ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

9月議会答弁

2014年11月19日 | 議会
9月議会動画を文字にしてみました。
ダイエー関係は既にお知らせ済みですが(11月16日にUP)、順次他の質問もUPしていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・
広瀬:
3番目、件名3.情報公開にいきます。要旨1、新年度予算。細目1、少子化対策基金30億円の内訳。この内訳については、これも岡本議員のほうからのご質問で、内訳が詳細な内訳はなかったんですけども、考え方というものがわかりました。先ほどのご答弁を前提にお伺いいたしますけれども、そもそも30億円というお金を予算計上するときに、向こう10年間にこの少子化対策を、どういう事業をするという計画をある程度つくって、それに対する費用を振り分け、それらを積み上げた結果、合計金額が30億円になったという、その30億円ではないということですよね。先ほどの説明を聞いてますと、どうもその向こう10年間に行う事業名が、事業が、名前はともかく事業内容が、具体性が見えてこない。にもかかわらず、30億円というお金だけが出てきているもので、12億円については先ほどのご説明でわかったんですけども、残りが見えない。というのは予算化の段階では30億円の内訳というのは明確なものはなかったと理解してよろしいんでしょうか?

議長:こども部長 カネコ ノボル君。
部長:少子化対策基金につきましてですが、先ほどの議員の一般質問の中でご説明申し上げましたが、今年度の事業の年間支出見込み、これはあの通し予算見込む時に、すでに見込んでおりまして、それが約一年間でランニングコストとしては1億2千万円ほど、結果的にはかかることになるんですけども。その場合は新規事業、あるいは中間期に変化する社会情勢、子育て環境に対応するための見直しをはかる必要があることから、それに対応する経費を見込んで合計で30億としたものでございますので、そういうことで少子化問題に対応していきたいという風に考えてございます。以上です。
(何を言いたいのかさっぱりわからに説明でした。ですので、結論的に以下の発言をしてしまいました。↓)

議長:広瀬明子君。
広瀬:はい。わかりました。具体的な事業というのは考えてはいないけれども、まあ30億円ぐらいは作ったと、数字を出したと理解させていただきます。

   同じく細目2、財政調整基金残高予測についてお伺いいたします。これは、総務常任委員会の予算審査委員会のときに柳井委員が聞かれ、私も質疑をした問題の延長なんですけども。そもそも、30億円なりを動かすにあたって、財調が、当然、減りますよね。そうすると、向こう何年間、あるいは10年間ぐらいのを、第2期基本計画実施計画という中で、当時ですよ、すでに、平成29年度は財調残高いくら、平成32年度は財調残高いくらと数字が入っているわけですよね。これが変わるわけですよね。これが、どういう風に変わるんですかということを聞きましたらば、今年の3月の予算審査委員会でですよ。そうしたら予算が通ってから計算するって、ちょっとびっくりするような発言が出たんですけども。これ当然、もうすでに予算通ったから計算したと思うんですけども、これはだいたい、平成29年度、平成32年度、財調基金残高はいくらになるということになったんでしょうか?数字をお示しください。

議長:財務部長 コカジ シュウジ君。
部長:はい。財政調整基金残高の今後の推移につきましては、これまでも毎年度、長期の財政収支見通しの中でお示しをしてきました。現在、市といたしましては平成26年度の通し予算、また平成25年度の決算、あるいは国の動向などを踏まえまして長期財政収支見通しを試作中ですので、試算中ですので、改めてこの財政調整基金の推移も、見通しを立てていきたいと考えています。

議長:広瀬明子君。
広瀬:まだ数字がでないという。なんでそんなに拘るというかと、先ほどの基本計画41ページですよ、平成29年度末の残高については約127億円を見込みましたと。この127億円というのは「平成30年度以降の次の10年間の計画事業費財源の一部として、また健全な行財政を維持していくための財源の一部として確保する」と書いてあるんですよ。これが、大幅に減るということは、健全な行財政が維持できるのかなというね、そこを心配するから、なんどもなんども聞くんですけど、いまだに数字を頂けないということですね。ちょっと、びっくりしてますけども、これは堂々巡りですので結構です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※予算の提案時に、特に26年度新年度予算では30億円も財政調整基金から特別基金にお金を動かす提案をして来たのです。
財政調整基金は、(市側の説明によると)「健全な行財政を維持して行くための財源の一部として確保」しているのです。それを30億円も特別基金に組み入れてしまうには、しっかりした説明があってしかるべきだと思っていました。
当然に、当初予定よりも財政調整基金は減ります。ですから、それがどれくらい減ることを予想したのかの説明は、当初予算提案時に行われるものだと思い質問をしたのです。
3月の予算審査委員会では、「予算が通ってから計算する」との答弁には、本当に驚きました。予算案を提案するときに、「財政調整基金を30億円取り崩すが、同基金の今後の見通しはおおよそこれくらいになります」との説明があって当然だと私は考えていました。
予算審査時にも説明できない、また、「予算が通ってから計算する」と言ったのに、予算が通って半年も経ったのに、答弁は上記のものでした。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北栄三丁目の1600坪の土地を... | トップ | クライストチャーチ »
最新の画像もっと見る

議会」カテゴリの最新記事