ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

委員会、審議会傍聴は有料?

2018年02月13日 | 情報公開

ソモソモの問題の発端は先月27日に開かれた舞浜地区市街地液状化説明会時に参加者に配布した説明資料を担当窓口に貰いに行ったことに始まります。(私は、無料で貰うことなどさらさら考えていなくて、資料のコピー代は支払うつもりでした。)

ところが、窓口職員は「情報公開の手続きを踏んでください」の一点張りなのです。私は舞浜には住んでいないので、部外者だから情報公開云々となったのです。

しかし、一度関係者だけとはいえ、外部にさらされたのですから情報提供と言う形で市は出すべきであると私は考えています。ですので、情報公開の開示手続きは踏む必要などないと主張したのですが、ガードは大変固く、その後二度窓口に行き、「開示請求の手続きなど踏まずに出して下さい」とお願いしているのですが、市の態度は変わりません。

先月27日に説明会場で資料配布をした時も、また、その説明会に参加しなかった舞浜在住の市民に直接郵送した時も、どちらも「この資料を外部に渡すな、取り扱い注意」などの説明は一切していません。つまり、市の認識は明らかに「厳重に取り扱いを要する資料」だなんては考えていないことは間違いありません。

なのに一体何を根拠に「開示請求の手続きを取れ」と言っているのでしょうか。

大変疑問に思ったので、市の各種審議会や委員会で傍聴人に用意されている資料の扱いがどうなっているのかを調べるために、先週月曜日から金曜日まで毎日開かれた各種審査会・委員会を傍聴してみました。夫々の会議で受け入れ予定の傍聴者数は異なりますが、いずれも傍聴を認め、当日審議するための資料は用意されていました。
   ※どの委員会も傍聴人は私一人でした。

①2月5日(月)  浦安市環境審議会

②2月6日(火)  浦安市学校給食センター運営委員会 (傍聴定員3名)

③2月7日(水)  浦安市廃棄物減量等推進審議会  (傍聴定員10名)

④2月8日(木)  浦安市総合教育会議   (傍聴定員5名程度)

⑤2月9日(金)  行政改革推進委員会   (傍聴定員5名程度)

会議5分ぐらい前には会場に着くようにアタフタした日々でしたが、委員会の内容はどれも大変勉強になるものでした。しかし、その資料の扱いはそれぞれまちまちで、同じ市の事業であるはずなのに、驚くばかりでした。

①は会場に入る前に傍聴人としての名前・住所を書き込むと同時に資料が渡されたので、係の人に「これは頂けるのですか。持ち帰って良いのですか」と質問しましたら、当然の返事「ハイ」と言うものでした。自立支援協議会は結構傍聴しているのですが、毎回必ず情報公開室でコピーを取る手続きを要求されてきたので、この委員会の市民目線の対応には、「市長が変わるということは、こんな些細なところにも表れるのだ」と内心喜んでいました。
会議が始まるまでに少々時間があったので、廊下の椅子で待たされることになりました。暫くしたら、上司が部屋に入って行く後姿が見え、部屋の中で資料の扱いについて話している声が聞こえてきまして。それと同時に受付にいた職員とは別の職員が私のところにやって来まして、「資料は会議終了後返却して下さい」と、何とも理不尽な話が出てきました。それは可笑しいと抗議したのですが、会議が開始されたので会議終了後に交渉し、結果、隣の情報公開室で担当者がコピーを取り、代金を支払い資料を手に入れることが出来ました。

②は、会議終了後に回収する旨の話が出てきたので、強く抗議しました。が、なかなか納得してもらえず、課長に昨日の話を伝えましたら、「コピーは市がするので、お渡しは明日になる」と言うのです。(データーが給食センターにあるので、この日は出来ないというわけです。)私は、市が用意した資料をすぐにコピーしてください、昨日と同じ対応をして下さい、と強く要求し、結果、市が用意した資料を私が借りる形で持ち出してコピーをすることになりました。この日の資料はカラー入りのページもあったのですが、情報公開室のコピー機はカラー機能がないので、外に持ち出さざるを得なかったわけです。結局、1階の市民活動センターのコピー機はカラー対応しているので、コンビニまでいかずに済みましたが。

③この会議でも少々揉めましたが、情報公開室で話し合い、その結果傍聴者用に用意されていた資料をコピーして(コピー代金は支払う)手に入れることが出来ました。

④この日に用意されてた資料には驚きました。資料が保存されているホルーダー表紙に「会議資料持ち帰り禁止」との張り紙がしてあるのです。「会議終了後、回収します」とまで書かれています。月曜日からのやり取りが報告されてこのような形態になったのかどうかは分かりませんが、資料の厳重管理です。

尤も、私は資料そのものを一度も持ち帰ったことなどないので、何でこのようなことをわざわざ表紙に張り紙をするのか不思議でしたが。

この会議は内田市長が中心で運営され、議題は「30年度教育施策について」と言うもので、市長が教育関係の新年度方針を話し、その後、教育委員さんたちが若干の意見を言うのを関係職員約30名が静かに聴くというものでした。

約1時間の会議終了後、当然に資料回収に担当者が私のところに来まして、返却を求められました。「資料そのものを貰うつもりはありません、昨日も一昨日もコピーしたものをコピー代金を支払って貰っていますので、今日も同じ扱いをして下さい、もし同じ扱いが出来ないとなるとその理由を示してください、」こんなやり取りを数十分しました。「昨日も一昨日も、最終的には担当者の判断で結論を出してくれていますので、同じような対応をしてくれるように要請したのですが、「上司と相談する」と言って部屋を出ていき、その後、当日は配布した資料をそのまま私にくれました。5時過ぎていたので資料代金は翌日情報公開室で私が支払うという形で処理してくれました。

⑤今週最後の傍聴、ここで驚くことが起きました!
委員会室に用意されていた資料最初ページに、「※閲覧用ですので書き込み等はご遠慮下さるようにお願いします。※会議終了後は、事務方までご返却下さい。」と書かれているのです。そして、会長(委員長)がわざわざそれを読み上げたのです!
(皮肉なことに、資料イ、情報公開の推進 と言う個所には「市が保有する情報を市民が利用しやすい形式で提供・公開することによって、より開かれた行政を推進します。」と書かれていました。)

会議終了後、当然に「回収」の話が出てきましたので、私はこれまでの(月曜日-木曜日)経緯を話し、コピーを取らせて下さいとお願いしたのですが、全く聞く耳を持たず、「コピーを取るなら情報公開の手続きを取って下さい」の一点張りです。昨日までの経過を何度話しても、「情報公開の手続き」を求めてくるので、「そこまで言う根拠は何なんですか、当然に文書化されたものがあるでしょう、それを見せて下さい」とお願いしたら、別室からマニュアル・文書を持ってきました。私は初めて見る文書でしたので、「浦安市にもこのような決めごとがあるのか」と驚き、「では、この文書をコピー代を支払うからコピーさせて下さい」とお願いしましたら、ここでも「情報公開の手続きを取ってください」と言い出したのです!

本来なら、このような文書は情報公開室で自由に閲覧できる状態になければならないものです。それを「開示請求の手続きを取れ」と言うのです。
市職員が仕事をする上でのマニュアルです。それは情報公開の手続きでが必要なのですか?

こんなマニュアル、何時作ったのかも知りたいし、中身が妥当かどうかも知りたい、それには開示請求が必要だというのです。

手続きを取らない限り市民は見ることができないわけです。仕方なしに開示請求をしました。
付属機関等の会議公開マニュアル」という公文書名でした。
さ~て、何時開示されるのか、もしかしたら不開示決定が出る可能性もあります。あるいは、浦安市が良くやる一部不開示・黒塗りにされる可能性もあります。もしかしたら、期間延長をかけられるかもしれません。開示結果が楽しみです!

結局この日は肝心の傍聴者用に用意された資料はコピーすらさせてもらえず、情報公開の手続きが必要か否かで平行線となり時間切れとなりました。

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私見:

開示請求をさせるということは、市には「不開示決定・一部不開示・期間延長」などの対応が可能だということを意味するのです。だから安易に「開示請求の手続きを踏めば出す」なんてことは言ってはいけない。私がこれまでコピーして出して下さいとお願いしてきたものはどれも「不開示決定・一部不開示・期間延長」などができる余地など存在しない文書です。どれも傍聴者に会場で見せているものであり、その気になれば書き写して持ち出すことが可能なのです。このことは、つまりは誰でもが見れる状態にしているわけです。なのに、何故開示請求が必要なのですか?

更に言えば、傍聴者用に用意した資料(自立支援協議会などは、多いときは10部も用意していたことがあります。)、会議終了後は全部保存しておくのですか?ありえない。1部は保存しているかもしれないが(それも本来は不要。データーで保存しておけば済む話。)、残は廃棄でしょう。実際廃棄するという話も聞きました。それをざわざわコピーの手間を取らせて、費用をかけて、こんな不合理なことはあってはいけない!もう少し行政改革しませんか、市長さん。


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「知事抹殺」の真実

2018年02月10日 | 情報公開

絶対に観たかった映画が、来月ですが市内で上映されます。京葉線新浦安駅前のショッパーズ4F中ホールです。「うらやすドキュメンタリーテーク」は、毎回絶対に見逃したくないドキュメンタリーを上映してくれます。都内に観に行ったら交通費だけでもかなりの負担なるので、地元での上映は本当に助かります。


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千葉市官製談合事件

2018年02月09日 | 入札・談合

千葉市で官製談合事件が問題になっています。

東京新聞

千葉市発注の橋補修工事の制限付き一般競争入札で、工事価格などを不正に業者に漏らしたとして、県警捜査二課は六日、官製談合防止法違反の疑いで、市緑土木事務所長の内山恵市容疑者(60)=同市若葉区=を逮捕した。不正に得た情報で工事を落札したとして、公契約関係競売入札妨害の疑いで、伊藤工務店(千葉市)の社員池田厚美容疑者(70)=同市中央区=を逮捕した。県警は二人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑では、内山容疑者は、昨年五月三十日に実施された橋の補修工事の制限付き一般競争入札を巡り、同月二十四日ころ、池田容疑者に工事価格などを漏らし、公正な入札を妨害したとされる。

 県警や千葉市によると、入札には十社が参加。伊藤工務店は、工事価格などから算出し、落札額の下限の目安となる調査基準価格(二億五百九十一万円)に近い、二億七百万円(税抜き)で落札。落札率は90・27%だった。

 県警によると、池田容疑者は営業担当で、内山容疑者とは市緑土木事務所の外で会い、工事価格の他、他社分も含む技術評価点も聞き出していたという。

◆市役所など家宅捜索

 県警は六日、市緑土木事務所や市役所土木部を相次ぎ家宅捜索。市役所では、午後四時ごろに到着した県警の捜査員ら八人が、六階の土木部会議室に捜索に入った。約二時間半後の午後六時半ごろ、押収資料を入れた段ボール四箱を運び出し、市役所を離れた。

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この事件を通して見えてきたこと

①千葉市は予定価格は指名競争入札の場合は事前公表、一般競争入札の場合は事後公表です。本事案は、事後公表になります。

最低制限価格は全て事後公表です。浦安市は、何故か「1億5,000万円以上の案件については事後公表」です。金額で分ける意味が不明です

③この事案では、総合評価で最終落札者を決めています。金額だけではなく、事業者さんの評価点も加味されています。


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伊能忠敬と浦安市

2018年02月08日 | 情報公開

下の案内が庁舎内掲示板にありました。興味のある方は是非!


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富士山

2018年02月07日 | 環境

昨日の富士山

雲で山頂が隠れています。昼間の写真

 

夕方の写真/左側の建物は市庁舎


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委員会、審議会傍聴は有料?

2018年02月06日 | 情報公開

自治体は、市民代表や有識者で構成された各種審議会や委員会を設置して、その会議は基本的に傍聴が認められています。

私は、昨日は環境審議会、今日は学校給食運営委員会を傍聴しました。そこでは当然議題に沿った資料が用意されています。部屋に入る時に渡される場合もありますし、傍聴席の椅子の上に準備されている場合もあります。この資料があるので議事進行内容がスムーズに理解できるので大変助かります。

時にはその資料に書き込みをしたりして、議事内容の理解を一層深めるのですが、浦安市はなぜか会議が終了すると傍聴人からその資料を回収してしまうのです!いずれ捨てるのですから(実際、ある会議の職員さんは「捨てる」と言っていました)是非持ち帰らせて下さいと懇願しても、「欲しければ隣の情報公開の部屋で手続きを取って、コピー代1枚10円を払って下さい」と言うのです。

情報公開の部屋でコピーをして持ち出すのであればコピー代を払うのは致し方ないのかもしれませんが、ソモソモが傍聴席に用意された資料そのものを渡してくれればいいのですが、今日は「部屋から持ち出してはいけません」とまで言われてしまいました。
委員さんにはそのような制限はなく、皆さん資料はもらって帰ります。何で傍聴人は(捨てるであろう)資料をわざわざ情報公開の手続きを取らないといけないのでしょうか。

この状態が続く限り、浦安市の各種審議会や委員会を傍聴しその資料を持ち出すときは実質有料の会議となってしまうわけです。真剣に会議内容を聞こうとすると、当然に入り口でもらえる資料に書き込みをするのは当たりまえ、でも帰り際には「返却してください」と言われるのです。時間を割いてまで傍聴に行く人に用意された資料を回収する根拠は一体どこにあるのでしょうか?

市民に広く開かれた審議会・委員会でなければならないのに、全く持って私は理解できません。

本当に不思議な自治体です。

昨日は「環境審議会」でした。環境に負荷のない施策を話し合う会で、「ごみゼロ運動推進事業」なども対象でした。無駄を如何になくすかを議論するのは良いのですが、足元の審議会でごみとして捨てる資料を有効利用すること(傍聴人に無料で資料を配布すること)もテーマにしては如何ですか!

 


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液状化対策

2018年02月04日 | 液状化対策

先月開かれた舞浜地区液状化対策についての記事が朝日新聞千葉版に載りました。
この記事には、新しい工法でいくらの増額になるのかには全く触れられていませんが、市民(工事の直接の影響を受ける舞浜地区の市民は勿論ですが、工事には全く関係ない市民も)はそこが一番知りたいことだと思うのですが・・・。

朝日新聞2月3日記事

 


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液状化対策

2018年02月03日 | 液状化対策

昨日お知らせしたように、先月開催の舞浜地区説明会資料は直接担当課に出向いても手に入れることは困難でした。
が、既に市民の手には渡っているようです。

こんなHPがあります

こちらのサイトは、舞浜の工事に関してアンケート調査までしているようです。


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液状化対策

2018年02月02日 | 液状化対策

先月27日、舞浜地区対象に液状化対策の説明会がありました。

当然にそこでは資料を配布して説明が行われたので、本日その配布した資料を貰いに担当課に出向きましたら、断られました。
断りの理由は、「対象地区の市民に配布したもので、当時はマスコミも入れなかった」とのことでした。

配布対象は対象市民であっても、その内容は国税を使った工事であり(市民税も入っているかもしれない?)私は大いに関心があるわけです。
議会でも、何度も舞浜工事のことは取り上げてきた経緯もありますし、これからも当然に問題にしていくつもりですので、一度配布した資料は「資料提供」と言う形で情報公開の手続きなど取らずに要求する市民には出すべきだと主張したのですが、平行線でした。

配布資料そのもは、該当地区の市民の方にお願いするれば入手は可能なのですが、市は何ぜここまで固くなに開示を拒むのでしょうか。余程市民には知られたくないことが書かれているのでしょうか。

 


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学校給食 異物混入

2018年02月01日 | 学校給食

小学校学校給食で異物混入がありました。以下は、市HPからのものです。

学校給食の喫食中止について

 平成30年1月29日(月曜日)の小学校の給食で提供する予定であった「みそ汁」に異物の混入が考えられたことから、喫食を中止しました。なお、児童への配膳前の発見であったため、児童はみそ汁を喫食していません。

対象小学校
浦安・南・北部・見明川・美浜南・東・舞浜・美浜北・入船の市内9小学校

中止の原因
千鳥学校給食センター第一調理場において、味噌を液状に撹拌するために使用した金属製ミキサーを洗浄した際に、直径約10から15ミリメートルのナット及び円形ワッシャー3種が脱落していることに気が付きました。
調理場内でナットなどを発見できず、みそ汁への混入が考えられたことから、安全のため配膳及び喫食を中止したものです。

点検及び改善策
当日のうちに、第一・第二・第三調理場の調理器具すべてのネジ・ボルト・ナットなどの状態を点検した結果、該当箇所以外すべて正常な状態であることが確認できました。
今後は、ネジ等専用のチェックリストを作成し、毎日、責任者が使用前・使用中・作業後・洗浄後に調理器具のネジなどの状態を確認することとしました。

その他
喫食を中止したみそ汁については、後日、代替のものを提供する予定です。


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