最近、アメリカ人のティムさん、スペインのベゴーニャさん、イタリアのクラウディアさんと私の4人でメールをシェアして話をしています。
最近私のパソコンが壊れ、新しいパソコンに買い替えたため、パソコンに慣れることやら、他、データ関連のことでパソコンにつきっきりで長い返事ができないのですが、そのまま彼ら3人の会話垣間見させてもらっています。
そんな彼らが最近話している一つが、ダルマとタヌキの話。
ダルマの話を始めたのは、ティムさん。
Hello Everyone,
Since you all enjoy Japanese art I thought this was a very interesting modern take on something very traditional.
It's a "flat pack" Daruma.
Here is the English Wiki for a Daruma doll.
http://en.wikipedia.org/wiki/Daruma_doll
と、紙で組み立てるダルマの紹介記事と、ダルマのウィキペディアのリンクを私たち3人に送ってきてくれました。
このダルマのクラフトにベゴーニャさんもクラウディアさんも大変興味深そう。
私は、3人に、
「日本には今、『Youは何しに日本へ』というTV番組があって、成田空港で帰国する外国人に何をお土産に買ったかを聞くコーナーがあります。そこでは、時々小さなダルマを買う人、小さ目の信楽焼きのタヌキを買っていく欧米人がいましたが、彼らにはこれが受けるんですかね?」
と返事をし、信楽焼期のタヌキの写真を送ってあげました。
そこで、またベゴーニャさんとクラウディアさんが、このタヌキの置物をlovelyと褒めます。
そして、このとき、ティムさんとクラウディアさんが、「自分の国にはタヌキはいない」とも。
そこで、ベゴーニャさん、日本の旅行に来た時に撮ったという、草鞋を履いた巨大タヌキの置物(?)の写真を皆に送ってきてくれました。「とてもかわいいのよ!」と書き加えて。
正直に言うと、剥製みたいにリアルで大きさが熊なみのタヌキ、私には不気味にしか思えませんでしたが、この写真を見てやはりクラウディアさんは、「本当にかわいいわ」とまた感激して書いてきたのですが・・・・うーん、二人だけなのか、西洋人のかわいいの感覚って、ちょっと日本人とは違うかも。
さて、お次はダルマ。
ベゴーニャさん、ダルマのウィキペディアを読んで、
「1990年代に、『ダルマの目入れが盲人差別』だという運動がおこった、政治家も、ダルマに目を入れるのを自粛したって話・・・こんなクレイジーなこと、スペインでしか起こらないと思っていたわ」。
クラウディアさんは、
「なんで、もっと団体に、ダルマが差別をしていないと強く説明しなかったのかしら」
と、いぶかります。
私は、まったく、ダルマ差別騒動、記憶にありませんでした。(この件は、日本語版ウィキペディアにも書いてありません。)
これについて、乙武洋匡氏のブログに書かれていて、その意見に共感しましたので、貼り付けます。
乙武洋匡オフィシャルサイト
だるまの目入れは差別か (2012年12月11日)
・・・彼のこの意見、3人にそのうち話してあげようと思いつつ・・・英語力も、頭にインストールできるソフトができないですかね。