6月議会に向けて他市の入札制度について調べていたら、こんな報告書に出会った。
「入札制度についての議会からの提言」、こんな議会があったんだ!
平成20年、談合防止法違反事件が浦安市で発生した時(県警ではなく特捜が動いた事件)、一般質問で私はしっかり取りあげたが、肝心箇所は削除された!
こんな感じで削除された。↓ 平成20年6月 定例会(第2回) 06月24日-04号
※「--------」箇所は発言が削除されたことを意味しています。「-」の数だけ言葉が削除されたことを意味しています。
私は、1回目にきちっとお答えいただかなかったから2回目の質問として、さらに再度聞きました。例えば、落札率のからくりあるいは操作。言葉はともかく、落札率をどのようにここで動かしていたか、そこの説明を、供述調書の中に出ていましたでしょうと。コメントは要らないと言っているんですよ。事実がだらだらと書かれた箇所、ありましたでしょう。ご本人、この先生が言った箇所もあるし、あるいは関係する業者が発言していた箇所もある。
○議長(秋葉要君) それは答弁漏れを指摘している話ではありませんので、どこがどうなのかということだけ言ってください。
◆(広瀬明子君) ですから、落札率のからくりの説明が漏れています。答弁漏れですということです。
○議長(秋葉要君) 副市長。
◎副市長(中村健君) 再三でございますが、供述調書に記載されました事項へのご質問につきましては、コメントというよりも、公式にお答えできない、する立場にはないということでございます。
以上でございます。
○議長(秋葉要君) という回答でございます。
(「今のは答弁拒否ではないですか」の声あり)
○議長(秋葉要君) 答弁拒否とは、議長としてはなかなか認められないんですが。いわゆる供述調書をもとに聞いている、ただし市の方は供述調書をもって回答する立場ではない、このように質問者に対して答弁をしている、このように判断をいたします。
3回目の質問をしてください。
広瀬明子君。
◆(広瀬明子君) 今のは実質、答弁拒否ではないか。正直言って市側はお金を使って、人件費を使って書き写す、どこまで、要約とはいえ書き写しに行ったわけですよね。それを、何をそこで書き写してきたのかということの質問を個別にいろいろな、こういう場合は、ここのことはどういうことを書いてきたんですかと聞いているんですよ。なぜそれが答える立場にないんですか。コメントを求めていないんですよ。書き写してきた内容、それは事実に即して要約を書いてきたわけですよね。何でそれが今、お答えしていただけないのか。
特に、昨年6月14日11時に行われた入札執行、これは非常に大きな問題をはらんでいたという意味で、私はしつこく聞いているんです。
例えば、これ7社、市側が指名していましたね。そして2社辞退、1社が失格、最終的には残り4社で入札に参加しております。これが、ここで競争性が担保されていたのかどうか。そちら側が、どの職員が行ったか知りませんけれども、事実をきちっと、供述調書を要約とはいえ書いてきて、事実をきちっと把握してトップの方に報告しているのかどうか、その問題にもなるんですけれども、例えばこれに関連して、今の6月14日の入札に関連して、私が供述調書を読んで書き写してきた限りで言いますと、私は要旨ではなくて、なるべく事実を一生懸命書こうと努力して、自分の頭の中にたたき込んで、家へ帰ってまたパソコンに打ち込んだりしてきたんですけれども、この中で---------------で入札入れていますね。これを供述調書の中で、ある業者がこういうことを言っていますよ。これが報告として入ったかどうか、では、こういう形で質問を切りかえます、3回目。
---------------------------------------------という供述部分があるんですよ。それは伝わっていますか。それについて、まずお答えください。
それから、3回目の質問をまとめてさせていただきます。
同じ6月14日のこの入札で、例えば--------------という会社、ありましたね。これはなぜ入札に参加したのか。その理由を、要旨で結構です、書き写してきて報告が上がっているのかどうかお答えください。
私が調べた限りですと、---------------------------------------------------------------------------------------------、こういう言葉が出てきますよ。そういうことを要旨として書き写して、市の職員は報告していますか。もししていないのであれば、その報告そのものが無意味だと思います。ですから、私が今、指摘したようなことが報告されているのかどうか、あるいは、同じ日の入札で-----------------------------------ということがはっきりと出ております。こういうことが報告として上がっていたのかどうか。
それで、例えば今、言いました-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------。それが事件として浮き彫りになってきているんです。それをどうするかという、それに対するコメントはともかくとして、そういう事実があったんですよ。
これは市長に言わせると、供述調書というのは警察官の作文だとある大事な事件でおっしゃったから、これもそういう形でおっしゃりたいのかもしれないですけれども、殊この事件に関しては、ほとんどのものが文書で残っている。皆さんこの業界の人たちですからパソコンで、すべてメールでやりとりしていたというね、それがほとんど押収されていますよね。ですから、ここに関しては市長、言わせていただきますけれども、決して作文ではない。確かな証拠がすべて残っているんですよ。そういうことが報告として、要旨、何人の職員で行ったか知りませんけれども、上がってきたのかどうか、それについて3回目の質問でお答えしてください。
それからもう一点、落札率を下げた、私がからくりがあったという話、それどう報告されていましたかということを再三お伺いしましたけれども、一切説明がない。
これは、-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------、そういう行為も供述調書の中には出ています。
これについての報告、要旨で報告はありましたか、ありませんか、お伺いいたします。
それから、4月18日のあれで私たち議員全員協議会で「この職員さんは指名に何かかかわりましたか」と言ったら「かかわっていない」という担当者のお答えでしたけれども、供述調書の中にはしっかりと、----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------。
ですから、こういう事実を一つ一つ見ていかないと、この事件というものが私は浮き彫りにならないだろうと。別に私はこの先生が憎いとかそういうことではなくて、何でこういうことができるのか、そして、これはこの先生、この部署だけではない、蔓延しているんではないんですかというね。
それは、何度も言いますように、ライオン事件がまさに同じパターンだったんですよ。どこが同じかというと、入札に参加した業者さんは本当に操り人形で、価格を自分で動かすことができなかった。今回の事件はまさにそうです。ライオン事件もそうではないですか。市側から開示請求して私が手に入れた見積書、各社が出したものを見ると、落札した業者さんにはかなりの安い価格で落としていて、どうでもいい業者さんには平均91%でライオン商品を入れているという数字が出ているわけですよ。今回のこの事件でも全く同じことが業者間で出てきているんですよ。---------------------------------------------------------------------------------というようなくだりが何カ所かで出ているんです。
そういう説明が要旨の中で上がってきたのかどうか、それについてお答えください。
以上、3回目です。