ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

自転車専用道路 その3

2009年08月15日 | 自転車による街づくり
三鷹市の後は、江東区亀戸地区を視察した。
JR総武線亀戸駅前にある京葉道路沿い400Mが自転車専用道路となっている。

こちらも2m幅のものが設置されている。
もともとが片側4車線あったもので、1車線が自転車専用道路になった。


放置自転車に対する警告もある。


専用レーン内では、自転車も自動車同様左側通行だ。


都内三か所を回り、それぞれの自転車専用レーンを見たのだが、どれも歩道内に設置したのではなく、自動車道路内に設置してるのが特徴である。
最初に行った幡ガ谷には自動車道路との間に柵が全くなく、利用するにはよほどの覚悟が必要ではと思った。勿論、自転車は基本的には自動車扱いの乗り物であるから自動車道を走るのが筋であるが、自動車に巻き込まれる危険性を考えるとどうしても歩道を走りたくなってしまう。

実際三か所中幡ガ谷だけが柵がなかったのだが、歩道を走る自転車数が一番多かった。自転車専用レーン1に対して歩道走行1.5位の割であり、明らかに歩道を走る自転車数が多かった。また、女性のほとんどが歩道走行であった。
幡ガ谷を視察したのは、午前8時だった。本来ならばこの時間帯は通勤者が多い筈だが、13日のお盆と言うこともあって、通勤者らしき人の走行はほとんど見れなかった。また、昼間だと光景が随分と変わるのではないだろうか。中年の女性が買い物で街に出る時間帯、この柵なき自転車レーンをどれくらい利用するのか疑問である。

三鷹市かえで通り(視察時間午前9時過ぎ)や亀戸京葉通り(視察時間午前11時過ぎ)も歩道走行者はいたが、その割合はかなり少なかった。大よそであるが、自転車専用レーン1に対して歩道走行は0.5以下とその違いは歴然としていた。
両市とも、自転車レーンが2m幅なのでかなり余裕があり、対向車同士がすれ違うことも可能な幅であり、実際対向車がすれ違う場面を何度も目撃した。
一方、幡ガ谷では、1.5m幅で柵もないので自転車レーン内を対向車が走ることはないようで、常に自動車と同じ方向に自転車は走っていた。

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