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小沢一郎。安保法案を潰す秘策について話そう・8

小沢一郎安保法案を潰す秘策を話そう

8・安倍の言葉遊びにひきずられてはダメだ。

  これから参議院での審議になる。安倍首相は参院で野党の一部を引っ張り込みたいと考えているようだが、極めて姑息な話だ。自分がやっていることに自信がないことの裏返し。

野党は絶対にやすやすと乗ってはいけない。そもそも今回の法案は違憲だから、修正して成立させるという類のものではない。

 対案を出して、談合して、文言だけいじくって厚化粧してやろうなんて絶対ダメ。この問題はもっと深刻に考えないといけない。一部が「何故対案を出さないのか」という世論の批判を恐れているのだとしたら、全く気にする必要はない。土台憲法違反の法律に対案を出すなんてことはあり得ない。

 また仮に、今憲法の理念と原則にのっとった法案を出しても国会は通らない。

政権を取ったら我々が憲法にのっとったきちんとした法案を出す。だから選挙で我々に多数を与え、政権を与えてください、と言えばいいのだ。

 参議院の審議では、衆院でやれなかった理念や原則論を議論すべきだと思う。

ポツダム宣言

極東軍事裁判

サンフランシスコ講和条約

日本国憲法・・・・・のそれぞれについて、安倍首相にどう考えているのかを問い質(ただ)す。

憲法9条を否定するのか、そうじゃないなら、9条をどう思っているのか。

 衆院では共産党の志位委員長がそうした原則論でいい追及をしたが、時間が短かった。

 参院ではもっと時間をかけて徹底的にやるべきだ。法案の根源はそこにあるのだから。

 そうすれば安倍首相は間違いなく答弁に窮しほころびが出るだろう。

安倍首相の言葉遊びにひきずられてはダメだ!!。良識の府に期待している。終り

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