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事件の裏にあるもの・その5モラハラ妻に悩む夫

事件の裏にあったもの・その5

モラハラ妻に悩む夫たち

 内閣府の調査によると、25年度に全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談は

99,961件。大半は女性からだが、男性からも1、577件と全体の1・5%を占めた。問題を抱える夫婦をサポートするNPO法人『結婚生活カウンセリング協会』(横浜市)の結婚生活コンサルタント大塚ガクさん(43)は「実は男性の被害者は多い。力の弱い女性とは違い、男性は被害者ととらえられにくいので、表に出ないだけだ」と指摘する。

  男性の被害者で最も多いのがモラハラだ。大塚さんは『女性の方が男性よりも感情的にものを言う傾向にあり、言葉がきつい』とし、

女性から

『給料が低い』

『頼んだものを忘れた』・・・などと、事実を取られて攻撃されるパターンが多いという。

 被害者男性は『自分が悪いと思い込んで我慢してしまう』傾向にあるため、状況を変えるには、『自分が被害者だと気付き、周囲に相談したり、時には離婚を考えたりすることが大切だ』と強調する。

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 妻からの攻撃に耐えるしかなかった男は、我慢の糸が切れた瞬間、被害者から加害者になった。大阪地裁は『被告の心情は同情出来る一方、暴行に及ぶのは短絡的だ』として懲役3年(求刑は懲役6年)の実刑判決を言い渡した。

 法廷で妻への思いを問われた男の言葉には深い後悔がにじんでいた「若い時に知り合って、好き同士一緒になって、いいパートナーやった。すまない気持ちでいっぱいです」  終わり

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