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岩手知事選挙。 自民党岩手が谷垣幹事長へ猛抗議

安保法案(戦争遂行法案)巡り攻防

岩手自民党、谷垣幹事長へ猛抗議

 岩手県知事選は3選を目指す、実績に裏打ちされた県民の人気と評価の高い現職の達増拓也氏(51)に参議院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=が挑む。

 野党勢力が付く達増氏は、安倍政権が成立を目指す安全保障関連法案(戦争遂行法案←永人)の争点化を仕掛ける。平野氏を支援する自民、公明は報道圧力発言の影響もあり、守勢を強いられている。

『達増県政を止めさせようという国政政党が、国民的理解を得られない安保関連法案(戦争遂行法案)を成立させようとしている』達増氏は8日の定例記者会見で敵対する自民党を意識しながら、与野党対決の現状をこう分析してみせた。

 同法案をめぐる与野党の攻防は知事選構図と「根は同じ」と指摘。

 『国民の多数意見を反映する野党は達増県政を選んだ。この論理が政党の力関係に影響する』と言い切った。

知事選に向け、『安保』を争点化し、自民が応援する平野氏との違いを際立たせることを狙った発言だ。

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県議会は同日全国初となる安保法案(戦争遂行法案)の廃案を求める意見書を野党の賛成多数で可決した。民主党県連の高橋 元・幹事長は『野党が力を合わせて良識を示した。この力は知事選にも波及する』と手ごたえを強調した。

 対する平野氏は4日、同日選の県議選に立つ無所属新人の事務所開きに出席した。取材に『知事選での手ごたえは感じるが、悪いことに自民への批判の声も相当強まっている』と語った。

 前日には安倍晋三親衛隊、自民党バカ手…失礼、若手議員の報道圧力発言を巡り、安倍晋三首相が陳謝した。戦争遂行法案(安保法案と呼んで国民を騙している。実際は戦争を推し進める法案である)に加え、首相周辺から飛び出した暴論に風当たりが強まる。

 平野氏は、「衆院は7月中旬にごちゃごちゃするだろう。めげずにやるしかない」と危機感をにじませた。

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『影響を考えない振る舞いに怒りを覚える』自民党県連の嵯峨壱朗幹事長代理は、3日報道圧力発言問題で谷垣禎一幹事長宛に抗議文を送った。

 平野氏支援の先頭に立つが、「こちらは必死なのに身内から足を引っ張られた」と憤る。8日には安保法案の慎重審議を求める要望書も党本部に出した。

 与党が描く法案の審議日程に照らせば、知事選の期間中に参院審議が大詰めを迎える可能性が高い。

デリケートな岩手攻防は野党ベースで始まった。

 ◎永人所感-良識と常識に照らせば県と県民のために懸命に働いている達増卓也氏の3選は当然だろう!! 平野達男氏は小沢一郎氏に対する「裏切り屋」の評価がマイナスに働いている。

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