ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

委員会、審議会傍聴は有料?

2018年02月06日 | 情報公開

自治体は、市民代表や有識者で構成された各種審議会や委員会を設置して、その会議は基本的に傍聴が認められています。

私は、昨日は環境審議会、今日は学校給食運営委員会を傍聴しました。そこでは当然議題に沿った資料が用意されています。部屋に入る時に渡される場合もありますし、傍聴席の椅子の上に準備されている場合もあります。この資料があるので議事進行内容がスムーズに理解できるので大変助かります。

時にはその資料に書き込みをしたりして、議事内容の理解を一層深めるのですが、浦安市はなぜか会議が終了すると傍聴人からその資料を回収してしまうのです!いずれ捨てるのですから(実際、ある会議の職員さんは「捨てる」と言っていました)是非持ち帰らせて下さいと懇願しても、「欲しければ隣の情報公開の部屋で手続きを取って、コピー代1枚10円を払って下さい」と言うのです。

情報公開の部屋でコピーをして持ち出すのであればコピー代を払うのは致し方ないのかもしれませんが、ソモソモが傍聴席に用意された資料そのものを渡してくれればいいのですが、今日は「部屋から持ち出してはいけません」とまで言われてしまいました。
委員さんにはそのような制限はなく、皆さん資料はもらって帰ります。何で傍聴人は(捨てるであろう)資料をわざわざ情報公開の手続きを取らないといけないのでしょうか。

この状態が続く限り、浦安市の各種審議会や委員会を傍聴しその資料を持ち出すときは実質有料の会議となってしまうわけです。真剣に会議内容を聞こうとすると、当然に入り口でもらえる資料に書き込みをするのは当たりまえ、でも帰り際には「返却してください」と言われるのです。時間を割いてまで傍聴に行く人に用意された資料を回収する根拠は一体どこにあるのでしょうか?

市民に広く開かれた審議会・委員会でなければならないのに、全く持って私は理解できません。

本当に不思議な自治体です。

昨日は「環境審議会」でした。環境に負荷のない施策を話し合う会で、「ごみゼロ運動推進事業」なども対象でした。無駄を如何になくすかを議論するのは良いのですが、足元の審議会でごみとして捨てる資料を有効利用すること(傍聴人に無料で資料を配布すること)もテーマにしては如何ですか!

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする