ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

春乱漫

2018年04月09日 | ノンジャンル
何かと不安定な乱気ともいえる時期である。

若葉が生育していくこの時期は、逆に人の生気が
衰退し、乱気に呑まれる時期でもあるとは、人生の
先輩の長年にわたる経験上の言葉である。

世相も、訳の分からない事件が日々頻発し、地震や
噴火など、大地も安定しない。

昨年は、息子の東京赴任の準備で3月いっぱいまで
バタバタしたせいか、さほど感じることはなかったが、
今年は少し落ち着いた春となったせいか、どうも
心身ともに不安定である。

ぎっくり腰にはこりごりなので特に注意が必要な
この時期、寝る前のストレッチは入念に行っている。
ヤバいという時は幾度かあったが、今のところ
大事には至っていない。

ところが、慢性的な倦怠感と不安症にこのところ
悩まされている。

どうも寝覚めがすっきりせず、常に倦怠感があって、
それが精神的な不安につながっている。

普段なら、さほどでもない問題や課題が妙に
心にひっかかり、それがだんだん大きくなって、
気分的に圧し潰されそうになる。

それがやる気の消失に繋がり、何もしたくない
というところまで行く。
必要最低限のことは何とか切り替えてするが、
常に元の不安には付きまとわれている。

こういう時は、ともかくも目先のことに一点集中、
ベストを尽くす以外にない。

それにしても、相も変わらず、まだまだ脆弱な
神経にがっかりもする。
もう少し鈍感に、楽天に生きられないものか。

仕事とはいえ、悲観主義をベースに最悪のケースに
備えるという事が身についてしまっている以上、
それも難しい事ではある。

いや、事の本質は、自身の努力でどうにかできる
ことであれば不安はない。
他者への委託で、その人に頑張ってもらうしかなく、
自身はただそれを督励するしかできないという時に
この不安症的な状態が強くなる。

それもまた、仕事上であれば止むを得ず、
催促であれ督励であれ、自身の為すべきことを
為すしかない。

ともかくも、目先の一点集中と自分に
言い聞かせている。

少々、乱気流に呑まれている状態だが、
抗うというよりは、自身の位置を常に確認し、
脱出の機を待つ以外なさそうである。

となると、今のところ、やはり開き直るしか
ないかとも思う。何があろうと、それが命にまで
及ぶようなことではないことを知っている
からである。





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