ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

政務調査費問題その12(平成18年9月議会から)

2007年02月03日 | Weblog
広瀬:
まず政務調査費の問題、市長は私に対して議員としての自覚云々とおっしゃいましたけれども、市議として私はこの議場で取り上げていますので、そこはお間違いのないようにしてください。一市民としてここで座ることもできません。市議として、議事録にこの違法な使い方を残すために、そして市長がやらないことを残すために私は提案しているだけです。お間違いのないように。
それから、先ほど私がミスがありますよと指摘しましたけれども、6月議会のと違いますよと。11枚ありますよ。具体的に言うと、田所議員の新聞代9枚、それから電話代2枚、これは第三者名義でないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
それからさらに、飲食費の問題を私は取り上げています。当時の浦安21、今もその関連の議員がここに残っておりますけれども、お食事代としての領収書、全部で94万2,557円、オリエンタルホテルで18枚、オリエンタルホテル関係で約70万円出ていますよ。これをなぜ放置するのか。
そして先ほど、放置する理由として、我が浦安市の条例では返還請求できないと、そういう規定がないということをおっしゃいましたけれども、私が再三指摘しています島田市の条例をお読みになりましたか。あそこはそんなのないんです。あれば、あの市長も条例に基づいてやるんですよ。なぜ不当利得返還請求をしたかということ、そこら辺の法律的な解釈の問題ですから、顧問弁護士と相談して、松崎市長もぜひ前向きな取組みをお願いしたいと思います。
そして、私は広報を取り寄せてほしいと。これは広報です。私がいただいてきました広報で、昨年11月、2ページ、見開きにわたって、先ほどそちらで説明がありましたホームページに載っているのがそのまま色刷りで出ています。それで、違法に使って返還請求に応じざるを得なかったおわび文まで載ってくるという、ここまできちっと襟を正すことが必要だと思って、私は再三提案しているんです。
こんなの市長がやらなくても、議員が自主的に返還すればいいんですけれども、例えばお食事代、もう一度言います。アトレのじゅうじゅ、オリエンタルホテル、あるいはこの会派はカラオケ代までここに入っています、1万円。あるいはしっぽく料理の浜勝、長崎に視察に行っております、2万2,470円。こんなものがなぜ政務調査費で認められるのか、私はそれこそ議員としても納得できないし、市民に聞いても皆さんびっくりします。ですから、そういうのは早目に返還請求をしていただきたいと言っているだけの話です。
以上、これについてのご答弁をもう一度お願いいたします。条例がなくてもやる気があればできる。島田市がそれをやっています。


市長:政務調査費に関連してですけれども、先ほど私の答弁を勘違いしているようでございます。今、広瀬議員は一市民ではないと、議員としてみずから直接、他の同僚議員、先輩議員に、あるいは議会全体にも働きかけを行うことができる、そういった特権を有していると。私に求める以前に、先ほども議会自らが考える問題ですということは何度も答弁をさせていただいておりますので、そういった言動がされたのかどうか、私は確認して知りませんと。まずすべきではないですかということを申し上げました。それをしないで、いたずらにこちらを批判のターゲットにするというのはちょっといかがなものかということを申し上げました。

※私たち市議は他の議員に対して、不当利得返還を求める事は出来ません。市長しかできないのです。どうも市長はその意味が分かっていないようです。

議会事務局長:件名1に関しまして、政務調査費の中の内訳として、新聞代のほかに電話代を含めると11枚あるのではないかというお尋ねでございます。
この件に関しまして、事務局で把握しております領収書としましては、電話代の支払い証明書がございますが、これにつきましては、事務局で保管している範囲の中では第三者名義という扱いにはなってございません。

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