分の奇跡」
「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」
「ハングオーバー!!! 最後の反省会」
「半世界」
「PK」
「東のエデン劇場版Ⅰ The King of Eden」
「東のエデン劇場版Ⅱ Paradise Lost」
「ピクセル」
「美女と野獣」
「美女と野獣(2017)」
「ビッグシック ぼくたちの大いなる目ざめ」
「ヒックとドラゴン」
「羊の木」
「ピッチパーフェクト」
「ピッチパーフェクト2」
「ピッチパーフェクト ラストステージ」
「ビフォアミッドナイト」
「秘密結社鷹の爪The Movie 3~http://鷹の爪.jpは永遠に」
「ヒメアノ~ル」
「127時間」
「ヒューゴの不思議な発明」
「ビューティフルボーイ」
「ピラニア3D」
「ビリギャル」
「ひるなかの流星」
「ヒロイン失格」
「ファインディングドリー」
「ファミリーツリー」
「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」
「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」
「フィフティシェイズオブグレイ」
「50/50 フィフティフィフティ」
「フィリップ、きみを愛してる!」
「プーと大人になった僕」
「フェーズ6」
「フォーカス」
「フォックスキャッチャー」
「武士の家計簿」
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
「フライトゲーム」
「ブライトバーン/恐怖の拡散者」
「ブラック&ホワイト」
「ブラッククランズマン」
「ブラックスワン」
「ブラックパンサー」
「フラットライナーズ」
「フランケンウィニー」
「プリズナーズ」
「ブリッジオブスパイ」
「プリデスティネーション」
「プリンセスと魔法のキス」
「プリンセストヨトミ」
「ブルー 初めての空へ」
「ブルージャスミン」
「ブレードランナー2049」
「プレシャス」
「friends もののけ島のナキ」
「プロメテウス」
「ヘイトフルエイト」
「ベイマックス」
「ベストキッド」
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
「ヘレディタリー/継承」
「ペンタゴンペーパーズ 最高機密文書」
「ホイットニー~オールウェイズラヴユー~」
「僕が結婚を決めたワケ」
「ぼくのエリ 200歳の少女」
「僕のワンダフルライフ」
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
「星屑の町」
「星の子」
「ボスベイビー」
「ホットロード」
「ボヘミアンラプソディ」

<ま行>
「マイインターン」
「マイティソー バトルロイヤル」
「マイブラザー」
「マイレージ、マイライフ」
「マジックインムーンライト」
「マジックツリーハウス」
「マチェーテ」
「マチェーテキルズ」
「マネーショート 華麗なる大逆転」
「魔法少女まどか★マギカ[新編]叛逆の物語」
「マリーアントワネットに別れをつげて」
「マリッジストーリー」
「マリリン 7日間の恋」
「マンオブスティール」
「マンチェスターバイザシー」
「万引き家族」
「ミスターガラス」
「ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル」
「ミッション:インポッシブル ローグネイション」
「ミッション:インポッシブル フォールアウト」
「ミッション:8ミニッツ」
「ミッドウェイ」
「ミッドサマー」
「ミッドナイトインパリ」
「ミニオンズ」
「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」
「ムーンライズキングダム」
「ムーンライト」
「メイズランナー」
「名探偵ピカチュウ」
「メッセージ」
「メリダとおそろしの森」
「メンインブラック3」
「メンインブラック インターナショナル」
「もうひとりのシェイクスピア」
「モテキ」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「モンスター上司」
「MONSTERZ」
「モンスターズユニバーシティ」

<や行>
「ヤング≒アダルト」
「ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命」
「夢売るふたり」

<ら行>
「ライアーゲーム The Final Stage」
「LION/ライオン 25年目のただいま」
「ライト/オフ」
「LIFE!」
「ラストクリスマス」
「ラストソルジャー」
「ラストレター」
「ラブアゲイン」
「ラブ&ドラッグ」
「ラブリーボーン」
「ラ ラ ランド」
「ランペイジ 巨獣大乱闘」
「リアルスティール」
「リチャードジュエル」
「リトルランボーズ」
「[リミット]」
「リミットレス」
「リメンバーミー」
「LUCY/ルーシー」
「LOOPER/ルーパー」
「ルーム」
「レイニーデイインニューヨーク」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「レディプレイヤー1」
「レポゼッションメン」
「レ・ミゼラブル」
「RAW~少女のめざめ~」
「LOGAN/ローガン」
「ローグワン/スターウォーズストーリー」
「ROMA/ローマ」
「ローマでアモーレ」
「ローラーガールズダイアリー」
「6才のボクが、大人になるまで」
「ロケットマン」
「ロストバケーション」
「ロックオブエイジズ」
「ロボット」
「ロマンス」
「ロラックスおじさんの秘密の種」

<わ行>
「ワールドウォーZ」
「わたしに会うまでの1600キロ」
「私の男」
「嗤う分身」
「ワンスアポンアタイムインハリウッド」
「ワンダー 君は太陽」
「ワンダーウーマン」
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「星の子」

2020年10月11日 14時28分18秒 | 映画(2020)
無数の星たちと共生する世界。


石原さとみが結婚を発表した。「お相手は同年代の一般男性」などと報じられているが、寄せられるコメントには「学会」の文字が登場する。

政治と宗教の話はタブーだとよく言われる。それは、もし対立が生じたら人間関係に致命的な傷を負わせかねない神経質なジャンルだからにほかならない。

しかしわが国は思想の自由も宗教の自由も保証されているはず。何故堂々と自分の考えを口外してはいけないのかと思うが、そう単純に行かないのが世の中の難しいところである。

自宅からそう遠くないところにエホバの証人の日本支部があるが、結構な頻度で集会を開催しており、その度に広大な駐車場が満杯になっている光景を見かける。Wikipediaによれば国内の信者数は20万人を超える。気付かないだけで意外と身近にも信者がいるのかもしれない。

本作は、新興宗教を熱心に信仰する両親を持った中学生の物語である。

未熟児で産まれたちひろは、その後も高熱や湿疹など容体の安定しない状況が続く。悩みに悩んだ両親に救いの手を差し伸べたのは、宗教団体「ひかりの星」を信仰する父の会社の同僚だった。

同僚が勧めた「魔法の水」を使用してからちひろの容体は目に見えて改善する。因果関係は分からない。しかし両親にとっては結果こそすべて。それ以上何も必要はなかった。

世間的には新興宗教は怪しいものとレッテルを貼られがちであるが、何も考えずに入信する者はいない。オウム真理教事件のときも、高学歴の人間の方がのめり込んでいたのが印象的であった。何かを信じるのは、人それぞれに異なる理由と背景があるのだ。

しかし、ちひろのストーリーが周囲の人たちに理解されることはなかった。対立した叔父とは疎遠になり、姉は家を出て行ってしまった。

客観的には叔父たちが心配するのは当然である。明確な説明はされないが、ちひろの成長に伴って自宅がみすぼらしくなっていく一方で、狭い居間に豪華な仏壇が飾られているのだ。

両親のちひろに対する愛情が深かったが故に生じてしまった事態。それが痛いほどに分かるから切なくて悲しい。

ただ本作はそこで安易な新興宗教害悪論には持っていかない。やっていることは怪しいこと極まりないのだが、そこに普通の人たちが集い、交流を通して安寧を得ている様子が描かれる。

同年代の子供たちも多く参加していて、そこで知り合った友達もいる。生まれたころから宗教の中で生きてきた彼女たちにとって、それは極めて自然なことなのだ。

また、ちひろには宗教の外の世界にも友達がいる。これもまた当然ではあるのだが、大人はどうしても色眼鏡をかけて物事を見る傾向があり、それが終盤に事件となってちひろを襲う。

心ない大人の言葉に傷ついたちひろを癒やしたのは、クラスメートの親友とその彼氏だった。これまでイケメンしか好きにならなかったちひろが「彼と別れたら私が結婚してもいいよ」と言ったのが印象に残った。

宗教は一人の人間を構成する一つのピースに過ぎないが、おそらくこの先もちひろの人生を翻弄することになるだろう。終盤で泊りがけの集会に参加した親娘が宿舎を抜け出て3人で流れ星を探す場面は、不確かな未来と家族の絆を象徴する場面となっている。

主演の芦田愛菜はさすがの存在感。この年代としての揺れる心と強い決意の両方を説得力を持って演じられるのは、やはり彼女を置いてほかにいないであろう。

岡田将生は爽やかに見えつつのギャップの怖さがハマっていたし、「ひかりの星」の幹部を演じた黒木華高良健吾も他に誰が演じるか浮かばないくらいの適役だった。

(85点)
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「ミッドウェイ」

2020年10月03日 15時29分45秒 | 映画(2020)
かつての戦争にはヒーローがいた。


ディザスタームービーの巨匠、R.エメリッヒ監督が突然太平洋戦争の映画を作った。

「もうひとりのシェイクスピア」の時ほどの衝撃ではなかったが、宇宙やら災害やらフィクションに振り切ったものを得意とする印象があるだけに、過去の戦争をどのように描くのかに興味が湧いた。もちろんわが国がどのように扱われるのかも。

真珠湾攻撃から破竹の勢いえ進撃を続けてきた大日本帝国軍が初めて米国軍に敗退を喫し、その後の敗戦への転機となったとも言われるミッドウェー海戦。大昔にも三船敏郎が出演した同名作品があるが、それは未見である。

事前の評判では日米双方の人物を掘り下げてバランス良く描いたとのことであった。キャストに豊川悦司浅野忠信国村隼といった日本の著名俳優を配置した辺りにも配慮が見られている。

ただ、中身は良くも悪くもエメリッヒ作品の延長線といったところか。真珠湾攻撃の場面は、いきなり攻撃してきた「インデペンデンスデイ」の宇宙人が日本人に置き換わったように見えたし、勇敢な主人公の活躍によって米国が救われるのも同じ系統であった。

米国人ヒーローをきっちり描く傍らで、少しテイストが違ったのは、前述のとおり敵であるはずの日本の軍人の心情も描いていた点である。

山本五十六は冒頭に戦争は誰も望んではいないということを口外していたし、敗軍の将となった南雲中将や山口少将の誇りを持った最期には一定のリスペクトを見ることができる。意地悪く見れば、勧善懲悪が崩れて作品としてカタルシスを感じる妨げになったかもしれないが。

戦闘場面の迫力はさすがに手慣れたものである。画面いっぱいに光線のような弾丸が飛び交い、昔の戦争は決死であることがひしひしと伝わってきた。

それでも主人公は当然撃墜されず。最後に登場人物のその後が紹介されるので事実に基づいてはいるのだろうけれど、演出はあったのだろう。これもエメリッヒ流ということで。

いずれにせよ、アナログ時代の肉弾戦は大変だった。いまはドローンで攻撃したり、手を汚さずに国を窮地に追い込むことができるからね。・・・って、どっちの時代の方が怖いんだ?

(75点)
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「TENET テネット」

2020年10月03日 14時32分34秒 | 映画(2020)
ノリ突っ込めない映画でも、雰囲気を楽しめるからいいだろう。


時間が逆行するらしい。複雑でよく分からないらしい。

難解なC.ノーラン監督作品の中でも最上級に難しいという評判から、観る前から理解するのは早々に諦めていた。

かといって興味がないわけではないので、分からなかったとしても何かしら得るものがあるようにということで、オープンして間もない横浜駅のドルビーシネマで観ることにした。

前日からひと席おきの販売規制を解除したばかりのT-JOYはほぼ満席。映画鑑賞の習慣が戻ってきたことを実感した。

映画に話を戻すと、時間が逆行すると言って思い出すのは、「ベンジャミンバトン 数奇な人生」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の2本である。

しかしこの2作品は、いずれも時間を遡る過程における1日の流れは0時から24時へと順行しており、逆行する者と普通の人間がそのまま触れ合えるのに対して、本作はどの瞬間もすべて逆行しているという・・・。この時点でもう袋小路に入り込んでしまいそうになる。

映画を観ている途中に熟考する時間はなく、(未来からやって来た)逆行人間と争っている絵を見て、「訳分からないけどなんかすごいぞ」の力技で押し切られた感じ。おそらくそれが正しい楽しみ方なのかもしれないが。

面白かったのかどうかすら判断がつかないレベルではあるが、他の誰にも作れない作品であることは間違いない。

逆行する時間の見せ方は、話が複雑なのと対照的にエンタメに振れている。

最新の映画なのに順行と逆行を行き来するアイテムがレトロっぽい回転ドアと妙に分かりやすかったり、理由はまったく分からないが、普通に呼吸ができないとか、熱い冷たいの感覚が逆になるとかの細かい設定は限りなく映画的なので、世界観を味わうことは問題ないのである。

「考えるな、感じろ」ということで、観た後も面倒なのであまり考えていないのだが、タイムパラドックスは満載なんだろうなと漠然と感じている。

それくらいでいいでしょう。あ、感じると言えば、今回R.パティンソンってかっこ良かったんだと思った。新バットマン、期待できるかも。

(70点)
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「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」

2020年09月13日 12時51分57秒 | 映画(2020)
ヒーローは現れるものではない。


「クレしん」の劇場版は当たり外れの差が結構激しい。しかし今回は予告映像から期待度は高かった。

上空遥か高くに浮かぶ王国・ラクガキングダムは、地球の子供たちが描く落書きの自由な心をエネルギーとして生き永らえてきた。しかし近年、子供たちは落書きをしなくなり、王国の運命は危機に晒される。

王国の防衛大臣は春日部へ実行部隊を派遣し、子供に落書きをするよう強制する。抵抗する大人たちは排除され、奴隷のように働かされる子供たち。すくいのヒーローは現れるのか。

「クレしん」の根底に共通して流れるテーマは家族や仲間の絆や愛情である。これまで父・ひろし、妹のひまわり、園児仲間のカスカベ防衛隊、飼い犬のシロと、様々な登場人物がフィーチャーされてきたが、今回重要キャラとして前面に出てきたのは、しんのすけの落書きから生まれたキャラ・ぶりぶりざえもんであった。

「すくいのヒーロー」という設定でありながら、基本何もしない。むしろ足を引っ張るばかりで、テレビ放送で出てくるときの話はあまりおもしろくない(個人的感想)というおまけつき。この扱いの難しいキャラクターをどう生かすのかは見どころであった。

本作が出した答えはシンプルかつ的確であった。タイトルにある勇者たちは、ぶりぶりざえもんのそもそもの登場と同様に、しんのすけの落書きから誕生する。それはしんのすけの最大の長所である自由な心を投影して様々な活躍を見せる。もちろん、ぶりぶりざえもんは基本何もしない。基礎となる設定を崩すことなくまとめ上げた手腕に敬意を表したい。

勧善懲悪に話をまとめない点も、最近のパターンとしてよく見るが、本作は特にバランスが優れていると感じた。行き過ぎた行動をとった防衛大臣の反省と赦しが描かれる一方で、他人を持ち上げておいてすぐに手の平を返す普通の人たちが持つ理不尽さを一刺しする場面もあり、いずれも自然な流れとして映画に溶け込んでいるところが素晴らしい。

また、今回、相模湖で出会った少年・ユウマ以外のキャラクターに明確な名前が存在しなかったことにも注目したい。ラクガキングダムの人たちはキングであり、防衛大臣であり、宮廷画家と呼ばれた。これは、彼らの行動は個性によるものというよりは、立場から生じたものであり、人は場合によっては誰もが加害者にも被害者にもなるということを表したのかもしれないと思った。

ほかにも、そもそも何故落書きなのか、防衛大臣はどうすべきだったのか等、憶測レベルの推測や議論が発展しそうな設定に溢れていた。今回も、オトナにとっても十分見応えのある映画の名に違わぬ出来映えと呼んでいい。

細かい点になるが、毎度おなじみ一発屋・バラエティ芸人によるゲスト声優枠のりんごちゃん。武田鉄矢や大友康平の声に替わって子供をしごく場面は見事にハマっていた。これまでのゲスト声優で最も必然性のある配役だったかもしれない。

(90点)
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「青くて痛くて脆い」

2020年09月05日 11時15分00秒 | 映画(2020)
そこから近付く覚悟はあるか。


新型コロナウイルス感染症で世の中にすっかり浸透したソーシャルディスタンス<社会的距離>。コロナ禍では主に感染予防として適切な距離のことを言うが、広義には、人には関係性からの適切な距離感があってそれを保つべきという理念を指す。のだと思う。

「君の膵臓をたべたい」の住野よる氏原作の小説を映画化した本作。主人公の楓は「他人に近づかないこと」「誰かの意見に反する意見を口にしないこと」を守ってきた、まさにソーシャルディスタンスの申し子と言える存在だ。

そんな彼が入ったばかりの大学の講義で目にしたのが秋好という女子である。秋好は講義の最中に突然手を挙げて「みんなが力を合わせれば戦争は絶対になくなるはずなのに、なぜそうならないのか」といった場違いな質問をして教室中の失笑を買う。

青くて、痛くて、自分とは正反対の人物。しかし、教室で目が合ったことがきっかけなのか、何故か秋好が楓に声をかけてくる。「ひとりなら一緒にお昼食べようよ」。

それをきっかけに彼女と行動を共にするようになった楓。二人は「世界を変える」サークル「モアイ」を設立し、小規模な社会福祉活動を始める。

作者の住野氏は「「膵臓」で感動してくれた人の心を本作で塗り替えたい」と語ったと言う。

両作の主人公の男女の性格と出逢いの設定は非常によく重なる。他人を寄せつけない陰キャラ男子と、他人の領域へ躊躇なく入り込むおせっかい女子。見た目がかわいいからと拒絶しないでいたら、いつの間にか彼女の世界に取り込まれていたというところまでは完全に一致する。

実を言うと、これは完全に男子の理想である。何の取り得もない自分にかわいい子が近づいてくる。女子で言う「白馬に乗った王子さまが迎えに来る」と同義であり、「住野よる」って名前だけじゃ性別分からないけど、この話の筋からみると絶対男性だよなと思ったらやはりそうだった。

本作が「膵臓」と違うのはここからだ。3年経って、大学4年の楓。彼は「モアイ」を既に脱会していた。傍に秋好もいない。彼は友人に言う。「モアイ」は変わってしまった。理想の「モアイ」と彼女を奪った仕返しに、今の「モアイ」を潰すと。

ただでさえ先が読めないストーリーに「膵臓」の残影が重なり、思いがけない展開がもたらす効果は倍以上と言っていい。中盤に「モアイ」のリーダーが画面に登場した場面は、(予想は十分可能だったかもしれないが)「こう来なくちゃ」と手を打った。

後半は楓の復讐心が暴走を始める。演じた吉沢亮は「人に嫌われる役」を意識して演じたと言う。「青い」というより「どす黒い」楓だが、何故か男子としては彼にとてもシンパシーを抱くのである。

初めて目にした秋好はとても「痛い」ヤツだった。自分とは合わないし、なんて愚かなのだろうとさえ思っていた。上から見ていた。・・・はずなのに。

いつの間にか彼女は輝く舞台の上にいて、自分は取り残されて。どうしてこうなった?彼女は体よく自分を利用した?

「痛い」彼女を好きになってしまったことを認めたくなくて、自分が被害者である図式を作り上げる。「誰かに反する意見を口にしない」、他人を傷つけることは必ず自分に返ってくることだとしていた自分の殻は脆くも崩れ去った。

若い日の恋愛はみっともないもの。時には傷つかないと前には進めない。それが分かるから、たとえ「気持ち悪い」行動をとったとしても共感する。「もう一度ちゃんと傷つけ」という最後の言葉が染みる。

「痛い」から昇り詰めていく秋好も難しい役だったと思うが、杉咲花の演技は説得力があった。天真爛漫さ残酷さを併せ持つ底知れぬ怖さは、うぶな男子はきっと恐怖におののく、楓よりもある意味危険な役だったかもしれない。

この生傷がじんじんと痛む感覚はアニメだと印象が薄まっただろうと思うだけに、主役の二人の熱演に敬意を表したい。

(90点)
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「2分の1の魔法」

2020年08月30日 09時31分42秒 | 映画(2020)
正論も2分の1。あとは自分で埋めて。


ピクサーの作品には、邦題と原題が全然違うというパターンがある。

典型的なのは「カールじいさんの空飛ぶ家」で、原題はひとこと"Up"である。風船で空へ上がっていく絵と繋がりはあるけど、これは邦題を付けないとなかなか厳しい。

今回の原題は"Onward"、「前へ」。

100分余りの映画のメッセージを一語に集約するとこうなるということ。一語だからこそ、そのメッセージ性は強くなる。そういった意味でこの説明しないタイトル、個人的には結構好きである。

舞台は架空の世界。景色は現代の人間社会と何ら変わりないが、そこで暮らす住民はマンティコアやケンタウロスといった伝説や神話の生き物たちである。彼らはかつて魔法を使って生活していたが、便利な道具が発明されると困難を伴う魔法の習得を行う者はいなくなっていき、ついには魔法のない世界へと変わり果てていた。

この設定は慧眼と言っていい。便利さを求め続けてきた現代社会なのに、なぜ未だに人々は不満を言い、世界から争いが途絶えることがないのか。発展の代わりに何か大切なものを置き忘れてきたのではないか。

エルフの主人公・イアンの兄バーリーが、不死鳥の石を探す旅の中で高速道路を使おうとするイアンをたしなめる場面がある。「これはひっかけだ。本当の答えはこっちにある」と舗装もされていない悪路を勧めるのだ。

結果は偶然にも助けられており、ゲームおたくのバーリーの「あるある」的発想というだけで終わらせてもよいが、「必ずしも最短経路が最善とは限らない」と言い換えると、これは有益な教訓となり得る。

父の面影を求めて続けてきた旅が、実はいつも近くにいた兄弟の尊さを知ることになるという展開も巧い。父親登場の描写のさじ加減も心憎い。なんだかんだあってもピクサーの技量は安定している。

ただ、諸手を挙げてこの作品文句なしだよね、という実感には至らなかったこともまた事実である。

いちばんのもやもやは、この映画における「魔法」とは一体何なのかというところにある。上述したように過去に置き忘れてきた「何か」を表しているのであれば、本来どうするのがより適切だったのかという答えになっていない。

イアンは魔法を使える遺伝子を遺していたが、バーリーはまったく使えない。そのことに関する最も優等生的な回答は、違いを尊重してそれぞれの特徴を伸ばす生き方をすることなのだろう。持つ者と持たざる者の共存であり、ラストの描写はおそらくそんな感じの世界になっている。

それでは過去はどうすべきだったのか。魔法を継承する努力をすべきだったことは疑いないが、一方で魔法を使わずとも暮らしが便利になる開発を否定はできないだろう。便利さを選択する者たちを間違っているとも言えないだろう。

きれいにまとめているけど、難しいところはブランクなんだよなーと考えると、結局現代の不平不満を声高に訴える方々の姿と重なってきて何だか萎えてしまうのである。

(70点)
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