ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

何でこんなに似ているの?

2006年10月14日 | Weblog
世にも不思議な物語。
何でこんなに似ているの?

現職松崎市長のマニュフェスト

恵庭市の市長のマニフェスト

お時間のある方は、両者のマニフェストをじっくりとご覧ください!
表紙、挿絵の使い方、全体の構成、どれ一つとっても、とっ~ても酷似していますね!
何でこんな現象が起きたのでしょうか?

《松崎現職のマニフェスト書き出し・・・》
立候補者には「地盤・看板・カバン」、つまり組織と知名度とお金が大事だとされ、それより重要な政策はそっちのけで、公約もあいまいにして、相手を攻撃するネガティブ・キャンペーンに血道を上げるだけの候補者もいます。しかし、政治家にとって何より大切なのは「政策」です。政策は命であり、すべてでなくてはなりません。

《恵庭市長のマニフェストの書き出し・・・》
選挙には地盤、看板、かばんが必要だとされてきました。地盤は組織、看板は知名度、かばんはお金を意味します。そして選挙公約といえば、具体策を示さないあいまいな公約がまかりとおっていました。しかし、選挙は政策でこそ戦うべきものです。

《マニフェストについての松崎市長の説明》
語源はラテン語で「明示する」という意味。

《マニフェストについての恵庭市長の説明》
マニフェストの語源はラテン語で「明示する」という意味です。

偶然と言ってしまえばそれまでですが、これこそ世にも不思議な物語です。

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明日は告示です

2006年10月14日 | Weblog
市長選、明日はいよいよ告示です。
結局、現職市長×3候補者の形で選挙戦に突入することになってしまいました。
現職の不正疑惑に対しては、市民の間にかなり浸透しているようですが、しかし対立候補が3人も出たのでは票が割れるだけで、結局のところは現職が有利になるだけのような気がします。

そんな中で、何としてでも現職を退陣に追い込みたいという市民が立ち上がり「クリーン勝手連:クリーンな市政を!市民勝手連」の名称で、市内ほぼ全域にビラを配り意思表示をしてます。

その中の一部を引用します。

「どんなことをしても、バレなければいいんだ」
・・・私たちが恐れるのは松崎市長の三選によって、もたらされる浦安市の道徳的・教育的環境の決定的な破壊です。疑惑市長の存在は日々、市民に対して、特に青年や子供たちに対して「どんなことをしても、バレなければいいんだ。うまく立ち回れ。尻尾をだすな」と教えているに等しいからです。

「どんなことをしても、バレなければいいんだ」、勝手連の人たちが恐れているこの状況は、5年前の浦安市の教育委員会もにありました。
横領した教頭を警察に告発することなく、校長始め教育委員会の主要メンバーが個人のお金を差し出して「穴埋め」していた事件です。

穴埋めして、その後問題教頭を船橋市に異動させてしまい、くさいものには蓋をして隠そうとしたのです。

こんな体質のある市ですので、勝手連の人たちの憂いはとてもよくわかります。
市民が勝手連の人たちが投げかけた思いをどのように受け止め、どのような行動に出るのでしょうか。

一週間後にその結果が出るわけです。

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燃え上がらない市長選・・・その2

2006年10月14日 | Weblog
今月始めのこのブログで同じテーマで現状の市長選のことを書き、マニフェストで何故庁舎建設に触れないのか、私は素朴な疑問を呈しました。
特に現職市長がこの「新庁舎建設」を提案し、もし再選されれば加速度的にことは運びます。
だからこそ、どういう理念でいくらの負担を市民に強いるか等を具体的に示すべきです。
しかし、一切それには触れずに向こう四年間の舵取りをするなんてことは余りにも市民を無視しています。

市民の間ではこの問題が浸透していないことを良いことにして、意識的にだんまりを通しているとしか思えません。

入札改革も全く同じです。

本日の朝日新聞に千葉板でも書かれていたように、落札率100%がゾロゾロ出てくる市です。また、8月には市職員からの内部告発があり、入札に関して市の理事の「違法関与」を思わせるような事例が発覚しているのです。

にもかかわらず、入札改革をほとんどの候補者が触れないというのは一体どういうことなのでしょうか?

私は市議になって三度目の本会議に当たる平成15年の12月議会以来、さまざまな角度で入札問題を取り上げてきました。

①落札率が高いこと、②同一業者が何年にも渡り同じ仕事を入札で落としていること、③一位不動の原則が随所に見られること、④電子入札を導入しても事前に業者資格審査を行っていること、⑤昨年10月、それまで行っていた予定価格の事前公表を事後公表に変えるに辺り、議会や委員会で大反対をしたこと(結果、今年6月からは事前公表にもどりました)等々、機会あるごとに声を大にして叫んできました。

如何にわが市の入札の制度には問題があるかは常識ある大人なら分かった筈です。

しかし、丹下氏を除いてはこの問題にはマニフェストでは一切触れていません。
議会での私のやり取りを聴いていて、市長も前市議もまさか「理解できなかった」なんてことは無いはずです。

確かに入札制度を理解することはそんなに簡単なことではありません。
しかし、市長や議員は当然その全体像を把握すべき立場にあるわけで、新聞紙上で毎日のように報じられているのですからいくらでも学ぶチャンスはあります。
もし「財政の無駄」を問題にするなら、まずこの入札制度改革に手をつけるべきです。

「入札改革なくして行政改革なし」、私はこれを信条としています。

※この文章を書いている最中に手元に届いた折本氏のマニフェスト最新版は「公共調達制度を改革」の中で「公平性、透明性の高い制度に改革」と、公共調達あり方の見直しが書かれていることを付記します。

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