Con Gas, Sin Hielo

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「ロストバケーション」

2016年07月30日 15時14分31秒 | 映画(2016)
とどのつまりは、サメの脳みそ。


「ジョーズ」が公開されて41年になるらしい。あの1作で人喰いザメの恐怖が完成されてしまったというのはすごいことだが、それゆえに新たに映画を作るとしても切り口を変えないとどうしようもない。

本作特有の見どころは、岸がすぐ近くに見えるのに絶望的な状況というギャップだろうか。あとは、いま売り出し中のB.ライヴリーの一人舞台と言っても過言ではない。

なにしろ中米の知られざるビーチという設定から画面に彼女以外の人はほとんど出てこない。だから、人喰いザメの映画でありながら、「ピラニア3D」のようにやたら人が食われることもない。

画面から目をそむけたくなるのは、主人公が噛まれた傷を自ら縫合しようとする場面くらいで、基本的にきれいな海、健康的なB.ライヴリーの水着姿と、非常に上品な画となっている。これも本作の特徴と言えるが、パニック映画を期待する人には肩透かしかもしれない。

その分、サメは僅かな脇役を浅瀬まで出向いてパクついたり、長時間粘って主人公が逃げ延びた岩礁の周りを回遊したり、それなりには努力してみせる。しかし最後は思わぬ形で轟沈。「ジョーズ」シリーズの爆発と比べてあまりのあっけなさに逆に驚いた。

まあ、もともと時間が空いたときに・・・というくらいの位置にある作品だと思うので、可もなく不可もなくこれでいいんだと思う。

(60点)
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