ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

ごあいさつ

2009年12月21日 | ノンジャンル
まるで実感もないままに、今年も残り僅かとなりました。

未曾有の不況の嵐の中、様々に困難な状況に直面し、
めまぐるしい一年でしたが、おかげをもちまして、
健康で、年末を迎えられそうです。

今日は平成21年12月21日。1と2ばかりの日です。
断酒は一日、一日の積み重ね。この1と2の日は、
イチ、ニと、ひとつずつ積み重ねていくことに通ずる
ものがあるのではないかと感じ、
今年のご挨拶の日とさせて頂きます。

初診の6月1日を、自身の断酒記念日とし、これまで
その日には断酒何年、そして12月には何年半と、
節目として自戒を新たにしてきました。

おかげさまで、今年は断酒4年半となり、来年の
断酒5年まで半年を切りました。
この5年というのは、思えば、マイナスの自分を
ゼロへと戻す期間として捉えてきました。

来年の断酒記念日以降は、ようやくプラスへ転じる
ことができるのではないかと、今から自分に期待を
膨らませています。

このブログを始めたのは2006年3月です。
記事は遡って、1月より投稿されている形にしています。
以来、様々な方々に支えられ、今日に至っています。

この病気に完治はありません。何年断酒していようと、
一杯のお酒で、元の木阿弥となることなど、珍しくも
ありません。これは、完治しないということの
実証であります。

しかしながら、病が治るように回復し、普通に生きて
いけることもまた、多くの方が実証として
示しておられます。人として生きるということを
諦めなかった方々ばかりです。

私にもできているから大丈夫と、遥か先で旗を振って
下さる方。 私などを一つの目安として、自らの断酒を
継続されている方。また、異なる立場から見守って
下さる方々。

毎日言葉を交わすわけではありませんが、折に触れて頂く
言葉に励まされ、支えられて今の私があります。
本当に感謝の念に堪えません。

誠に勿体ない事ですが、今後とも一日一日を生きる
という歩みを、共々に進めていけたなら、これ以上の
幸せはありません。

今年一年のご厚誼に心から感謝しつつ、皆様にとって、
また、私自身にとっても、新しい年が更なる前進の一年と
なりますようにと祈ってやみません。

一年間、大変お世話になりまして、ありがとうございました。
来年もまた、どうぞ宜しくお願い申し上げます。




書:末廣博子