ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

政務調査費 その9(18年6月議会から)

2007年02月13日 | Weblog
広瀬:市長はこれらを返還請求すべきだと思いますけれども、なぜ何年も放置してきたのでしょうか。先日、品川区の市民オンブズマンが13年度と14年度の政務調査費を裁判に訴え、勝訴判決を勝ち取りました。返還請求を命じられたわけです。また、島田市では、市長が違法な使われ方をしていた市議たちの政務調査費の返還を求め、最終的には市議は返したと。それで裁判は取り下げられております。ただ、ある市議をめぐっては刑事告発にまで発展しているということを私は確認しておりますよ。

 まず、第三者名義の領収書を政務調査費として使うことを市長にお伺いいたします。どのようにお考えですか。3年前に私がこの議場で指摘して以来、市長はその実態をどのように調査したのか、お答えください。
 そして、私が問題にした第三者名義の新聞代、朝日新聞の新聞代の第三者名義、これは実在する人物なのか、あるいは架空の名義だったのか、当然お調べになったと思います。お答えください。島田市のように違法に使った市議たちに対する返還を求めるおつもりはありませんか。市長に、お伺いいたします。
 
(市長 松崎秀樹君登壇)
市長(松崎秀樹君) 広瀬明子議員の一般質問にお答えをさせていただきます。
 まず、政務調査費に関連してでございます。私の認識はということですけれども、政務調査費は、会派や個々の議員の調査・研究活動を円滑に進めるための一助として交付されているものであり、使途のチェックにつきましても議員活動の自主性、独立性を確保するために、議会みずからがその任に当たるべきであり、私がコメントすることは議員活動に対して干渉することにもなりかねない、こういった危惧がございますので差し控えるべきものと考えております。
政務調査費に関連して、オンブズマンあるいは島田市の件は知りません。先ほど言いましたように、議員活動の自主性、独立性を確保するために議会みずからがその任に当たるべきというふうに先ほどお答えをしたとおりでございます。

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