ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

懲戒処分 その4

2012年09月27日 | 議会
今月19日の一般質問中の私の発言が問題になり、結果懲戒処分を受けることになりました。正式には、9月議会最終日(10月1日)に処分を受けるようです。

以下は、懲罰対象にされた19日の一般質問のテープ(事務局からもらう)を起こしたものです。(注:削除箇所は、テープが消えています。)

ひろせ:件名4モニュメントに行きます
件名4モニュメントに行きます

要旨1にありますように、モニュメントが高洲中央公園でなければならない理由をお伺いします。まず、6月議会に高洲中央公園に残すのはやめていただきたいと言う請願が議会に出され、残念なことに賛成少数で否決されております。当局はこの請願を受けて何らかの対策をお考えになったと思うのですね。市民の声に耳を傾けると言う意味で、何らかのアクションが起きたであろうと思うのですが、どのような対応を考えられたのか、確かに、最近出てきた広報では何が何でも高洲公園で行くんだと言うような写真が公表されてましたけれども、あそこまで行くにあたって何か内部で検討されたと思います。教えて下さい。

総務部長:震災のモニュメントにつきましては、これまで市民や議会等で様々な意見を頂いてきたところですが、その都度震災モニュメントの設置目的などをご説明してきたところです。今回前回の議会の中でも請願が出され、否決されたということですので、予算にも計上してございますので、粛々と事業を進めて行こうと言うことで考えております。ただ、設置に当たりましてはこれまでも説明してまいりましたが、外観に配慮して行きたいということで、先般広報の方にイメージ図をお示ししたと言うことでございます。

ひろせ:外観に配慮すれば良いとかそういう訴えではなかったと、私は思うのです。東北でも同じような問題が起きてテレビでも放映されてみておりますけれども、やはりそこに残してほしいという意見と、残さないでほしいという意見が割れているというのが分かるのですけれども、議会に請願まで出してきて、当然議会では否決されましたけれども、議会で否決したからそのままでいいという議論と言うのは私は可笑しいと、と言うのは以前議会でこういうことがありましたね、これは陳情です、陳情を議会で蹴った、何の陳情かと言うと、病院に小児外科を残してほしいといういう、市側は小児外科を切るんだと言う形で話を進めてました、そして陳情が出てきて、「小児外科は残してほしい」との陳情が出てきて、議会もそれを蹴りました。私はこの陳情は賛成討論して全部議事録残っております、結果的に議会は×否決したけれども、結果的に市はあそこを残しました。小児外科医を残してくれております。
(削除:以下「」の私の発言は削除⇒「議会が反対してもそんなに拘束されないで良いんですよ。そういう事例があるんだから」という内容の発言を行った。)

本当に市民の総意に沿ってやって私はいただきたいと思いますので、是非、請願の趣旨、今回は再度強い思いで市長には確か1500筆以上の請願というかお訴えが出ていると聞いておりますけれども、是非再考はしていただけないものなのでしょうか。

議事進行 宝:ただいまの発言の中で
(削除:ただしこの時「軽視」の言葉が出る。)  
発言がありましたが、我々議会としては全く持って認められない発言だと思っていますので、訂正なり取り下げると言うことで対応をして頂かない限りは納得いきません。

ひろせ:私は事実、じゃ~、議会でみなさん怒ったのですか、あの時、否決した陳情を。
市側にこういうことが事実としてあるのだから、是非この請願の趣旨をくみ取っていただきたいと言う意味でお願しているだけです。

議長:広瀬明子君に申し上げます。宝新君より先ほどの議会に対する暴論と言えばいいのでしょうか、
(削除 ここで議長から「無視」という言葉が出てくる。)それに関して議長より訂正を求めて注意してほしいというような内容だったと思います。私も宝新君が言ったことに、考え方に同意でございます。訂正もしくは取り下げを求めます。

ひろせ:私は事実を述べただけですので。

議事進行 秋葉:ただいまの宝新君議員の議事進行でございますが、広瀬明子議員のこの発言は、議会を冒涜する、

(削除:ここでも「無視」という言葉が出てくる 。 )
これは市当局に対しても、こんなことがあっても良いのかと、私はそのように思います。議員としてあるまじき発言でございます。浦安市議会のこれは決定として、なんとしてでもこれはしっかりと、決着をつけなければいけない、このように私は思いますが、議長の方で取り計らい、宜しくお願いいたします。

議長:先ほども申し上げましたけれども、私も同様な意見でございます。
広瀬明子君に申し上げます。訂正もしくは取り下げ、あと謝罪と言う言葉もあったように思います。広瀬明子君の答弁を求めます。

ひろせ:あくまでも事実を述べただけですそういう事例がありましたよと市側に示すことはいけないのですか。それは議事録を見ていただければわかるはずですよ。
(削除、ここで私は「無視しても良いと言うのは言い過ぎ」と言い、発言の取り消しを申し出た。)

:私は自分からは「軽視」「無視」という言葉は一切使っていない。「拘束されない」と言っただけです。
議事進行を掛けた宝議員が「軽視」という言葉を使い、その後議長が「無視」という言葉を使い、次に議事進行を掛けた秋葉議員も「無視」という言葉を使いました。
「拘束されない」と「軽視」「無視」とは意味が全く異なると私は思っています。
しかし、議長に促され「無視」という言葉を使って発言を取り消しました。

私が使用していない言葉、軽視⇒無視と言葉が一人歩きして行きました。

でもそういう事例が過去にあったということは取り消しませんよ。

議長:暫時休憩します

長:テープを記録を精査しまして、後刻それが間違っているかいないかもう一度確認します。それで可笑しいようであれば議運を開きます。

それでは一般質問を継続致します。

ひろせ:あそこに作ってほしいという要望書というのは市の方に届いているのでしょうか。


休憩を取り消し再開


ひろせ:高洲中央公園に「何としてでもモニュメントとして残してほしい」と言う市民からの意見は市側に届いているのでしょうか。

総務部長:高洲中央公園に残してほしいという声はきいてはおりません。ただ高洲公園に残すと言うのは以前からご説明しておりますけれでも、東日本大震災の記憶を風化させずに後世の記憶にしっかりとどめるために実際の場所に置くと言うような考えで設置すると言うことでございます。

ひろせ:高洲中央公園ではなく他の場所に移動して残すと言うことは選択肢としてはお考えにはならないのでしょうか。
特に今回も、6月に続けて、二度にわたって市民からのお訴えを頂いているわけで、あれを全部消せと言うことではなく、あそこではやめてほしい、そういうことを検討はされてこなかったのでしょうか。

総務部長:実際にあった場所に残すことが、やはり後世の記録にとどめるということで必要なことであると考えております。そういうことで、これまでもご説明してご理解しているものというふうに考えていますので、その場所に残したいと考えております。

ひろせ:東北なんかでは場所を移動して残すという案も出てるというふうに聞いておりますが、そういうお考えはないのですか。

総務部長:先ほどお答えした通りです。

ひろせ:市民と一緒に街をつくると言うことを市長は常々協働のまちづくりと言うことをおっしゃっていますが、まさにこういう意見が出てきたときに、たくさんの、特に今回1000名以上の1000筆以上を超えるものが出ていていると聞いていますが、その人たちの声に耳を傾けるおつもりはないのでしょうか。特に今、何が何でもあそこに残してほしいと言う意見が沢山あるのであれば、それは比較衡量してどうしようかと考えるのは分かるのですが、「あそこに絶対残してほしい」という強い意見がない、「あそこに残してほしくない」という強い意見がある時、何故それに耳を傾けることをしないのか、お答えください。

総務部長:先ほどからお答えしている通り、実際にあった場所でそこに残すことが意味があるというふうに考えておりますので、その場所に設置したいというふうに考えております。

ひろせ:納得しませんが平行線ですので、これは結構です。

以上がやり取りの全てです。

この結果が戒告処分です。

モニュメント完成イメージ


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