ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

文化の違い

2009年10月02日 | ノンジャンル
ところ変われば、生活習慣や常識さえも変わる。

出勤はスニーカーで、オフィスではハイヒールで。
人前で洟をかむのは何ともないが、げっぷやくしゃみ、
しゃっくりはご法度。
スープ、麺類は音を立てずに食べる。

子供の頭を撫でるのは無礼、左手で食べ物を取るのは不浄。
命に関わる戦場で下着まで新しいものを着けるのは日本人。
どうせ汚れるからと汚い姿で戦場に臨むところもある。

飛行機でスーツ姿の人がいれば間違いなく日本の
ビジネスマン。日本人で普段着であれば旅行。

こちらへ来いと手を振れば、向こうへいけと解釈される。
うんうんと頷いているから、同意しているのかと思えば、
反論してくる。

何も国の違いばかりではない。日本国内でも地域によって
様々な違いがある。

結婚式に招待され、出席の返事をしておいた。
欧州の出張の日程が確定して、はっと気が付くと、
帰国の日に挙式。
結局、成田に午前中に着く便で帰国することにした。

到着後、風呂に入ってサッパリしてから着替えて式場へ
赴くことにする。

と、いつも使っているホテルでデイユースを予約すると、
5時間ほどの滞在で8,000円。
その後、どうやら当日は2次会も含め、遅くなりそう
なので宿泊することにした。
午前のアーリーチェックイン、宿泊込みで20,000円。

ちょっと待てよ、いつも使っているレートはそんなに高く
なかったはずだ。確認しても料金は特別価格とのこと。
東京の人なら、それで納得して予約となるのだろうが、
大阪人はそうはいかない。

オンライン予約で確認すると、宿泊料金が11,000円。
アーリーチェックイン込みでも14,000円。
オンライン特別提供レートなのだが、それならそういう話を
はじめからするべきだろう。

予約係で依頼したデイユースをキャンセルして、
オンラインで宿泊予約。やはり14,000で対応できる。

スタッフを通じて予約すれば20,000円。
オンラインなら14,000円。3割の差である。

東京の人は、値切ることを格好の悪いこと、
つまり粋ではないと感じるらしい。
大阪人は値切るのが挨拶のようなものである。
値切らなければ、失礼に当たる。

文化の違いというものは、何も国や民族の違いなどという
大きなスケールでなくとも、もっと身近に感じることが
できるものなのである。



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