ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

死刑制度

2009年07月27日 | Weblog
裁判員制度が近々始まろうとしています。
私には裁判員の通知は来ませんでしたが、この制度の導入に当たり改めて死刑制度についてい考えてみました。

私はいくつかの理由で死刑制度には反対ですが、それはそれとして、最近「死刑のすべて」(坂本敏夫著・文春文庫)を読みました。
著者は各地の刑務所看守をしてこられた方で、映画「13階段」のアドバイザーもされた方です。
看守する側からの死刑制度についての書です。

あとがきにこんなことが書かれています。
「私が死刑を語り、詰まるところ“死刑制度は存続させ、処刑の反対”を訴えるのは、朝日新聞の社説にもあったように、国家が殺人を犯す戦争には、いかなる事情があろうとも絶対反対の立場をとるからである。
おわりに、アメリカとイギリス、それにイージス艦を派遣した日本によるイラク攻撃が回避されることを強く願いつつペンを置く。」

裁判員制度が出来、誰でもが「明日は裁判官」になってしまうのですから、死刑制度について考えていく行く必要があります。ご一読を。
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