昔(いつか、は聞かないでね)戦地から帰った
兵は、kingに礼をする前、ヘルメットの眼部分の
door?を開けて自らのidentityを明かした。これが
敬礼の始まり。
オジサンの発見でなく、戦中に大本営参謀として
活躍した堀栄三の書による=「大本営参謀の情報
戦記」(文春文庫1996年刊)。堀の発見でもないが、
戦後ドイツに駐在していて現地の婦人から教えて
もらった、という。
断捨離をオジサン、始めるうち、同書をしばらく
振りに読み返し、軍の様子に、憤慨、あきれ、
笑った。有名な軍人らが登場する。戦前の軍を
はじめ、組織として日本がじつに"緩かった"かを
活写する。
敬礼のoriginの件も、長く軍にいながら、お初
だった。敬礼を欠かさない日々だったのに。この
blogで今後、堀書、堀説を紹介するでしょう。
堀説をもう一つ。ビックリしますよ。
対日戦争について、米が検討しだしたのは、なんと
大正期。わが方は、どうか。開戦後でも、太平洋
地域の地図に事欠いていた。 堀説を初めて紹介した
のは、奇しくも本日5・15。