ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

行われなかった請願審査

2009年03月06日 | うそじゃないよ、本当だよ!


市が行った控訴に関して、市民から「控訴取り下げの請願」が提出されていたことは3月4日にお知らせしました。
この請願の審査は5日の教育民生常任委員会で行われる筈で、私は請願紹介議員になっていたので、準備をしていました。
(紹介議員は私の他に元木議員、井原議員のお二人も名を連ねていました。)

ところがこの請願は議案1号と趣旨が同じであるから審査はいらないのではということで、審査過程が省かれて採決のみ行われました。
採決結果は、賛成少数で「否決」されました。

採決結果は予測していたのですが、審査過程を省くとは、この委員会どうなっているのでしょうね・・・。
議案1号は、市が控訴したことの専決処分の審査でした。
そして5日午前10時から始まった委員会審査は、4名の委員が質疑を行い(約45分間)、その後採決が行われました。
その結果、議案1号は賛成多数で可決しました。

請願審査は、この日の議案審査がすべて終了後に行う予定でした。
21年度予算審査もあったので、請願の取り扱いはは午後8時近くになりました。
そして、そこでは、審査を省き採決のみを行ったのです。
委員会としては市の控訴には問題ないという結論になったわけですから、「市の控訴を取り下げてほしい」という内容の請願審査は不必要ということだったわけです。

もし浦安市の議会がいわゆる「開かれた議会」であったならば、今回のような対応はしなかったでしょう。
開かれた議会では、市民の請願・陳情・要望などは「市民による政策提案」と位置付け、市民の声を聞くことに熱心になりますから。こんな議会に、いつになったら生まれ変わるのでしょうね・・・。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 定額給付金 | トップ | 議会改革 菊川市 »
最新の画像もっと見る

うそじゃないよ、本当だよ!」カテゴリの最新記事