ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

お邪魔虫

2019年09月28日 | ノンジャンル
お彼岸も過ぎて、随分日が短くなった。
バタバタの日常も少し落ち着き、
遅れ馳せの墓参りに行って来た。

8月は家内と一緒だったので、
感じなかったが、今回は
一人で行って、今までにない違和感が
あった。

随分長い間、いわば一人でいる母親と
対面するような感覚と、黙って聞いて
くれているような感慨で、折にふれて
支えてもらってきた。

だが、なんとなく、別に来なくても
いいのに的な雰囲気があった。
これまで感じたことのないものだ。

父親が亡くなって半年以上経った今、
二人で落ち着いているのかもしれない。

それはそれで結構なのだが、つまりは、
私はお邪魔虫ということか。

家族一緒ならともかく、もう一人では
行かない方がいいかもしれない。

二人揃って孫の顔は見たいだろうが、
私一人だけなら、かえって
気をつかうだろう。

なんとも腑に落ちない墓参りだった。