ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

不正請求 その14

2015年12月18日 | 福祉・情報公開

 

不正請求で訪問介護と居宅介護の指定取消へ- 下関市

2015年10月14日 17時30分

架空のサービス提供記録に基づき、介護報酬を不正請求したなどとして下関市は、NPO法人「ケアマネジメント・オフィス いそっぷ」が運営する同名の訪問介護事業所の指定を介護保険法に基づき取り消すと発表した。取り消しは11月30日付。合わせて同じ事業所内に併設された介護予防訪問介護や居宅介護支援についても、介護保険法に基づき、同日付で指定を取り消す。【ただ正芳】

下関市によると、訪問介護事業所「ケアマネジメント・オフィス いそっぷ」では、2013年12月から今年8月にかけて、実際は提供していないにもかかわらずサービスを行ったとする架空のサービス提供記録を作成。それに基づき、介護報酬を不正に受給した。また、管理者やサービス提供責任者を常勤で配置していなかったにもかかわらず、市の監査に対しては配置していたなどと虚偽の答弁を行ったことから指定取り消しに至った。

 居宅介護支援事業所は、訪問介護事業所の不正請求に合わせ、架空の訪問介護に関する給付管理票を作成。介護報酬を不正受給した。さらに、サービス担当者会議の開催や居宅サービス計画の実施状況の把握など、必要な業務を行わなかったにもかかわらず介護報酬を減算せずに請求した上、市の監査の際にも虚偽の答弁を行った。

 不正受給された介護報酬はおよそ290万円。今後、下関市が加算金も加えた約400万円の返還をNPO法人「ケアマネジメント・オフィス・いそっぷ」に求める

 

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 虚偽申請などで訪問介護の指定取消- 愛知、不正受給額は約600万円

専従できない人をサービス提供責任者として申請した上、介護報酬を不正に請求したなどとして愛知県は4月30日、「ラディエンス」(大府市)が運営する訪問介護事業所「れいんぼー」(同)の指定を、介護保険法に基づき取り消した。併せて介護予防訪問介護の指定も取り消した。不正受給された介護報酬は約600万円。【ただ正芳】

愛知県によると、「れいんぼー」では、事業所に常駐できない人をサービス提供責任者として申請。また12人の利用者について、訪問介護計画を作成せず、利用者への説明なども行わないまま、介護報酬を不正に請求した。さらに昨年12月に愛知県が監査を行った際には、一部のサービス提供記録を破棄し、虚偽の記録を提出するなどの妨害も行ったため、指定取り消しにいたった。

 愛知県によると、「れいんぼー」が不正受給した介護報酬は約597万円。今後、4保険者が加算金も含め約812万円の返還を「ラディエンス」に求める方針だ。


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