ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

議会基本条例

2019年08月14日 | 議会基本条例

前年度から、議会基本条例策定に向けて会派代表者たちで動いていたようですが、改選になり新人議員が誕生したりしたことが影響したのかどうかは定かではありませんが、今議会から全員で議会基本条例に向けて特別委員会を設置しました。(6月議会で提案、全会一致で可決)

当然に全員で物事を決めていくものだと私は理解していのですが、7月23日開かれた特別委員会では、小委員会制という発案がなされました。私は小委員会とは、テーマごとに20人の委員を割り振って進めるのかと勝手に理解したのですが、どうもうそれは間違いだったようです。各会派から(今回は無会派にも割り当てはあるとのことでしたが)代表者を選び、(そこで議論したものを最終的には全員の合意をとるが)進めて行くことを意味していました。

私は大反対しました!

議会基本条例では、当然にこれまでなされてこなかった議員間討議が謳われるはずです。そうであるならば、猶更条例を作る段階から大いに議員間討議を十分に行い、開かれた議会にするための条例を作るべきだからです。

「全員で議論するとなかなか纏まらない」との意見もありましたが、纏まらないからこそ議員間で議論をして、じっくりと作る必要があるのです。勿論、一日も早くに作って、開かれた議会を市民に示すべきですが、中途半端な議論でお茶を濁した条例は好ましくありません。

また、一歩間違うと、議会基本条例は「アクセサリー条例」になりがちです。それを絶対に避けるために、しっかりと議論を尽くし、場合によっては作成過程で市民にも意見を求め、市民が納得する議会を作るべきです。

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今月19日には議会改革でお馴染みの江藤俊昭先生の講義を受けます。それに先立って、私は先生著書の「自治を担う議会改革」を読み始めています。


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