goo

怖がる人がバカを見る・コロナ2類は利権だった 8

怖がる人はバカを見る

コロナ2類は利権だった

 ただし、和田氏は別種の利権の存在も指摘する。

「5類への引き下げが遅れた大きな要因の一つは、急速に進んでいる開業医の高齢化です。高齢の先生方が不勉強もあってコロナを怖がり、医師会はこうした先生方の利益を守っているのでしょうが、5類への引き下げを渋ること自体、今の開業医たちの医学知識レベルの低さを象徴しています。

 加えて、テレビに出たくて仕方ない医師や専門家が騒ぎ続けています。これに対しては本来、日本老年医学界が『こんなに自粛生活を続けていたらフレイル(精神的・身体的・社会的脆弱化👈永人)が増えるからやめてくれ』と言わなければいけないし、精神科医も『うつや自殺者が増えるからやめてくれ』と言うべきなのに、遠慮して言いません」

 「5類になれば診療できる」

 医師で、医療経済ジャーナリストの森田洋之氏も「医療業界全体に、補助金という形で相当な金額が入っているので、2類を継続したくなる気持ちは理解できないでもないとしてこう続ける。

 「しかしインフルエンザ並みと言われる病気に、こんなにお金を使うのはおかしい。

医師会も、経済的インセンティブに左右されて2類のままにしようと働きかけるなら言語道断で、病院経営も大事ですが、それは国民の健康の次に置いて欲しい。

 補助金のおかげであるべき医療が歪んでいる面がある以上、正す必要があります」そう言ったうえで、「5類にするのが遅すぎたと思います。今すぐにでも類を変更した方がいいくらいです」と強調するのである。続く

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )