シイタケはマジックマッシュルーム。
そのときの気分に合う映画というのがある。
今の気分は一言で言えば閉塞感。先行きの見えない難題が多い中で何が求められるかといえば、それは笑いに違いない。それも底抜けにくだらないやつ。
米国で歴史に残るサプライズヒットを果たした前作から2年。署名活動を経て何とか実現した本邦での劇場公開から1年。
「ハングオーバー」が帰ってきた。今度は、北米とのタイムラグはわずかひと月。劇場もランクアップ。
実は内容にはほとんど変化がない。
舞台はバンコクに移り、行方不明になる人物が変わり、赤ちゃんがサルになり・・・。でも、途方に暮れるフィルの電話から始まる展開など、基本はほとんど前作のなぞり書きだ。
人によっては新鮮味に欠けるなどと思うかもしれないが、よくよく考えれば、酒飲みの反省は「わかっちゃいるけど」の繰り返し。これでいいでしょ、ある意味当然と思う。
違う点といえば、今回は下品さが際立つ。
全国で唯一R-18版を上映しているということで六本木ヒルズまで足を運んだのだが、何と言おうか、とにかく来た甲斐はあった。
ヘビースモーカーのサルも含め、モラルなどあったもんじゃない。エンドロールのお楽しみも、グロさが混ざって相当に強烈だ。
まあ、でも前回同様かなり笑えた。新鮮味が欠ける一方で、前回との繋がりでにやりとさせる場面も多かったし。
ある人が80年代のヒット曲"One Night in Bangkok"を歌うところなんかは、ほとんど悪ノリでしかなかったが、妙に射抜かれてしまった。
「3」はさすがに設定を少しいじらないといけないとは思うが、楽しみなのは変わらない。もはや一流スターの仲間入りを果たしたB.クーパーは次も出てくれるかな。
(90点)
そのときの気分に合う映画というのがある。
今の気分は一言で言えば閉塞感。先行きの見えない難題が多い中で何が求められるかといえば、それは笑いに違いない。それも底抜けにくだらないやつ。
米国で歴史に残るサプライズヒットを果たした前作から2年。署名活動を経て何とか実現した本邦での劇場公開から1年。
「ハングオーバー」が帰ってきた。今度は、北米とのタイムラグはわずかひと月。劇場もランクアップ。
実は内容にはほとんど変化がない。
舞台はバンコクに移り、行方不明になる人物が変わり、赤ちゃんがサルになり・・・。でも、途方に暮れるフィルの電話から始まる展開など、基本はほとんど前作のなぞり書きだ。
人によっては新鮮味に欠けるなどと思うかもしれないが、よくよく考えれば、酒飲みの反省は「わかっちゃいるけど」の繰り返し。これでいいでしょ、ある意味当然と思う。
違う点といえば、今回は下品さが際立つ。
全国で唯一R-18版を上映しているということで六本木ヒルズまで足を運んだのだが、何と言おうか、とにかく来た甲斐はあった。
ヘビースモーカーのサルも含め、モラルなどあったもんじゃない。エンドロールのお楽しみも、グロさが混ざって相当に強烈だ。
まあ、でも前回同様かなり笑えた。新鮮味が欠ける一方で、前回との繋がりでにやりとさせる場面も多かったし。
ある人が80年代のヒット曲"One Night in Bangkok"を歌うところなんかは、ほとんど悪ノリでしかなかったが、妙に射抜かれてしまった。
「3」はさすがに設定を少しいじらないといけないとは思うが、楽しみなのは変わらない。もはや一流スターの仲間入りを果たしたB.クーパーは次も出てくれるかな。
(90点)