ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

食器購入 その(2)入札は高くつく

2005年05月08日 | Weblog
       入札により1枚あたりの単価が高く
       なってしまった皿


私は市議になり入札改革を事あるごとに訴えてきました。このブログでも数回に渡り入札について書いてきました。
入札は、何のためにするのでしょうか?

入札を行う目的には「公平性、透明性、競争性」があります。
一定の条件さえ満たせば誰でもが参加できる公平性です。
また、裏で談合等がなされないように様々な工夫が施され(浦安市は、この透明性は十分ではありませんが)、そのプロセスが市民に見えるようにしてあります。透明性がこれにあたります。
競争性、これは多くの業者の参加を促し、一社独占で高い値を付けさせないための競争原理を働かせたものです。

しかし、本当にこれらの目的通りに入札が行われているのでしょうか?

昨日に続き、食器購入の数字を追っていたら、「入札にしたら高くなっていた」事例が出てきました。
浦安市の場合、80万円以上の物品購入に関しては「入札」を行うことが決められています。
80万円以上の高額は入札制度で「公平性、透明性、競争性」が担保された形で行われるので、不当に高くはならないと思われるのですが、実際は逆の現象が起きていました。
入札にしたら、皿購入時の単価が随意契約のときよりも高い値で落札されていました。

常識では考えられない、信じられない数字です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食器購入 その(1) | トップ | 食器購入 その(3) 入札は... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事