ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

経費

2019年01月25日 | 液状化対策

市街地液状化対策工事、対象宅地数は8930宅地、工事をヤルための前提の調査に手を挙げた宅地数は4103宅地(我が家は手を挙げていなかったのに、何故かこの数字に入れられていました。)、結局工事に着手したのはたったの33宅地。対象宅地数の0.37%しか工事をしない事業だったのです。完全に失敗だった施策ですが、議会でそのことを追及しても失敗だっとは決して認めないのが行政。不思議な世界です。

「この事業の実施に当たっては、それぞれの地域でご尽力いただいた皆様や、事業の実施にご同意いただいた皆様のご理解とご協力、さらには担当職員の献身的な取り組みにより、ここまで事業を進めることができたと考えています。また、他の多くの自治体では、この市街地液状化対策事業を断念している状況であることを踏まえると、単に全体の数に対して実施戸数が少ないというだけで、この取り組みを評価すべきではないと考えています。(昨年 06月26日の議会での副市長答弁)」

素直に失敗だったと認めて、反省し、何でこんな結果でしかなかったのかを検証し、二度と同じ過ちを犯さないようにすべきだと思います。

では、一体どれくらいの経費がこれまで投入されたのでしょうか?

12月議会で明らかになった数字です。

《工事に関する経費》

弁天   当初 9億6703万円を見込む
     最終的には 1億5、666万円
 
舞浜   当初 95億4,806万円見込む
     最終的には 8億1,332万円
 
東野   当初 9億8,690万円見込む
     最終的には 16億6、561万円
      ※16億6561万円÷33宅地≒5、047万円
      東野地区の工事には、宅地部分と道路部分を入れて1宅地に5000万円もかかった計算になります。(この中には、個人負担金.195万6,000円✖33宅地=64,548、000円も含まれています。)
 
  
 
《その他の経費》

工事前の事前調査   15億2、000万円
(内訳:復興交付金:7億8300万円  特別交付税:2億6100万円 市一般会計:4億7600万円)

 

《総額》

1億56,660,000円+8億1,332万円+16億6、561万円+15億2000万円 → 41億5590万円

 


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